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ブルーピリオドの名言集!人生を変える名シーンを紹介

漫画「ブルーピリオド」の見所と言えば『泣ける』『心に刺さる』と共感を得られる登場人物たちの名言ですね。

絵という才能や技術に苦悩する学生たちがリアルだと評判で、その中でも今回は、SNSで特に話題になった名シーンと名言を集めてみました。

ここからは、漫画「ブルーピリオド」の人生を変える名シーンや名言を登場人物ごとに紹介していきたいと思います!

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目次

ブルーピリオドの矢口八虎(やぐちやとら)の名言

初めて人と話せた気がした

「美術は文字じゃない言語だから」
遊びも勉強も手を抜かずにやってきたのに なに一つ 実感が得られなくて
でも絵を描いてそれが人に伝わって
初めて人と話せた気がした

引用先:漫画「ブルーピリオド」1巻二筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社

八虎が美術の授業で初めて描いた絵を、人に褒められたときに思った感情です。

言葉で伝わらなかった思いが、絵で伝わるということに八虎自身が感動を覚えていましたね。

無音の絶叫が俺の中に響いた

無音の
無音の絶叫が俺の中に響いた

引用:漫画「ブルーピリオド」1巻三筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

予備校で、八虎が高橋世田介の絵を初めて見たときに思ったことです。

彼の衝撃がどれほどのものだったか、この一文で分かりますね。

だったら天才と見分けがつかなくなるまでやればいい

特別じゃない
天才にはなれない
やった分しか上手くならない
だったら
だったら天才と見分けがつかなくなるまでやればいい
それだけだ

引用先:漫画「ブルーピリオド」1巻四筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

今まで絵に触れてこなかった八虎が、周りと自分を比べたときに自らを奮い立たせた感情です。

俺の絵で全員殺す

俺の絵で 全員殺す
そのためならなんでもする

引用:漫画「ブルーピリオド」2巻八筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社

美術に全部を掛けているつもりなのに、世田介に「美術じゃなくてもよかっただろ」と言われた八虎。

美術(コレ)しかないんだという思いを込めながら書いた絵は、大葉先生にも評価されていましたね。

好きなことをやるっていつでも楽しいって意味じゃないよ

好きなことをやるって
いつでも楽しいって意味じゃないよ

引用:漫画「ブルーピリオド」3巻十一筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

自分の絵に躓いた八虎。

好きで理解したくて始めた美術も、思い悩むときは苦しいものです。

後悔はないですよ反省は死ぬほどあるけど

後悔はないですよ
反省は死ぬほどあるけど

引用:漫画「ブルーピリオド」6巻二十五筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

藝大受験を終えた八虎の名言です。

全てを出し切った彼の全てがここに詰め込まれていましたね。

ブルーピリオドの佐伯先生の名言

「好きなことは趣味でいい」これは大人の発想だと思いますよ

「好きなことは趣味でいい」
これは大人の発想だと思いますよ

引用先:漫画「ブルーピリオド」1巻二筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

食べていける保証がないなら、美大にいくメリットなどないじゃないかと思っていた八虎に佐伯先生が言った名言です。

絵は趣味じゃダメなのか。

そう思っていた八虎には考えもしない言葉でしたね。

頑張れない子は好きなことがない子でしたよ

誰に教わったのか知りませんが
頑張れない子は 好きなことがない子でしたよ

引用先:漫画「ブルーピリオド」1巻二筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

好きなことに人生の一番大きなウエイトを置くのは普通のことじゃないか。

佐伯先生はそう八虎に問い掛けました。

好きなことをする努力家はね最強なんですよ!

好きなことをする努力家はね
最強なんですよ!

