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呪術廻戦で契闊(けいかつ)の目的と意味を考察!宿儺の地雷・伏黒への執着が関係?

漫画「呪術廻戦」2巻11話にて、宿儺に殺された主人公の虎杖が生き返る際、契闊(けいかつ)という難しい条件を突き付けられていました。

人類の鏖殺おうさつを考えている宿儺が、わざわざ殺した相手を生き返らせていいと思えるほどの条件です。

なにか恐ろしい目的や意味があると、疑わざる得ません。

条件を提案する宿儺の脳裏には、伏黒の姿があるように描かれていましたが、関係しているのでしょうか?

漫画「呪術廻戦」7巻まで読み進めると、伏黒は宿儺の地雷と、敵の夏油に認識されていました。

なぜ宿儺は、そこまで伏黒に執着しているのか、気になりますね。

というわけで今回は、呪術廻戦で登場した契闊(けいかつ)の目的と意味を考察し、宿儺の地雷と言われるほど伏黒への執着が関係しているのか、謎に迫ってみたいと思います。

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目次

呪術廻戦で宿儺が虎杖と結んだ契闊(けいかつ)とは?

https://twitter.com/KT_JJTKS/status/1346040933758844930?s=20

契闊けいかつとは、死んだ虎杖が生き返るために、宿儺から出された条件のひとつです。

そもそも虎杖が死んだ理由は、宿儺が心臓を抜き取ったから。

一度殺した相手をわざわざ生き返らせるとは、宿儺らしくありません。

いったい何があったのか、事は少年院の上空に突如あらわれた特級仮想怨霊とっきゅうかそうおんりょうから生存者を確認するため、高専一年3名(虎杖、伏黒、釘崎)が派遣されたことより始まります。

宿儺が伏黒に執着したきっかけ

漫画「呪術廻戦」第5話にて、呪胎が変態した特級呪霊と衝突した虎杖、伏黒、釘崎の三人。

任務自体は何とか成功したものの、その後の展開により虎杖は宿儺に心臓を引き抜かれて死亡しています。

体を完全に乗っ取られた虎杖(宿儺)を祓うべく立ち向かったのが伏黒恵ですが、影を媒体にした術式や式神使いのくせに自ら攻撃を仕掛ける伏黒の戦闘スタイルが、意外にも宿儺の関心を惹きます。

人間を見下している宿儺が、伏黒の戦い方を「宝の持ち腐れ」と評し、面白く感じている様子。

宿儺という呪いを祓うべく、命を燃やして高めた伏黒の呪力を肌で感じた宿儺は、目の色を変えてテンションMAX!

本当に戦いを楽しんでいる様子で、魅せてみろ‼伏黒恵‼と、名前を呼ぶほどお気に入りと化しました。

宿儺と伏黒の戦いが最高潮の盛り上がりを見せようとした矢先、虎杖が意識と体を取り戻して、そのまま死亡します。

しかし死んだように思えた虎杖の意識は、宿儺の生得領域にいました。

宿儺は、事情が変わって近いうち面白いモノが見れるから、条件をのむなら心臓を治して生き返らせてやると虎杖へ提案。

脳裏には、伏黒恵の姿を思い浮かべていました。

契闊(けいかつ)の条件は2つ

https://twitter.com/vance_ura/status/1330770072692932608?s=20

宿儺が提案した虎杖を生き返らせる条件は、以下の2つ。

  1. 宿儺が契闊と唱えたら、虎杖は宿儺に1分間体を明け渡す
  2. 虎杖はこの約束を忘れること

明らかにキナ臭いと警戒する虎杖を納得させるため、加えて1分間誰も殺さないし傷つけないと約束もしました。

これは「誓約」という”縛り”で、守らなかった場合、宿儺は罰を受けることになります。

鉄の鎖で縛られたイメージが、宿儺であっても従わざるを得ないほど、絶対的な効力があると連想させますね。

じつは縛りでリスクを負うことにより、術式効果は強固なものへ底上げされます。

そうとは知らない虎杖でしたが、宿儺が邪悪なことは分かっています。

簡単に虎杖が納得しないので、宿儺は挑発して「いいぜ」という同意の言葉を強制的に引き出しました。

なぜ宿儺はそうまでして、条件を呑ませたかったのか、次で詳しく考察していきましょう!

契闊(けいかつ)の目的と意味を考察!宿儺の地雷・伏黒への執着が関係?

