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【逃げ上手の若君】北条時行の強さと英雄の才能とは?史実上でも生死不明の最後を徹底考察

『魔人探偵脳噛ネウロ』や『暗殺教室』など、数々の名作を生み出してきた松井優征先生の5年ぶりとなる新連載『逃げ上手の若君』が2021年8号に掲載されました!

キャッチコピーは「駆け出す!史上最も逃げ上手の英雄!!」「史実スペクタクル逃亡譚」など、タイトルにもあるように『逃げ』に焦点を当てた歴史漫画となっています。

主人公は、実在した歴史上の人物でもある『北条時行』

北条家最後の一人と謳われた彼の生涯とは?

史実でも日本を震撼させた英雄と言われた彼の強さについて迫ります!

目次

【逃げ若】北条時行ってどんな人物?

名前北条 時行(ほうじょう ときゆき)
家族構成父・北条高時 義母兄・北条邦時
年齢8歳

「逃げ上手の若君」における主人公。

鎌倉幕府の執権を務める北条高時の次男であり、後継者。

義母兄の北条邦時は側室の子であるため、正室の子である時行が家督を継ぐことが決まっていました。

武芸を苦手とする一方で、逃げたり隠れたりということには右に出るものがいません。

そのせいか武士達からは全く期待されておらず、時行自身もそれでいいと思っていました。

逃げるのと隠れるのが大得意

逃げたり隠れたりするのが得意で、よく苦手な武術などのお稽古ごとから逃げています。

時行に本気で隠れられたら手に負えないと指南役からも言われており、稽古が嫌で鎧箱の中に丸二日隠れていたことも。

そこまでするなら稽古した方がいっそ楽なのでは!?と突っ込まれるほど、逃げ隠れの得意なキャラクターです。

しかし他者からは「怠惰」「臆病者」などと揶揄されており、時行自身はそれでもいいと思っています。

争いを好まない優しい性格

時行自身は、自分に武芸の才がないことを知っています。

しかしそれでもいいと思えるのは、ひとえにこの鎌倉が好きだからです。

平和に暮らす人々の笑顔を見るのが好き。

地位も栄誉も別にいらない。この街で生きていければそれでいい。

争い事を好まないからこそ、逃げる。

そこには彼自身の優しさが隠されており、自称許嫁の清子からも「才は無いし逃げ腰だけど、優しいお方」と言われています。

足利尊氏に家族を殺される

鎌倉幕府を収めていた時行の父・北条高時には足利尊氏という部下がいました。

彼には幕府と敵対する後醍醐天皇の乱を鎮圧する命を授けていましたが、謀反を起こされます。

後醍醐天皇と密かに内通し、あっという間に京の幕府軍を殲滅。

関東の武将・新田義貞に三歳の我が子を預け、尊氏の代理として総大将に示し上げます。

そんな尊氏の名声に、関東中の武士が日寄せられた結果、反乱軍は瞬く間に膨れ上がりました。

その結果、兄・邦時は捕らえられ斬首

父・高時は自害。

家族以外にも、武芸指南役だった者たちも戦死にあい、自称許嫁だった清子も略奪の上惨殺されてしまいます。

【逃げ若】史実から見る北条時行とは?

引用先:(C)芥見下々 集英社 逃げ上手の若君1話 引用

北条時行は、歴史上北条家最後の人です。

彼が生きたのは鎌倉時代から室町時代にかけて。

足利尊氏によって鎌倉幕府が滅ぼされ、北条家の者が次々と命を絶つ中、尊氏の手から逃げ延び北条家復興のため全力を尽くした人として知られています。

鎌倉幕府事実上の支配者である北条高時の次男として生まれましたが、生年月日は不明。

義母兄である北条邦時は正中2年11月22日(1325年12月27日)生まれということが分かっているので、それ以降に生まれた人物だろうということは分かっています。

史実においても、『逃げる』という行為で混沌の南北朝時代を生き延びてきました。

後に時行が起こした乱は、日本史に決定的影響を与えた戦いだったと言われています。

幼くして親兄弟を亡くした時行。

絶望的な状況であったにも関わらず、北条家復興を目指して生き、戦い抜いたという歴史が彼という人物を語っていますね。

【逃げ若】北条時行の隠された才能

自身のことを「怠惰」「臆病」と自覚していた時行ですが、実はそれが彼の隠れた才能でした。

時行の中に眠る怪物の欠片。

その力こそが、北条時行を英雄にする力だったのです。

生き延びる才能・生存本能の怪物

時行は、信濃国の神官に『天を揺るがす英雄となる』と告げられます。

大戦の主となり、ある者は恐れ、ある者は敬い、日本の未来すら変える事になるだろうと。

時行は『生存本能の怪物』でした。

死なねば恥だと敵陣の中に落とされながらも、見事な身の熟しで彼らから逃げおおせます。

逃げ上手、隠れ上手こそ英雄の片鱗。

生き延びる才能に誰よりも特化し、生死の境のヒリつく緊張を楽しめる姿こそが英雄としての才だったのです。

敵から逃げても戦いからは逃げない

北条時行は敵に対し、逃げの姿勢を貫いてもその戦いから逃げようとはしません。

普段は嫌なことや苦手なことから逃げてばかりの時行ですが、目的には真っ直ぐと向き合う力があります。

兄・邦時の仇である五大院宗繁にも、時行は折れない心で立ち向かいました。

彼の〝逃げ〟は才能であり、決して心根ではないのです。

【逃げ若】史実でも相違ない「逃げの英雄」

北条時行は、史実にて鎌倉奪還を三回成功させています。

取り返しては奪われ、取り返しては奪われ、取り返しては奪われるを繰り返し、最終的な鎌倉奪還は果たせませんでした。

しかし、敗走は死を意味していた時代に、彼は3度生還し続けています。

そして何度破れようとも、鎌倉奪還を諦めたりはしませんでした。

戦の度に仲間を失い、恩人であり師でもある諏訪頼重は最初の戦で戦死しています。

しかしそこから2度、足利尊氏に立ち向かった時行の姿はまさに英雄。

逃げても逃げても己の戦いからは逃げ出さない、それが北条時行の強さではないでしょうか?

史実における北条時行の最後は?

史実における、北条時行の生死は不明です。

足利尊氏に捕らえられ鎌倉で処刑されたという説もあれば、伊勢へ逃げ延びたという説もあります。

北条時行が最後に起こした戦では、足利尊氏に追い詰められた後、全員を自害を決意し、実行。

その際、死んだ後に誰が誰だか分からないよう顔の皮を剥いだという逸話も残っており、主君である北条時行の生死を分からなくさせる意図があったのではという話があります。

もしそれが無事に生き延びて欲しいという家臣達の意図ならば、北条時行が彼らにとってどれほどの主君だったか想像に難くないですね。

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まとめ

いかがでしたか?

北条時行――今となっては教科書に載っていたかどうかも、私たちの記憶には曖昧ですね。

しかし彼にはこれだけ英雄たる資質があり、こんなにも目が離せない人物だったと「逃げ上手の若君」で実感しました。

特に史実における時行の生死不明は、今後の展開やラストにも大きな影響を及ぼすでしょう。

これらを松井先生がどう描いてくれるのか!

楽しみであり怖くもある作品だと思います。

以上が、逃げ上手の若君における北条時行の考察でした!

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