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チェンソーマンのデンジとは?正体や能力とポチタの契約関係を徹底考察

数ある少年漫画の中でも、類を見ないほどの狂気とイカレぶりを発揮した漫画「チェンソーマン」の主人公デンジ。

悲運な人生を歩んでいるにもかかわらず、どこかポジティブなのは、完全に頭のネジがぶっ飛んでいるからです。

そんなデンジは、第1話で命を落とす衝撃展開を迎えます。

一度は命を落としたデンジが救われたのは、相棒ポチタのおかげ。

ポチタと契約を結んで生き返ったデンジは、頭からデンノコを出して戦う奇妙な能力を得ました。

人でも悪魔でもない存在になってしまったデンジの正体とは、いったい何者なのでしょうか?

デンジに特異な能力を授けてくれた、ポチタとの契約関係も気になります。

そこで今回は、漫画「チェンソーマン」の主人公デンジの正体や能力と、ポチタの契約関係を徹底考察していきたいと思います。

この記事には盛大なネタバレが含まれるため、ご注意下さい。

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目次

チェンソーマンのデンジとは?プロフィールを紹介!

名前デンジ
本名不明
声優不明
年齢確か16
誕生日不明
デンジの誕生日を祝うために前日にマキマの家へケーキを運ぶパワーの姿が描かれた(10巻)
身長181㎝
体重不明
所属公安対魔特異4課のデビルハンター
契約悪魔チェンソーの悪魔
バディ魔人「パワー」
趣味食うのと寝るの
普通の生活を送る
性格物怖じしない無邪気な性格
だらしない一面があり欲に単純

漫画「チェンソーマン」の主人公デンジは、16歳という若さで、身の毛がよだつ悪魔を前にしても平然とできるメンタルを持っています。

デンジが強靭なメンタルを持っている理由は、過酷な環境で育ったから。

死んだ父親が抱えていた借金を返済するために、学校にも行かずにデビルハンターとして働き、ほとんどの報酬をヤクザに取られて、その日暮らしが精一杯の日々を送っていたデンジ。

