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【東京リベンジャーズ】マイキーの未来とは?死亡理由や闇落ち経緯と現在を徹底考察

ヤンキー×タイムリープという、斬新なテーマで描かれた漫画「東京卍リベンジャーズ」。

主人公のタケミチがヒナを救うために過去を良い方向へ変えていくのですが、幾度も未来は最悪の方向へ変化していきます。

その原因に大きくかかわっている人物の1人が、”無敵のマイキー”の異名を持つ佐野万次郎(さのまんじろう)です。

東卍(とーまん)こと、東京卍會(とうきょうまんじかい)の総長に君臨する佐野万次郎は、どの未来でも決まって闇落ちするキャラクター。

度重なる過去改変のなかで、タケミチはマイキーが死亡する未来へ辿りついてしまいます。

そこで今回は、漫画「東京卍リベンジャーズ」のマイキーの未来はどうなっているのか、徹底紹介!

死亡経緯や闇落ち理由と現在のマイキーについて詳しく紹介しているため、気になる人はぜひ最後までお付き合いください。

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目次

【東京リベンジャーズ】マイキーの未来とは?

タケミチが何度もタイムリープを繰り返すなかで、どの世界線でもマイキーは未来で闇落ちしています。

佐野万次郎は、12年前の暴走族「東京卍會」のカリスマ総長。

過去では正統派ヤンキーの佐野万次郎ですが、現在はあらゆる犯罪に手を染め、警察でも手に負えない男になっています。

ただの暴走族集団だった「東京卍會」は、”犯罪組織”となるまでに膨れ上がり、巨悪化していました。

もともとスタート地点の現在では、マイキーと面識がなく、東京卍會とも全く関りのなかったタケミチ。

未来を変えるために過去であえて接点を持つようになり、次第にマイキーが死亡する未来を辿っていきます。

マイキーが未来で闇落ちする経緯

まずは、マイキーが未来で闇落ちする経緯について、タケミチがタイムリープから戻ってきた現代を軸に紹介していきましょう。

現代:スタート地点

はじまりの現代では、タケミチの人生で唯一の彼女だった橘日向(ヒナ)と弟の橘直人(ナオト)が、2017年7月1日に東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡します。

