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チェンソーマンの早川アキの死亡は何巻何話?銃の悪魔になった理由を解説

チェンソーマンの中で、読者が最も衝撃を受けたシーンの一つに、早川アキの死亡があげられます。

デンジやパワーのお兄ちゃん的存在とされ、読者からも「早パイ」「アキ君」の愛称で親しまれた早川アキの死は、多くのファンを悲しませたことでしょう。

さらに、早川アキはただ死ぬだけではなく、銃の魔人となって早川家を襲来

デンジとの死闘の末、2度目の終わりを迎えるのでした。

なぜ早川アキは銃の悪魔に体を乗っ取られたのでしょうか?

今回は、早川アキの死亡は何巻何話に収録されたのか、銃の悪魔になった経緯や理由を解説していきます。

この記事には盛大なネタバレが含まれるため、ご注意下さい。

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目次

早川アキの死亡は何巻何話?

マキマに支配され、銃の悪魔の攻撃で死亡した早川アキ。

その一部始終は、チェンソーマン9巻74話から第97話で描かれました。

74話から79話の簡単な内容は、こちら。

  • 74話…早川アキがマキマに支配される
  • 75話…銃の悪魔始動
  • 76話…マキマが7人のデビルハンターの能力を使い銃の悪魔と対峙(早川アキ1度目の死亡)
  • 77話…銃の魔人となった早川アキが早川家を襲来
  • 78話…早川アキがデンジと死闘を繰り広げる
  • 79話…早川アキがデンジにとって最悪の死を迎える(銃の魔人として2度目の死亡)

なぜ早川アキは、マキマに支配されたのでしょうか?

また、銃の悪魔に体を乗っ取られた経緯とは?

早川アキが銃の悪魔となった殺されるまでの流れを詳しくを紹介していきます。

早川アキは銃の悪魔討伐を辞退

チェンソーマンの登場人物の中で、最も銃の悪魔を憎んでいるのが早川アキです。

目の前で家族を殺され、銃の悪魔への復讐を強く願っていました。

ようやく銃の悪魔討伐遠征が始動し、早川アキの悲願が達成されるかと思いましたが、早川アキは討伐遠征から降りると言い出したのです。

なぜ早川アキは悲願だった銃の悪魔討伐遠征を辞退したのでしょうか?