借金返済のために右目や腎臓などを売り、心臓病を患って他界した母親の遺伝か、デンジも吐血してしまうほど身体はボロボロ状態でした。

そんなデンジの夢は、食パンにジャムを塗って、女とイチャイチャして、一緒に部屋でゲームして、抱かれながら眠ること。

普通の暮らしをして、普通の死に方をするのがデンジの夢です。

一般人からすれば何の変哲もないように思えますが、じつはこの夢がデンジの人生を大きく変える要因になります。

デンジとポチタは共存関係?契約は2つ

漫画「チェンソーマン」1話からデンジには、相棒のポチタがいました。

ポチタとは、犬のような姿をした悪魔です。

デンジとポチタの間には、2つの契約があります。

  1. デンジが血を与えてポチタを救う代わりにポチタはデンジを助ける
  2. ポチタの心臓をもらう代わりにデンジは夢を見せる

①の契約は、負傷したポチタに出会ったデンジが交わした契約です。

対価として、デンジはポチタの能力を使って民間デビルハンターとして活躍できるようになりました。

②の契約は、死んだデンジにポチタが交わした契約です。

ポチタが心臓をあげる対価に、デンジの夢を見せてもらうことになりました。

②の契約を結んだことにより、ポチタはデンジの中で生きることになります。

死んだように思えたポチタですが、浪漫的な意味ではなくデンジの体からは人と悪魔二つの匂いがするとマキマが語っていました。

つまりデンジとポチタは、共存関係にあると考えられます。

ポチタの心臓を得たデンジは、生まれ変わったように体が回復し、頭からデンノコを出して戦う奇妙な能力を得ています。

いったいどんな能力なのか、次で詳しく紹介していきましょう。

デンジの能力をネタバレ

恐怖への回路がないため、頭のネジがぶっ飛んだイカレ野郎にしか見えないデンジですが、デビルハンターとしては100点満点の能力を備えています。

そんなデンジの主な能力は、3つです。

チェンソーの悪魔に変身する

胸から出ている紐を引っ張ることで、頭部・両腕・両足からチェンソーが出せるようになります。

チェンソーを出すと、自分の体が切れるため、痛みを伴います。

貧血になるデメリットもあり、重症化するとチェンソーの刃が体から出せなくなってしまいますが、血を飲むことで回復可能。

漫画「チェンソーマン」3巻19話では、心臓を隠していた永遠の悪魔とのバトルで血が足りなくなり、戦いなが相手の血を飲むことで永久機関を完成させました。

あまりにぶっ飛んだバトルに思わず、目が釘付けになってしまいます。

刃とチェーンを自在に操る

変身したデンジの基本的な攻撃スタイルは、チェンソーの刃による切り付け。

腕や足のチェンソーは自分の意思で出せるため、戦う相手にフェイクをかけることも可能です。

本来はチェーンを飛ばして建物から建物へ引っ掛け、移動できるようですが、デンジはビームにチェーンを引っ掛けて馬のように乗りこなしていました。

サムライソードとの戦いでは、チェーンを拘束具として利用しています。

不死身

人でも悪魔でもない存在になってしまったデンジは、殺しても死なない身体になりました。

身体が真っ二つになったり、頭を銃で撃ち抜かれても、第三者もしくは自分で胸のチェンソーの紐を引っ張ることで復活できます。

覚醒してチェーンソーマンになれば、宇宙へ飛び出してしまっても、自ら心臓をもぎ取って地球に向かって投げつけ、心臓から復活することも可能です。

明らかに人間の枠を外れる能力を持ったデンジですが、魔人ではありません。

かといって人でもなく、珍しい存在であるため名前もない状態です。

マキマは、初対面のデンジに人でも悪魔でもない匂いがすると話していました。

いったいデンジは、何者になってしまったのでしょうか?

デンジの正体はチェンソーマンではない?悪魔にも恐れられる地獄のヒーローとは

漫画「チェンソーマン」10巻83話では、覚醒したデンジの正体が悪魔にも恐れられる地獄のヒーロー「チェンソーマン」だと分かりました。

マキマが「助けてチェンソーマン」と告げると、お腹から腸のようなものが飛び出して首に巻きつき、人間とはほど遠い姿に変身したデンジ。

しかしチェンソーマンに変身したデンジには、3つの疑問が浮かびます。

  • マキマがデンジとチェンソーマンを呼び分けている
  • チェンソーマンに覚醒したデンジに自我がない
  • チェンソーマンに覚醒したデンジの思い出す過去がポチタの視点

デンジ自身と心臓は、別物として考えたほうが良いのかもしれません。

実際に作中では、デンジ自身には目もくれず、心臓を狙う刺客が多数登場しています。

ポチタとデンジが共存関係にあると考えると、デンジの正体はチェンソーマンの器といえるのではないでしょうか。

助けを叫ぶと必ずやってくるチェンソーマンは、叫ばれた悪魔だけでなく、助けを求めた悪魔もバラバラに殺し、食べた悪魔を名前ごと、この世から消してしまいます。

悪魔の心臓を持った人物に名前がなかった理由は、チェンソーマンに食べられて消えたからでした。

しかし名前は消えても唯一、存在だけが許されています。

悪魔の器だから存在できると考えれば、腑に落ちますね。

デンジの名前の由来は天使!ジャンフェスで作者が暴露!

漫画「チェンソーマン」の作者・藤本タツキ先生はジャンプフェスタ2021で、デンジの名前の由来は「天使」からきているとコメントしました( ゚Д゚)

不純なデンジのキャラクターには、あまり似合っていない由来に感じます(;^_^A

悪魔の戦いが描かれている漫画「チェンソーマン」では、デンジがチェンソーになると電池っぽいキャラクターになるため、濁りをつけたそうです。

言葉遊びになりますが、ネットでは濁点+天使=堕天使になると、ファンの間で大盛況!

実際にファンの声を、紹介してみましょう。

ジャンプフェスタ2021に参加したファンの声

みなさん、驚きの内容に頭を抱えているようです。

作中ではデンジが覚醒してチェンソーマンになりましたが、名前が天使由来ということは、まだ隠された正体があるのかも?

