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チェンソーマンのポチタとは?正体やデンジの契約とマキマの関係を考察

ポチタとは、漫画「チェンソーマン」第一部「公安編」で、物語の核になっていたと考えらえるキャラクターです。

犬のような姿をした愛らしい悪魔で、常に主人公デンジの心の支えになっています。

もちろん精神的な意味もありますが、一度死を迎えたデンジに心臓を渡し、物理的な支えにもなっているポチタ。

デンジが復活して特異な能力を得るようになったのは、相棒ポチタと契約を交わしたからですが、同時に様々な刺客から狙われるようになりました。

ポチタの正体とは、いったい何者だったのでしょうか?

マキマはポチタと何度も戦っていたと思われるセリフを口にしていましたが、関係性が気になります。

そこで今回は、漫画「チェンソーマン」に登場するポチタの正体に迫りつつ、デンジとの契約内容やマキマとの関係について考察していきたいと思います。

この記事には盛大なネタバレが含まれるため、ご注意下さい。

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目次

ポチタの正体はチェンソーマン

漫画「チェンソーマン」96話にて、ポチタの正体がチェンソーマンだったと確定しました。

マキマがデンジの心臓を引き抜いた後、チェンソーマンこれであなたは私のものと、頬を摺り寄せるシーンが描かれています。

デンジの心臓は、元々ポチタのもの。

心臓の形がポチタの顔になっているので、そのままポチタの正体がチェンソーマンの可能性は高いと思います。

しかし藤本タツキ先生は、読者のナナメ上を行く展開が得意な天才作者。

大穴狙いで、心臓自体がチェンソーマンである可能性は否定できません。

つまりチェンソーマンには依り代が必要で、犬の姿をしたポチタすら仮の姿とも考えられます。

漫画「チェンソーマン」10巻87話で、マキマはチェンソーマンを探しても見つからなかった理由について、瀕死の変わり果てた姿で生きていたからだと説明していました。

たしかにデンジと出会った時のポチタは、負傷した犬の姿をしています。

マキマとの戦いで重傷を負い、力が回復しないまま犬の姿で過ごしていたのだとすると、変わり果てた姿といわれるのも納得です。

第1話でバラバラにされたポチタが、デンジの血を飲んだ後に死体をくっつけて融合した経緯からみて、犬の死体でも乗っ取っていた可能性は十分考えられるのではないでしょうか。

ポチタの真の正体は神ヤハウェ?

チェンソーマンに依り代が必要なのだとしたら、ポチタの真の正体は神ヤハウェなのではないかと考察します。

神ヤハウェとは、旧約聖書や新約聖書等における唯一神。

信仰は違うと語っていたマキマが、チェンソーマンのファンだと語っていたのも納得です。

マキマは、自我を失くしたデンジに眷属を紹介していました。

セフィラム・ビーム・ガルガリ・ドミニオン・ヴァーチェ・パワー・プリンシ・エンジェル

キリスト教に当てはめて考えてみると、天使になぞらえた名前が連想できます。

キリスト教に登場する天使

上位三隊「父」:熾天使(してんし)・智天使(ちてんし)・座天使(ざてんし)
中位三隊「子」:主天使(しゅてんし)・力天使(りきてんし)・能天使(のうてんし)
下位三隊「聖霊」:権天使(けんてんし)・大天使・天使

引用先:Wikipedia

漫画「チェンソーマン」で「神」というワードは一度も登場しませんが、天使は神の使いという役割を持っているため、作中で匂わせているように感じます。

ポチタの過去とは?マキマとポチタの関係をネタバレ

漫画「チェンソーマン」89話でマキマは、これまでに26回もチェンソーマンに殺されてきたと明かしていました。

マキマとチェンソーマンは、何度も戦いを繰り広げてきた関係だと分かります。

いい加減この戦いを終わらせましょうと、マキマが語っていた様子からして、長い戦いをしていたのでしょう。

チェンソーマンは、マキマの率いる武器の悪魔たちと4人の騎士を相手にしていたようです。

「弓」や「剣」が登場していることから、ヨハネの黙示録に登場する四騎士をモデルにしているのではないかと考えられます。

四騎士とは、 黙示録に記された七つの封印のうち、はじめの四つが解かれた時に現れるとされている神のさばき。

黙示録では、終末に向けて「七つの封印」・「七つのラッパ」・「七つの鉢」と3つ続けて神のさばきが起こるとされています。

漫画「チェンソーマン」8巻64話にて、ドイツの工作員が終焉の日が来ることを懸念している様でしたが、まさに終焉へと向かう封印が解かれたことを意味していたのではないでしょうか?