まずは契闊の目的を考察するにあたって、宿儺が虎杖を復活させる際に提案した条件を紐解いていきます。

「契闊と唱えたら、虎杖は宿儺に1分間体を明け渡す」については、自由を得て暴れ回りたい宿儺の心情から、理解しやすいですね。

しかし1分というわずかな時間で、何ができるというのでしょうか。

ポイントは、次の条件「約束を忘れる」にあります。

約束事とは本来、覚えていてこそ効力を発揮するものですが、宿儺はあえて契闊の存在そのものを忘れさせようとしていますね。

契闊が明らかに虎杖に不利な内容であり、呪術師たちにバレないための対策をとっているように思えます。

さらに「1分間誰も殺さないし傷つけない」と約束しているので、宿儺が契闊を唱えるときには、相手を殺すことも傷つけることも必要ない状態を想定しているのでしょう。

総括すると契闊の目的は、誰にも感付かれないように、1分あれば十分な、人類鏖殺よりも重視する何かの遂行です。

契闊の言葉自体には、「別れて長い間会わないこと。ぶさた。久闊 (きゅうかつ) 。」という意味があります。

契闊を唱えて虎杖が宿儺へ体を引き渡した時が最後になる、危険すぎる条件が浮き彫りになってきました。

そして「人類鏖殺よりも重視する何か」の遂行をするためには、伏黒恵が必要なのではないでしょうか。

宿儺にとっての地雷の意味

宿儺にとって伏黒恵の存在は、漫画「呪術廻戦」7巻53話で、呪術高専の襲撃をたくらむ敵方の夏油から「宿儺の地雷」と語られています。

実は少年院に突如あらわれた特級呪霊は、夏油が用意した宿儺の指が原因だったのです。

夏油は、虎杖・宿儺・伏黒の身に起きた一連の流れをすべて把握しており、伏黒を殺せば計画が台無しになると危険視していました。

ということは宿儺が、人間の伏黒を活かす価値があると判断していると捉えられます。

宿儺にとって大きなメリットがあるから、執着しているとしか考えられません。

では、伏黒がどんなメリットを宿儺にもたらしてくれるのでしょうか。

契闊(けいかつ)による真の目的は宿儺の完全復活?

個人的には、伏黒が宿儺にもたらすメリットこそ、契闊の真の目的であると睨んでいます。

というのも伏黒との戦いに熱をあげているように見えた宿儺ですが、目の色を変えたのは「布瑠部由良由良八握ふるべゆらゆらやつかの~…」と術式を披露しようとした瞬間です。

思い起こせば伏黒は、自らの影を媒介として式神を呼び出す術式「十種影法術とくさのかげぼうじゅつ」の使い手。

十種影法術は、日本神話に登場する「十種神宝とくさのかんだから」をモチーフにした式神たちが、伏黒の戦闘をサポートしています。

十種神宝とは、先代旧事本紀に天璽瑞宝十種あまつしるしみずたからとくさとして登場する10種類の宝物

布瑠部由良由良「八握~…」は、十種神宝のひとつ八握剣に該当します。

これまで捨て身の術式として「布瑠部由良由良八握~…」と唱えては、見せ場がありませんでしたが、ついに呪術廻戦117話で完全発動。

八握剣異戒神将魔虚羅やつかのつるぎいかいしんしょうまこら」が、召喚されました。

伏黒の術式は、日本神話に深く関係していると考えて間違いないでしょう。

10種類ある十種影法術は、現時点(2020年10月)で7種類確認できています。

まだ3種類残っているので、奥の手が別にあるのでしょうか。

さらに祝詞の「布瑠部由良由良」についても、まだ明確に描かれていません。

伏黒にとっては、呪力を上げる呪文のようなものと予想されますが、神話的意味では布瑠の言と呼ばれる死者蘇生の言霊です。

死者蘇生の言霊を発する伏黒を宿儺が生かす理由は、ひとつしか考えられません。

契闊(けいかつ)による真の目的は、伏黒の術式を使った宿儺の完全復活ではないでしょうか。

事実、伏黒が八握剣異戒神将魔虚羅を召喚した際、宿儺は「死ぬな、オマエにはやってもらわねばならんことがある」と、発言しています。

あくまで契闊は、虎杖の肉体支配から、自らの復活を確実にするための手段でしかないと思えてなりません。

そして宿儺が無事に復活を果たせば、伏黒は用済みになるでしょう。

もしかしたら、漫画「呪術廻戦」9話で虎杖が伏黒の目の前で死んだように、虎杖を人質同然にされた伏黒が宿儺をよみがえらせ、伏黒が虎杖の目の前で死ぬ」なんて構図の再現がされるかもしれませんよね!

呪術廻戦」というタイトルは、呪術によって『廻る(めぐる)』戦いとも捉えられます。

まるで恐ろしい輪廻に囚われたかのように、再び目の前で大切な人が失われるとしたら……。

しかも、その時には人類にとって最悪の存在である両面宿儺が、完全復活を遂げているのです。

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呪術廻戦で契闊(けいかつ)の目的と意味は?宿儺の地雷・伏黒への執着が関係?まとめ

https://twitter.com/hiiro_now/status/1322493466455076864?s=20

今回は、呪術廻戦で登場した契闊(けいかつ)の目的と意味を考察し、宿儺の地雷と言われるほど伏黒への執着が関係しているのか、謎に迫ってみましたがいかがでしたか?

この記事契闊けいかつは、呪いの王「両面宿儺」が復活するためのひとつのプロセスであり、虎杖の足かせとなる”縛り”を科すことで、伏黒を屈服させることにつながる”誓約”になる。との結論にたどり着きました。

多少、突飛なところがある考察かもしれませんが、くるりくるりと呪いのように廻った先に虎杖と伏黒の死闘という悲しい運命が待っているとしたら……。

多くの命が失われる、凄惨な戦いが待っていることは間違いありません。

たとえ考察が当たっていたとしても、すばらしい呪術師の働きによって、最悪の事態を回避してほしいものです。

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