とくに名言はされていませんが、読者が真の正体を読み取れるか、試されているような気がしました。

デンジの真の正体は神の子イエス・キリスト?ポチタの関係を徹底考察

デンジに真の正体があるとすれば、神の子イエス・キリストではないかと考えます。

デンジとの戦いでマキマは、君は何も分かっていないのにチェンソーマンに選ばれたと語っています。
マキマはデンジの心臓をチェンソーマンと呼んで崇拝していますが、デンジ自身に対しては明らかに嫌悪感を示していました。
これはイエス・キリストがエホバの証人で、このように解釈されているからではないでしょうか。

キリストは神の子であって神ではなく、天使長ミカエルと同一であるとしている。
引用先:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9B%E3%83%90%E3%81%AE%E8%A8%BC%E4%BA%BA

エホバの証人では、キリスト教の基本信条である三位一体論を否定しており、神は唯一神エホバ(ヤフア)だとしています。

マキマがチェンソーマンのファンだと語るのは、神として崇めているからでしょう。

キリストが大天使ミカエルと同一であると解釈すれば、マキマとの戦いも腑に落ちます。

私の考えではマキマをルシファーと位置付けているため、宗教上で有名なミカエルVSルシファーの伝承に該当します。

漫画「チェンソーマン」の世界に当てはめると、力を手に入れる過程で、神を食べて名前を消したのだとすれば、神の子に位置する人物に名前がないのも納得できます。

イエスキリストは福音書に表れるファリサイ派(ユダヤ教正統派)の記述で、サドカイ派と組んでイエスの揚げ足を取ろうと狙い、殺意を抱く「悪者」として描かれているとWikipediaに記載されていました。

歴史的にイエスキリストは、ローマ帝国の政治的脅威と見なされて、十字架に処されています。

マキマの視点からデンジを見ると、神の子ではなく異端者として裁きを下すつもりだったのでしょう。

デンジはマキマの言葉に耳を傾け、扉を開いて罪を認識しました。

作中のデンジがマキマにそそのかされて異端者に傾いていたのだとすれば、宗教上の言葉では「堕天」に該当するのかもしれません。

十字架に処されたイエスの死は、聖槍とよばれるロンギヌスの槍でわき腹を刺されて確認されました。

作中でマキマは天使の悪魔の能力で千年使用し、大きな槍を出し、デンジは光り輝く槍に貫かれています。

まさにデンジが、イエスキリストの死をなぞらえているかのように描かれていました。

磔に処されたイエスキリストは、宗教上で3日後に復活したと聖書の各所に記されています。

しかし復活まで三日間をどのように過ごしていたかは、明確に聖書では記されていないようですので、パワーによる助太刀は漫画「チェンソーマン」のオリジナル要素でしょう。

作者の意図したデンジの名前の由来には、宗教をモチーフにした意図が隠されていたのではないかと想像してしまいます。

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まとめ

今回は、漫画「チェンソーマン」の主人公デンジの正体や能力と、ポチタの契約関係を徹底考察してみました。

漫画「チェンソーマン」で覚醒したデンジの正体は、チェンソーマンだと明かされており、作者がジャンプフェス2021で語ったコメントによるとデンジの名前の由来は、「天使」でした。

デンジとポチタはお互いを助け合い、普通の生活を送る代わりに一体化した契約関係です。

悪魔の心臓を持ったデンジは、デンノコ姿に変身できる不死身の能力を手に入れました。

綺麗に伏線回収されていますが、個人的にはマキマの言動やデンジの名前の由来に違和感があります。

作中で明記されていない部分について考察してみた結果、デンジの真の正体はイエスキリストなのではないかと解釈することで腑に落ちました。

公式見解ではありませんが、より漫画「チェンソーマン」を楽しむことができたと思っています。

正直言って、宗教は全く知らなかったので、漫画「チェンソーマン」を通してかなり勉強できました。

第2部は学生編になると発表されていますので、次の連載でもストーリーの裏側に宗教が絡んでいるのか注目したいと思います。

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