タケミチは粋がっていた中学2年の頃に上級生から半殺しにされ、東京卍會の兵隊として地獄の日々を送って以降、謝り続けては逃げてばかりの人生を辿っていました。

このときのタケミチは、ヒナの顔も思い出せないほど遠い関係で、東京卍會との接点もなければ、マイキーと知り合ってもいません。

2回目の現在:2017年7月4日~2017年7月6日

最初のタイムリープで、ひょんなことからナオトの人生を変えたタケミチ。

未来が書き換えられ、死んだはずのナオトが刑事になって現れます。

残念ながらヒナを救うことはできませんでしたが、ヒナの死因となる東京卍會について、ナオトから情報入手。

2回目の現在でマイキーは、稀咲鉄太(きさき てった)とともに東京卍會の2トップと判明します。

3回目の現代:2017年7月19日

タイムリープをして2週間ほど過去にいたタケミチは、無事にマイキーと友達になることができました。

12年前のマイキーは、とても犯罪組織のトップになるような人間に思えなかったタケミチ。

タケミチがマイキーと出会ったことで、3回目の現代では溝中5人衆の1人だった千堂敦(アッくん)が現代で東京卍會の幹部になっています。

そしてアッくんが稀咲に脅されて、タケミチの命を狙っていたと発覚し、マイキーは龍宮寺堅(ドラケン)が死んだことで人柄が変わったと判明。

ドラケン派とマイキー派による東卍の内部抗争により、龍宮寺堅は2005年8月3日に死亡していました。

4回目の現代:2017年7月20日

2005年8月3日に東京卍會が愛美愛主(メビウス)と抗争する予定を掴んだタケミチは、いったん現代へ帰還して真相を確認します。

内部抗争でドラケンが死亡すると考えていたタケミチは、4回目の現代で愛美愛主の元総長である長内を訪ねました。

4回目の現代では、長内に12年前の面影はなく、抗争はきっかけに過ぎなかったと頭を抱えます。

何者かの策略(のちに稀咲と判明)によって、内部抗争が勃発すると掴んだタケミチ。

愛美愛主との抗争は、火種でしかないと分かりました。

ここでの目的は愛美愛主についての情報収集なので、現代のマイキーについては触れられていません。

5回目の現代:2017年8月10日~2017年10月20日

内部抗争を未然に防ぎ、ドラケンが刺されて死ぬはずの8.3抗争を無事に乗り切って現代へ帰還したタケミチ。

ドラケンが生きていることで未来が大きく変わり、2017年7月1日に東京卍會の抗争が起きなかったため、ヒナが生存していました。

タケミチは美容師のタマゴになったアッくんや、ヒナと中学以来の再開を果たします。

ところが東卍と縁が切れたかに思えたアッくんが、ヒナの乗る車へ故意に激突。

結局5回目の現代でも経過は違えど、これまでと同じ運命を辿ってヒナとアッくんが死亡しました。

ドラケンは生きてはいるものの、死刑囚として収監されており、ヒナを殺し続けている張本人は稀咲鉄太で、マイキーへの憎悪を抱いていると分かります。

マイキーは登場しませんでしたが、東卍が犯罪組織である未来は変化していません。

タケミチは東卍のトップになることを誓って、再びタイムリープします。

6回目の現代:血のハロウィン目前の2017年

抗争を目前に控えた芭流覇羅(バルハラ)のトップが、東京卍會参番隊隊長に就任したばかりの稀咲鉄太ではないかと疑惑が浮上し、真相を確認するために現代へ帰還したタケミチ。

トップ不在で”首のない天使”と異名のついた芭流覇羅の総長が、マイキーだったと分かります。

「血のハロウィン」と呼ばれる抗争(東卍VS芭流覇羅)で、マイキーは東卍創設メンバーの1人である羽宮一虎を殺害していました。

稀咲が身代わりを用意したことで捕まらなかったマイキーは、闇落ちしてしまいます。

東京卍會は芭流覇羅に乗っ取られ、芭流覇羅を母体とした「新生・東京卍會」が誕生。

総長マイキーと総長代理の稀咲を筆頭に巨大組織へと膨れ上がったのが、2017年の犯罪組織「東京卍會」の正体だと明らかになりました。

7回目の現代:2017年11月

血のハロウィンで東卍を勝利に導いたタケミチは過去で壱番隊隊長へ就任し、7回目の現代では東京卍會の最高幹部になっています。

東京卍會の懐へ潜入することで、現代の稀咲鉄太と対面できたタケミチ。

しかし稀咲の闇に直接触れ、松野千冬が殺されてしまいました。

マイキーは旧東京卍會メンバーの粛清をはじめ、林田春樹(パーちん)・林良平(ペーやん)の殺害を指示。

三ツ谷隆は、拉致されて行方不明になっています。

不良の時代を創ると言っていたマイキーが変わって巨悪化したため、犯罪組織へとなり下がった東京卍會。

マイキーを正気に戻すためには、「黒龍(ブラックドラゴン)の金」と「稀咲の暴力」をなんとかしなくてはならないと判明します。

7回目の現代でマイキーの左腕となっている元「黒龍組」は、東卍結成前に一虎がモメていた暴走族です。

最悪の世界を変えるため、ナオトに逮捕されたタケミチは、再びタイムリープをします。

8回目の現代:2018年1月10日~2018年1月20日

黒龍の総長が東卍弐番隊副隊長の柴八戒と兄弟だとわかり、聖夜決戦に勝利したタケミチ。

壱番隊の傘下に黒龍がつくことになり、稀咲が東卍をクビになります。

これまでのタイムリープの中で一番成果があったかと思いきや、8回目の現代はもっとも最悪な未来でした。

マイキーは東京卍會の主要メンバー(ドラケン、三ツ谷、八戒、千冬、パーちん、一虎、稀咲)を殺害し、一連の容疑者として指名手配されています。

幹部の中で唯一、殺されていないタケミチは、マイキーからの手紙を頼りにフィリピンのマニラへ旅立ちました。

佐野真一郎がB250T(バブ)のエンジンを見つけた場所へ向かったタケミチは、ついにマイキーと初対面!