新しい家族(デンジ・パワー)を守るため

早川アキが銃の悪魔討伐遠征を辞退した理由は、デンジとパワーにあります。

共同生活で家族に

マキマに頼まれ、デンジと暮らすようになった早川アキ。

十分な教育を受けていないデンジは、テーブルにジャムをこぼしまくり、大熱唱しながら長風呂、挙句の果てにトイレで寝るという、到底考えられない生活を始めます。

もちろん、早川アキは一般常識のないデンジを疎ましく感じていました。

その後、またもマキマの頼みで、パワーも一緒に暮らすようになります。

このころにはデンジもある程度人間らしい生活を営んでいましたが、パワーの登場により、またも早川アキは翻弄されることに…。

しかし、幼いころに家族を亡くし、悪魔を憎んでいた早川アキの心境は、徐々に変化していったのです。

デンジとパワーが早川の憂鬱を吹き消す

早川アキが最も2人を失いたくないと感じた瞬間は、共に北海道へ墓参りへ行った時でしょう。

毎年家族の墓参りにきては、嫌なことを思い出し、憂鬱な気持ちになっていた早川アキ。

しかし、3人で訪れたときは、憂鬱さを感じなかったというのです。

早川は、デンジとパワーががうるさくて感傷に浸る暇がなかったといいますが、おそらくこの言葉は照れ隠し。

早川アキは、自分が2人の存在で救われていることに気付き、こんなことを言ったと考えられます。

デンジとパワーを失いたくない

デンジとパワーの存在が、自分の中で大きくなっていたことに気付いた早川アキ。

その脳裏には、地獄の悪魔との戦いで、血を流して地面に横たわるデンジとパワーの姿が浮かんでいました。

姫野の時と同じように、また大切な人を失うかもしれないと怯える早川アキ。

2人を失わないために早川が出した答えは、銃の悪魔討伐遠征を辞退することでした。

誰よりも銃の悪魔討伐を望んでいた早川の申し出に、岸辺は驚きを隠せません。

これまでは銃の悪魔への復讐を原動力に生きてきた早川アキですが、今度は大切な人たちとの生活を守りたいと思ったのでしょう。

早川の中での優先順位が変わった瞬間とも言えますね。

早川も作戦へ参加

作戦辞退を申し出た早川アキですが、マキマの管理下にあるデンジとパワーは強制参加のため、早川アキ一人だけ不参加に。

しかし、早川アキの目的は、デンジとパワーを危険から遠ざけること。

そのため、自分一人が作戦から抜けても意味がありません。

結局、早川アキは当初の予定通り、銃の悪魔討伐遠征に参加するのでした。

銃の悪魔の真実

早川アキも作戦へ参加するということで、ようやくマキマから銃の悪魔の真実が語られます。

なんと、銃の悪魔はすでに倒され、拘束されているというのです。

思ってもいない事態に、早川アキだけでなく、デンジですら驚きの表情に…。

マキマ曰く、ソ連軍により銃の悪魔が目撃された時、すでに銃の悪魔は「何者か」により倒され、意識のない状態で発見されたといいます。

その後、銃の悪魔は拘束され、各国がその肉片を抑止力にお互いをけん制。

つまり、銃の悪魔の肉片が核のような扱いとなり、その保有の有無で戦争を起こさないようバランスを保っているというのです。

現在、各国の肉片所持率は以下の通り。

  • ソ連…28%
  • アメリカ…20%
  • 中国…11%
  • その他…4%
  • 日本…4%以下

銃の悪魔の肉片を多く所持すればするほど、他国より優位に立つことが出来ます。

そのため、銃の悪魔討伐とは名ばかりで、その真の目的は他国から肉片を奪うこと。

簡単にいえば、他国と戦争を始めるようなものですね。

そのことを知り、早川アキはますます銃の悪魔討伐への参加意義を見失うのでした。

早川アキの死亡経緯

ここからは、早川アキが死亡するまでの経緯を紹介していきます

早川アキが見た未来や、マキマとの関係についても触れてみましょう。

早川アキとパワーがデンジに殺される未来を予知

ある日、未来の悪魔は一方的に早川アキに未来を見せました。

その未来とは、早川アキとパワーがデンジに殺されるというもの。

にわかには信じがたい話ですが、意外にも早川アキはその未来を素直に受け入れたのです。

そもそも、早川アキに残された寿命は2年以下。

どんな死に方をするにしろ、あと2年以内には死ぬことが決まっているのです。

早川アキは、寿命と近々銃の悪魔討伐遠征が行われることから、自分が銃の悪魔との戦いで命を落とすと思ったのでしょう。

自分が死んだ後の天使の悪魔の処遇を気にし、すぐに行動を起こすのでした。

死を回避する方法をマキマに尋ねる

天使の悪魔に対し、未来の悪魔の予言を伝えた早川アキ。

もちろん、天使の悪魔に未来を変える力はありません。

そこで天使の悪魔は、マキマに死を回避する方法を尋ねてみようと提案。

早川アキもこの提案に乗り、2人でマキマの元へ向かいます。

早川アキは支配の悪魔に殺される

ようやくマキマの元へたどり着いた早川アキと天使の悪魔。

銃の悪魔討伐前日だというのに、マキマは海で誰かを待っていたようです。

そんなマキマに対し、自分の死期が近いことを告げる早川アキ。

さらに、自分が死んでも、デンジとパワーにだけは生きて幸せになってほしいと涙ながらに訴えたのです。

その背景には、弟・タイヨウの死が隠されていました。

自分のせいでタイヨウが死んだと思っている早川アキは、デンジとパワーは自分の力で助けたいと思ったのです。

ここでタイヨウを出すあたり、やはり早川アキの中でデンジとパワーは兄弟のような存在になっていたのでしょう。

その直後、早川アキはマキマの力で支配され、契約すると宣言。

天使の悪魔は一時的にマキマの支配から抜け出すも、またもマキマによって支配されてしまうのでした。

その頃、秋田県にかほ市から出現した銃の悪魔は、マキマを目指して前進。

マキマが能力発動準備に入った時、すでに早川アキは銃の悪魔の攻撃で死亡していました。

3時18分26秒の死者一覧に早川アキの名前があることから、この時点で死亡しているのが分かります。

さらに、3時18分27秒には、マキマが早川アキの生前契約悪魔・未来の悪魔を使用と記載されています。

これらのことから、早川アキはマキマに支配されたからではなく、銃の悪魔の攻撃で死亡したことが分かりますね。

早川アキが銃の悪魔になった理由

銃の悪魔の攻撃を受けて死亡した早川アキ。

しかし、銃の悪魔に体を乗っ取られ、銃の魔人となって早川家を襲来したのです。

マキマがそばにいながら、なぜこのような事態になってしまったのでしょうか?