引用先:漫画「ブルーピリオド」1巻二筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

自分なんかでも美大に行けるのか……そう言った八虎に佐伯先生が掛けた言葉です。

分かりません!と正直に言った上で、自らの持論を告げたかっこいい名言ですね。

矢口さんの言いたいこと教えてください美術は文字じゃない言語なんですから

矢口さんの言いたいこと教えてください
美術は文字じゃない言語なんですから

引用先:漫画「ブルーピリオド」3巻十筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

描くという行為に苦悩していた八虎に、佐伯先生が言った名言です。

技術は大事だけれどまず心。

美術という言語で、八虎が何を言いたいのかを問い掛けました。

ブルーピリオドの森先輩の名言

才能なんかないよ絵のこと考えてる時間が他の人より多いだけ

才能なんかないよ
絵のこと考えてる時間が他の人より多いだけ

引用:漫画「ブルーピリオド」1巻一筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

八虎は初めて森先輩の絵を見たときに、才能がある人は羨ましいと告げました。

それに対しての森先輩の返答ですが、当然のことのように思えて色々と考えさせられる言葉ですね。

あなたが青く見えるならりんごもうさぎの体も青くていいんだよ

あなたが青く見えるなら
りんごもうさぎの体も青くていいんだよ

引用:漫画「ブルーピリオド」1巻一筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

八虎は早朝の渋谷の景色を〝青い〟と表現します。

仲間には笑われた言葉ですが、森先輩はこう言って八虎の感性を肯定してくれました。

ブルーピリオドの鮎川龍二の名言

https://twitter.com/tenxmkz/status/1142038348984274945?s=20

悔しいと思えるならまだ戦えるね

悔しいと思えるならまだ戦えるね

引用:漫画「ブルーピリオド」1巻三筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

世田介の絵を見て衝撃を受けた八虎に、ユカちゃんが掛けてくれた言葉です。

世間が良いっていうものにならなきゃいけないなら俺は死ぬ

世間が良いっていうものにならなきゃいけないなら俺は死ぬ

引用:漫画「ブルーピリオド」2巻六筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

同性にフラれて泣いていたユカちゃんに、八虎は「お前くらい整った顔なら男の格好してた方がモテる」と言いました。

女子に人気があるのは間違いないユカちゃんですが、彼は自分の好きなものを否定できません。

そうして溢れた言葉は、八虎をはっとさせましたね。

俺の好きだけが俺をまもってくれるんじゃないのかなあ

女の格好することってそんなに変?
可愛く美しくありたいことが、男が男を好きになることの何が普通じゃないの?
俺の〝好き〟だけが俺を守ってくれるんじゃないのかなあ…!

引用:漫画「ブルーピリオド」2巻六筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

自分の生き方に真剣なユカちゃんの名言です。

〝好き〟だけが自分を守ってくれるけど、同時に〝好き〟だから傷付いてる。

ままならない人生を表した名言ですね。

優等生の服は重くて厚そうだしね

優等性の服は重くて厚そうだしね

引用:漫画「ブルーピリオド」5巻二十筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

傷心から冬の海に行ったユカちゃんが、八虎に投げかけた名言です。

一度自分を見つめ直すために、自らの裸を描いてみればいい。

何重にもキャラクターを被っている八虎には衝撃的な言葉だったでしょう。

裸を飾ろうとする人間の自由さも醜さも全て愛しいじゃない?

裸を飾ろうとする人間の自由さも醜さも全て愛しいじゃない?

引用:漫画「ブルーピリオド」5巻二十筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

ありのままに生きているようで、勝手に自分のキャラクターを決めつけていたのはユカちゃんも一緒。

そんな彼が自分の生き方を定めるために言った名言です。

自分をより良く魅せるために服を着る。全ての人間の在り方を肯定する名言でした。

ブルーピリオドの大場先生の名言

https://twitter.com/xiang_7120/status/1418164240351776768?s=20

トライ&エラートライ&エラートライ&エラーよ!

武器の少ない人が武器の多い人に勝つことは難しい
でも武器が少ない分身軽に動けるのは現役生の強みよ
トライ&エラー トライ&エラー トライ&エラーよ!
頑張り!ましょう!

引用:漫画「ブルーピリオド」2巻八筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

他よりも経験や技術が遅れている八虎に対して、大葉先生が言った名言です。

失敗は成功の元とはよく言ったものですね!

1位の絵じゃなくて矢口の「最高の絵」を目指さなきゃね

他の作品を把握するのは良いことだけど、比較しすぎるのは危険なの…意味わかる?
1位の絵じゃなくて 矢口の「最高の絵」を目指さなきゃね

引用:漫画「ブルーピリオド」4巻十三筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

世間的に評価されている絵から、色々と学ぼうとしていた八虎に言った名言です。

絵を描くのは誰のためか――ということを問い掛ける名言でした。

マジメさに価値があるのは義務教育までよ

マジメさに価値があるのは義務教育までよ

引用:漫画「ブルーピリオド」4巻十四筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

八虎の自由さを広げようとした大葉先生の名言です。

マジメは彼の美点ですが、それだけではダメだということが分かりますね。

努力は運の幅を広げてくれるじゃないの

努力は運の幅を広げてくれるじゃないの
先生たちが生徒の努力認めなくてどうすんですか!

