2021年7月2日(金)より、アニメが放送されている「ヴァニタスの手記」。
その主人公であるヴァニタスが「かっこいい!」と、話題になっていますね。
黒髪碧眼のビジュアルに加え、物語で一番謎といえる蒼月の吸血鬼と関わりある人物です。
そこで今回は、ヴァニタスの正体や過去、蒼月の吸血鬼との関係や本名について詳しく考察していきます。
この記事にはネタバレが含まれるため、まだ本編を読んでいない人は、ぜひ下記よりお得に読破してください。
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ヴァニタスとは?プロフィールを紹介
名前 | ヴァニタス |
本名 | 不明 |
年齢 | 18歳 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
種族 | 人間 |
声優(cv) | 花江夏樹(アニメ) 櫻井孝宏(CM) |
「ヴァニタスの手記」における主人公であり、突如ノエの前に現れた自称:吸血鬼専門の医者。
蒼月の吸血鬼からヴァニタスの書と名前(ヴァニタス)を受け継いだ人間であり、真名を奪われ呪持ちとなった吸血鬼を助ける活動をしています。
明るく空気が読めない(読まない)性格ですが、実際は頭の良い策略化。
周囲には軽薄に振る舞いながらも自己肯定が低いなど、どことなく闇を抱えた人間ですが、様々な人物たちと関わる内に要所で変化が見られます。
ヴァニタスの強さと能力を解説
ヴァニタスは人間ですが、吸血鬼や専門の狩人(ハンター)でも手こずる呪持ちの吸血鬼に対抗策を持ち得ています。
それが作中でも重要な役割を持つ、蒼月の吸血鬼から受け継いだとされる『ヴァニタスの書』
ヴァニタスの書は吸血鬼の真名に干渉し、改竄式を取り除く『逆演算』を行うことができます。
このように、呪持ちになった吸血鬼たちを救うことがヴァニタスの能力となります。
ヴァニタスの正体は蒼月の吸血鬼の眷属
ヴァニタスの正体は蒼月の吸血鬼の眷属であり、蒼月の吸血鬼からヴァニタスの書とその名前を受け継いだただの人間です。
右手首に所有印(マーキング)を有しており、蒼月の吸血鬼曰く『ヴァニタスの身体を蝕むもの』
印に込められた蒼月の力を使用するほどヴァニタス自身も書き換えられていってしまうことが原作8巻にて明かされました。
ヴァニタスの目的は吸血鬼(ヴァンピール)の救済による復讐
〝ヴァニタスの書〟は紅月の吸血鬼への憎しみから蒼月の吸血鬼が作り出したとされる呪いの魔道書です。
その力は紅月の吸血鬼の身命をねじ曲げ、死を超える絶望へと突き落とすことが可能ですが、ヴァニタスはこれを吸血鬼(ヴァンピール)の殺戮ではなく、救済に使うと語っています。
それを紅月の吸血鬼が望もうと望むまいと実行する。
ヴァニタスはそれこそが蒼月の吸血鬼に対する復讐だと宣言していました。
ヴァニタスの過去は実験No69(ロクキュウ)
ヴァニタスの過去が初めて語られたのは漫画「ヴァニタスの手記」4巻です。
ドクター・モローに「No.69(ロクキュー)」と呼ばれていたヴァニタスの過去を見ていきましょう。
ヴァニタスは元狩人(シャスール)
ヴァニタスの親は吸血鬼(ヴァンピール)に殺されており、唯一生き残ったのがヴァニタス本人です。
狩人(シャスール)に助けられたヴァニタスは吸血鬼を酷く憎み、狩人(シャスール)として日夜訓練に励んでいました。
しかしその途中でドクター・モローに捕まってしまい、彼は研究材料に使われることとなったのです。
ドクターモローの研究作品
ドクター・モローにとって、ヴァニタスは非常に優秀な実験体でした。
どんな実験にも快く協力し、切り刻んでも死にかけても泣き言はおろか文句も言わなかったと評価されるヴァニタス。
しかしその実態は、ヴァニタスが同じく実験体にされていた幼い子ども(No.71(ナナイチ))を庇って自ら被検体になることを申し出ていたのです。
当時、ヴァニタスの書はドクタ・モローの手の内にありました。
しかしヴァニタスの書は蒼月の吸血鬼の眷属しか開くことはできず、ドクター・モローは本を開く方法をずっと探していたのです。
その結果、辿り着いた答えが蒼月の吸血鬼の〝疑似眷属〟を作ること。
そのためヴァニタス達は、その体に蒼月の吸血鬼の血液を体内に入れられ続けていました。
拒絶反応ですぐに死んでしまう者が多い中、ヴァニタスとNo.71(ナナイチ)はそれに適合し、人間という枠組みを一歩踏み出した存在になってしまったのでした。