銃の悪魔に死体を乗っ取られる

自宅で早川アキの帰宅を待つデンジとパワー。

鳴り響くインターホンから、早川が帰宅したと思ったデンジがドアを開けようとすると、マキマから電話がかかってきます。

なんと、突然現れた銃の悪魔を倒し損ね、死体に乗り移った銃の魔人が早川家のインターホンを鳴らしているというのです。

マキマから、何も考えずに戦ってと言われたデンジの脳裏には、早川が銃の魔人となる最悪の展開が頭をよぎったことでしょう。

その一方で、鼻の利くパワーは外にいるのがアキだと主張。

意を決してデンジがドアを開けると、そこには体を乗っ取られた早川が立っているのでした。

全てはマキマのシナリオ通り

早川アキが銃の魔人となった理由は、デンジの精神を破壊するため。

チェンソーマンを妄信するマキマは、どうすればデンジとポチ太の契約が破棄できるか考え、徹底的にデンジの幸せを壊すことにしたのです。

ポチ太はデンジに心臓をあげる代わりに、デンジの夢を見せてほしいと頼みました。

デンジの夢とは、普通に生活して、普通に死ぬこと。

しかし、最底辺の生活で幸せを感じていたデンジは、どんな些細なことでも満足してしまいます。

そこで、マキマはデンジに仕事を用意して生活水準を上げ、兄妹の役割を果たす家族(早川アキとパワー)を用意。

デンジが普通の幸せを感じれるようになったらそれらすべてを壊し、一生立ち直れない傷をつければ契約は破棄されるだろうと考えたのです。

つまり、早川アキが銃の魔人になるのは初めから決まっていたことであり、すべてはチェンソーマンを復活させるためのマキマの計画だったのです。

早川アキは予知通りデンジに殺される

結局、銃の魔人となった早川アキはデンジに殺されてしまいます。

現実世界ではデンジと早川アキの死闘が繰り広げられましたが、精神世界の早川アキはデンジと雪合戦を楽しんでいたようです。

この雪合戦にはどんな意味があるのでしょうか?

デンジとした雪合戦の意味

デンジと早川アキの死闘は雪合戦にたとえられました。

この世界では早川アキが一方的にしゃべり、デンジが言葉を発することはありません。

現実世界のデンジも早川アキに戻るよう声をかけ続けますが、その訴えは早川アキには届かず…。

お互いの気持ちが届かない状況を雪合戦にたとえ、コミュニケーションツールとして扱われるキャッチボールの対比として使用したのでしょう。

その証拠に、デンジの思いが通じた早川アキは雪玉を投げるのをやめています。

雪合戦が好きじゃない理由

早川アキが雪合戦を嫌う理由は2つあります。

そもそも雪合戦と、早川アキがしたかったキャッチボールにどんな違いがあるのでしょうか?

雪合戦キャッチボール
雪玉(気持ち)を投げっぱなし相手と球(気持ち)を投げ合う
お互いに手が冷たくなるグローブがあれば手は痛くない
相手を早く倒した方が勝ち長く続く方が良い

ざっと、これくらいでしょうか?

では、ここから雪合戦とキャッチボールの違いから、早川が雪合戦を嫌う理由を解説していきます。

気分が落ち込んでしまうから

まずは、雪合戦は手が冷たくなるという点です。

早川アキは、はっきり「手が冷たくなるから雪合戦は嫌いだ」と発言しています。

早川の死後、マキマが鬱々とするデンジの手を握り、以下のように話しかけるシーンが登場しました。

体が冷たいと気持ちまで落ち込んでしまう

チェンソーマン10巻80話

このことから、手が冷たくなることは、気分が落ち込むことを暗示しているのでしょう。

実際、幼いころに外へ出た早川は両親にかまってもらえず、少し不機嫌な表情をしています。

恐らく、早川アキの孤独や寂しさが表現されているのでしょう。

コミュニケーションが取れないから

もう一つ、雪合戦では意思疎通ができないという理由もあげられます。

上記でも説明したように、受け取り手のいない雪合戦は、コミュニケーションが一方通行になることを示唆しています。

父をキャッチボールに誘うも拒否され、ダメ押しで声をかけるも母親に諫められた早川アキ。

早川アキは両親とのコミュニケーションを望んでいたのです。

しかし、タイヨウを優先したい両親と、かまってもらいたい早川アキの意志は通じることなく、両親は死んでしまいました。

最後まで両親とすれ違った早川アキは、一方的にしか感情を伝えられない雪合戦を嫌っていたのでしょう。

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まとめ

ということで、今回はチェンソーマンの早川アキが銃の悪魔になった理由を解説しました。

早川アキはデンジやパワーを失いたくないという思いから銃の悪魔討伐を辞退しますが、強制参加となるデンジやパワーのために討伐へ参加する決意を固めます。

しかし、マキマに支配された直後、銃の悪魔の攻撃を受けて死亡。

その後は銃の悪魔に体を乗っ取られ、銃の魔人としてデンジに殺されてしまいます。

実はこれらはすべて、デンジとポチ太の契約を破棄するためのマキマのシナリオに過ぎなかったのです。

早川アキの最期は9巻に収録された74話から79話で詳しく書かれているので、まだ読んでいない方はアニメが始まる前にチェックしてみてください!

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