引用:漫画「ブルーピリオド」5巻十八筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

藝大一次試験に現役生が多く受かったことを揶揄する、他の教師陣に告げた名言です。

運も実力のうち!

あらゆることを味方につけてこその努力という名言ですね。

自分が「普通」だと思ってることは案外「その人らしさ」だったりするのよ

自分が「普通」だと思ってることは案外「その人らしさ」だったりするのよ
でも自分にとっての「普通」はみんなにとっても「普通」だと思っちゃうから一人でソレに気づけないのよ

引用:漫画「ブルーピリオド」5巻十九筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社

みんな分かっているようで分かっていない――そんなことを揶揄するような名言ですね。

人間は十人十色。

人の数だけ良い部分があるということです。

作品は諦めたらそこで完成よ

作品は
諦めたらそこで完成よ(なんちゃって)

引用:漫画「ブルーピリオド」6巻二十五筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

藝大受験を終えた八虎に言った名言です。

作品を仕上げることの大変さが分かりますね。

ブルーピリオドの橋田悠(はしだはるか)の名言

世間的に一銭の価値がなくても、大事な人が作ったもんなら宝物やろ

世間的に1銭の価値がなくても大事な人が作ったもんなら宝物やろ

引用:漫画「ブルーピリオド」2巻六筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

他人が描いた絵の価値が分からず悩む八虎に対し、橋田が言った名言です。

食べ物でも絵画でも好き嫌いがあるのは当たり前。

しかしそれを判断するのは自分自身ということです。

芸術って正しいかより自分がどう感じたのかが大事やろ

専門家なら答え合わせは大事かもしれんけど僕ら今鑑賞者やし
芸術は正しいかより自分がどう感じたかのが大事やろ

引用:漫画「ブルーピリオド」2巻六筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

芸術に正しさはありません。

自分の感性を信じろと言う橋田の名言です。

溺れてるときの息苦しさとか海の暗さは溺れた人同士でしか共有できへんやん

でも溺れてるときの息苦しさとか海の暗さは溺れた人同士でしか共有できへんやん
その人と話したかったら八虎も飛び込むしかないんやで

引用:漫画「ブルーピリオド」5巻十九筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

ユカちゃんが何か重大な悩みを抱えていることに気付いた八虎でしたが、本人に踏み込むことを拒否されました。

それに対し、橋田は人の苦しみは自分も飛び込んでみなければ分からないと言います。

八虎はこれを受けて、ユカちゃんと真正面から向き合うことを決めました。

ブルーピリオドの高橋世田介(よたすけ)の名言

予備校はいい絵を教えるところじゃない受かる絵を教えるところなんだよ

お前 ここで習ったことが絵のすべてとか思ってないよな?
予備校はいい絵を教えるところじゃない
受かる絵を教えるところなんだよ

引用:漫画「ブルーピリオド」2巻八筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

コンクールで思った順位が取れず、捨て台詞のようにして世田介が吐いた言葉です。

八虎に予備校とはなんたるかを考えさせてくれました。

本質を何もわかってない

お前 本質を何もわかってない

引用:漫画「ブルーピリオド」2巻七筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

自分の絵について悩む八虎に、世田介が言った台詞です。

口下手な世田介ですので真意は上手く伝わりませんでしたが、八虎が絵を見つめ直すいいきっかけになりました。

自信なんかないよ事実だから俺が絵が上手いのは

自信なんかないよ
事実だから 俺の絵が上手いのは

引用:漫画「ブルーピリオド」6巻二十三筆目/著者:山口つばさ/発行元:講談社 

自分の実力をはっきりと自覚できている世田介の名言です。

この自覚が、彼を孤高の天才に導いていますね。

まとめ

漫画「ブルーピリオド」の名シーンと名言を一挙紹介させてもらいました!

今回はSNSで話題になった場面だけを切り取りましたが、ブルーピリオドの名シーンはまだまだこんなものではありません。

是非漫画を手にとって、その時の登場人物の心境を読み解きながら見つめて欲しい名言たちですね!

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