ところが、タケミチの手で殺して欲しいとマイキーに頼まれます。

夢を叶える難しさ、人を初めて殺した時に何も感じなかったこと、難しいことは人を殺すと解決すると考え至ったことなどを語るマイキー。

タケミチは銃を渡されますが、拾わずにマイキーの考えが間違っていることを諭します。

マイキーはタケミチの顔に銃をつきつけ、オレを殺すかオマエが死ぬかの2択を突き付けました。

互いに涙を流して動けずにいましたが、ナオトがマイキーを射殺

撃たれたマイキーは、タケミチの腕の中で死亡しました。

9回目の現代:2018年1月下旬

何度過去を変えても最悪の未来へ辿りついてしまうため、タケミチは稀咲がタイムリーパーかもしれないと思い至ります。

過去では天竺が東卍へ襲撃を行い、関東事変が勃発したばかり。

現代へ帰還して情報収集することにしたタケミチは、天竺総長の黒川イザナが現代で東京卍會の実質トップになっていることを突き止めます。

マイキーは死亡したままですが、死んだと思っていた稀咲が生存しており、奇襲を受けたタケミチは黒川イザナの指示により鶴蝶(カクチョー)に銃で撃たれます。

ナオトは稀咲の銃で撃たれ、命を落とす前に最後の握手を交わして、タケミチはタイムリープしました。

10回目の現代:2018年3月16日

最後のタイムリープでは、2006年2月22日にマイキーの妹のエマが稀咲に殺されます。

ドラケンを救い、一虎を救い、稀咲を東卍から追い出し、大樹を救っても未来が変わらず、マイキーが闇落ちしていた原因はエマの死にあったと気付いたタケミチ。

悪戦苦闘しながらエマ・稀咲・イザナの死者3名を出した関東事変は、天竺幹部5名の逮捕で幕を閉じます。

タケミチがタイムリープしていると知ったマイキーは、未来を変えるために2006年3月8日で日本一の暴走族になった東京卍會を解散。

東卍の主要メンバーと共にタイムカプセルを埋めたタケミチは、未来が書き換えられていると確信をもって現代へ帰還します。

10回目の現代では、全員が生存しており、最高の未来が訪れたかに思えました。

しかしマイキーだけが、10年以上みんなと音信不通の状態です。

マイキーが未来で死亡する理由

マイキーが未来で死亡する理由は、漫画「東京リベンジャーズ」14巻第119話「Too late to be sorry」で明かされています。

自ら死を望んでいたマイキーは、タケミチに引き金を引いて欲しいと頼みますが、橘ナオトに射殺されました。

なぜマイキーは死を望んでしまうほど、追いつめられていたのでしょうか?