そしてそんな地獄のような生活が終わることになったのは、ドクター・モローの研究所からヴァニタス達を救ってくれた人物がいたからです。
ヴァニタスと蒼月の吸血鬼の関係を解説
ヴァニタスをドクター・モローの研究所から助け出したのは蒼月の吸血鬼(ヴァニタス)でした。
ヴァニタスは自分の親を殺した吸血鬼(ヴァンピール)が大嫌いです。
しかしドクター・モローの研究所にいて、人間の方がよほど恐ろしいバケモノだとも気付きました。
ヴァニタスにとって吸血鬼(ヴァンピール)は憎しみの対象ですが、彼は徐々に蒼月の吸血鬼に心を開いていきます。
蒼月の吸血鬼もまた、ヴァニタスの過去を知り、その中身を知り、実の子のように可愛がっていたことが原作9巻にて明されています。
ヴァニタスは蒼月の吸血鬼に『ルーナ』という名前を与えました。
しかし何がきっかけか、ヴァニタスは蒼月の吸血鬼を殺す羽目になります。
その理由は未だ明かされていませんが、彼が蒼月の吸血鬼を憎む理由は『ルーナ』の根幹に関わる話なのではないかと考えられます。
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ヴァニタスの本名を考察
ここからは、ヴァニタスの本名について考察します。
ヴァニタスとは蒼月の吸血鬼を呼称する単語です。
現にヴァニタスを拾った『ルーナ』は、当初自らをヴァニタスと名乗っていました。
現在のヴァニタスも、自らを蒼月の吸血鬼からヴァニタスの書と名前(ヴァニタス)を受け継いだ人間と言っていますので、彼の名前は別にあることが予想されます。
漫画「ヴァニタスの手記」9巻では過去の回想で「××××」と表記されていたこともあり、4文字の名前であることが推察されます。
ヴァニタスの本名はラスティ=ホープス
この記事では、ヴァニタスの本名は〝ラスティ=ホープス〟ではないかと考察します。
ラスティ=ホープスの名前が出てきたのは漫画「ヴァニタスの手記」1巻1話です。
本編ではなく、第1話の副題として登場した名前でした。
第1話の副題は『Vanitas ラスティ=ホープスの場合』
明らかに人名であることと、第1話の副題であることから重要な意味を持つのは間違いありません。
ラスティ=ホープスを直訳すると『錆び付いた希望』
また、ラスティ=ホープスがLast Hopeのもじりだとすれば意味は『最後の希望』にもなります。
ヴァニタスは主人公であり、また今後の展開を考えると彼が吸血鬼という種族にとって重要な存在であることは確か。
加えて彼は1話の時点で死亡が確定しているため、副題と本名には重要な意味が込められているのでしょう。
ヴァニタスは死亡する?
ヴァニタスは、1話の時点で今後の死亡が確定しています。
以下が、1話ラストにおけるノエの独白です。
これは
引用:「ヴァニタスの手記」1巻1話より
オレがヴァニタスと出会い、共に歩み、
多くを得、失い、そしてその…旅路の果てに
彼をこの手で殺すまでの物語
このことにより、物語の最後でヴァニタスはノエに殺されることが確定していると言って良いでしょう。
ヴァニタスの手記はヴァニジャンがエモい!
ヴァニタス手記で注目すべきことと言えば、ヴァニジャンこと、ヴァニタスとジャンヌの恋愛関係ですね!
原作3話においてジャンヌにキスをしたヴァニタスですが、それからというもの二人の関係は目が離せないものになっています。
ストーリーを追うごとに距離の縮まっていくヴァニタスとジャンヌ。
二人の恋愛経緯は以下の記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧下さい。
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まとめ
ヴァニタスはその傲慢さと傍若無人な態度で仲間を翻弄していきますが、その裏側には誰にも言えない壮絶な過去を秘めています。
今なおそれを一人で抱え続けるヴァニタス。
育て親である蒼月の吸血鬼からは『優しい子』と評価された彼が、どうして現在に至るのかはまだ明かされていません。
本編に加えてヒロイン・ジャンヌとの恋愛関係も注目されるヴァニタスです!
今後の展開が益々気になりますね。
以上が、「ヴァニタスの手記のヴァニタスとは?過去の復讐や正体と本名を考察」でした!
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