マキマの正体については、こちらの記事で紹介しています。

第1話でポチタが負傷していたのは、マキマとの戦闘によるものです。

マキマはチェンソーマンとの戦いで2回勝利したと語っていましたが、チェンソーマンが1度もマキマを食べようとしなかった理由は分かっていません。

チェンソーマンに食べられ、体の一部になるのは光栄だと語るマキマですが、チェンソーマンに食べられるとどうなるのか、次で詳しく紹介していきましょう。

チェンソーマン(ポチタ)の能力を紹介

チェンソーマンの能力で明らかになっているのは、2つです。

不死身な地獄のヒーロー

チェンソーマンは、助けを求めると必ずやってくる地獄のヒーローと呼ばれています。

叫ばれた悪魔をチェンソーで殺し、助けを求めた悪魔もバラバラに殺すチェンソーマン。

そんなだから多くの悪魔に目をつけられて殺されてしまうのですが、何度もエンジンを吹かして起き上がります。

地獄で死んだ悪魔は、輪廻転生をして人間社会に降り立つとされており、死んだ悪魔はみな、チェンソーのエンジンを吹かした音を死ぬ直前に聞いていました。

そんなチェンソーマンの無茶苦茶な活躍に逃げ惑う者もいますが、怒り・崇拝・恐怖心を抱く者もいます。

食べた者の存在を名前ごと消してしまう

チェンソーマンが悪魔に恐れられる理由は、食べた者の存在を名前ごと、この世から消してしまうためです。

食べられた名前の存在は、過去現在そして個人の記憶からも消えてしまいます。

チェンソーマンを神と位置づけるとするなら、食べられたものは神による救いを受けたことになるのでしょう。

故に俗世から名前ごと、存在が消えてしまうのではないかと考えます。

ポチタとデンジの契約関係と約束

デンジとポチタは、これまでに2度の契約と1度の約束を交わしています。

漫画「チェンソーマン」10巻82話でマキマは、デンジとポチタの契約破棄を企んできたことを明かしました。

マキマに狙われる原因ともなった契約とは、何だったのか紹介していきましょう。

まず第一話で負傷したポチタは、デンジから初めて契約を持ち掛けられました。

血を飲ませて助ける代わりに、デンジを助ける契約です。

デンジはポチタに血を与えた対価として、民間デビルハンターとして活躍できるようになりました。

危険と隣り合わせのデビルハンターは、いつ死んでしまうか分かりません。

そこでデンジは、死んだあと取り残されるポチタへ身体を譲る約束をします。

普通の暮らしをして、普通の死に方をしてほしい。

俺の夢をかなえてくれと、願ったデンジ。

しかしデンジが実際に死を迎えた時、ポチタは心臓をやる代わりに夢を見せて欲しいと契約を持ちかけました。

デンジが約束した内容は、2度目の契約として結ばれたことになります。

マキマはデンジがポチタとしたのは約束ではなく、契約だったとハッキリ語っていました。

神と契約を結んだデンジの正体については、こちらで詳しく紹介しています。

デンジの正体内部リンク

マキマは神との契約を破棄させ、自身がその力を利用したいと考えていたのではないでしょうか。

デンジの心臓が狙われる理由はポチタのせい?

デンジの心臓が狙われる理由は、作中で明記されていませんが、ポチタにあったと考えます。

ポチタの正体がチェンソーマンであり、マキマに対抗できる唯一の力を持っていたからでしょう。

漫画「チェンソーマン」は、悪魔と天使の戦いが描かれていると同時に、人間の思惑も合わさった複雑なストーリー展開をしていると考えます。

デンジの心臓が狙われる理由について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。

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まとめ

今回は、漫画「チェンソーマン」に登場するポチタの正体に迫りつつ、デンジとの契約内容やマキマとの関係について考察してみました。

漫画「チェンソーマン」96話にて、ポチタの正体はチェンソーマンだったと確定しています。

しかし当サイトでは、チェンソーマンには依り代が必要で、犬の姿をしたポチタすら仮の姿なのではないかと作品を読み解いてみました。

チェンソーマンに依り代が必要なのだとしたら、ポチタの真の正体は神ヤハウェなのではないかと考察します。

マキマとチェンソーマンは、何度も戦いを繰り広げてきた関係です。

そんなマキマがデンジとポチタの間に結ばれた契約破棄を企んでいたのは、デンジの真の正体が関係しているのではないかと推測します。

デンジの中で生き続けるポチタは、第2部「学生編」でも健在すると考えます。

今後作中で、どのように描かれるのか注目していきたいです。

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