橘ナオトが射殺する理由はなんなのか、詳しく追っていきたいと思います。

マイキーが殺して欲しいとタケミチに頼む

8回目の現代でマイキーは、東京卍會の主要幹部を皆殺しにして警察から指名手配されていました。

マイキーが仲間を殺すなんて信じられないタケミチですが、少なくとも過去で起こした何かが8回目の現代に大きく影響を及ぼしたに違いありません。

このときのタイムリープでタケミチは、東卍を狂わせた2つの存在を過去で排除しました。

聖夜決戦で黒龍を潰し、裏切りが明るみになった稀咲は東卍から追放され、全部うまくいったはずです。

何がいけなかったのか途方に暮れていると、過去で記念写真をとったことを思い出します。

自分の部屋で見つけた記念写真は、フィリピンから差し出された手紙の中に入っていました。

1月20日

いつか話したあの場所で

引用:東京卍リベンジャーズ13巻 第16話「Far from home」 ©和久井健/講談社

住所と共に添えられたひと言を見たタケミチは、フィリピンのマニラへ向かい、12年後のマイキーと初対面します。

佐野真一郎がB250T(バブ)のエンジンを見つけた場所にひっそりと座っていたのは、過去と変わらない目をしたマイキーでした。

マイキーに会えた途端に涙を流したタケミチを見て、泣き虫は相変わらずかと問いかけるマイキー。

わざわざマイキーがタケミチを呼んだのは、頼みがあったからです。

兄の真一郎を思い出すと、東卍メンバーと過ごした思い出が溢れてきて懐かしくなったと語るマイキーは、笑顔を見せています。

過去の楽しかった思い出を胸に抱いているマイキーを見たタケミチは、東卍メンバーを殺したワケがないと確信。

しかしマイキーは、東卍が変わってしまったと語ります。

なぜ東卍を出て行ったのか、タケミチに一緒にいて欲しかったと語るマイキー。

なんとか1人で頑張ってみたマイキーですが、自分が自分でなくなることを押さえられませんでした。

兄貴のように叱ってほしかったと語るマイキー。

タケミチが東卍を出ていくとき、引きとめようとしたマイキーをドラケンと三ツ谷が反対しました。

マイキーの選んだ修羅の道に恩人であるタケミチを巻き込まないで欲しいと、頭を下げたドラケンと三ツ谷。

2人はマイキーに命を預けると決めましたが、タケミチは自分たちのようになって欲しくないと願っていたのです。

そんな最高な奴らを殺したと、はっきり口にしたマイキー。

楽しく過ごしていた頃の東卍は、もういません。

自分の手で殺してしまったからこそ、タケミチの手で終わらせてほしいとマイキーは願います。

タケミチの前に銃を投げ捨て、オレを殺せと告げますが、タケミチは銃を拾いません。

夢を終わらせたいと語るマイキーですが、ただ会いたかっただけだとタケミチは目に涙を浮かべました。

最後にまたタケミっちとみんなで騒ぎたかったと、死に際に同じようなことを言っていた八戒を思い出したマイキー。

夢を叶えるのは、難しいとぼやきます。

”不良の時代を創る”道を目指して突き進んでいたはずなのに、いつの間にか道を誤っていました。

初めて人を殺したとき、マイキーは何も感じなかったと語ります。

そして世の中の難しいことは大抵、人を殺せば簡単に解決すると気付いたマイキーは、邪魔なもんは消しちまえばいいと笑顔を見せました。

同じセリフを17巻149話で稀咲鉄太も語っていることから、8回目の現代にいるマイキーは稀咲の悪意に侵食されていることが分かります。

タケミチは、稀咲の悪意に対抗するために必要な存在だったのでしょう。

何度も繰り返すタイムリープの中で、タケミチ自身もキーマンになっていたのではないかと考えます。

しかし8回目の現代でタケミチと対面した時はすでに稀咲でさえ死んでいるので、洗脳が中途半端に解け、自責の念に駆られての行動といったところでしょうか?

少なくとも死を望んだマイキーには悪意がないことから、タケミチは昔と変わらない目をしていたと感じたのではないかと思います。

タケミチはマイキーの考えが間違っていて、今も変わらない目をしていると必死に訴えかけますが、やめろの一点張り。

床に伏せ落とされて、顔に銃を突き付けられました。

橘ナオトがマイキーを射殺

タケミチに銃を突きつけ瞳を逸らさず見つめるマイキーは、千冬が死に際に言った言葉を思い出します。

タイムリープのことを知っている千冬は、いつかタケミチがマイキーを訪ねてきたとき、まるで時を超えてきたように昔のままの目をしていると語りました。

タケミチの目に嘘はないから信じてあげて欲しいという千冬の言葉を思い出しながら、マイキーは目に涙を浮かべます。

オレを殺すか、オマエが死ぬかの2択を突き付けたマイキーですが、タケミチの目をしっかり見つめて逸らしません。

マイキーの涙がタケミチの顔に零れ落ち、あの頃は取り戻せないと言ったと同時に、銃声が鳴り響きました。

タケミチが殺されそうになっていると思ったナオトが、駆けつけた拍子に発砲したのです。

しかし落とされた銃にセーフティーがかかっていると気付き、殺す気がなかったと分かります。

撃たれたマイキーはタケミチの腕に抱えられながら、オレの人生は苦しみだけだったと漏らしました。

やっと終わると涙するマイキーへ、過去に戻れることを打ち明けたタケミチは、こんな現代にならないように頑張ってやり直すと誓います。

慰めと受け取ったマイキーは、嘘でも嬉しいと言って、最後にタケミチの手の温かさを感じながら息を引き取りました。

マイキーの現在は?

マイキーの現在は、漫画「東京卍リベンジャーズ」第195話「lingering scent」で明らかになります。

これまでタケミチが闇落ち要因をすべて排除し、エマの死でさえ乗り切ることができたマイキー。

一度は死亡する未来を辿りましたが、10回目の現代ではマイキーが生きていると分かります。

しかしマイキーだけが元東卍メンバーと10年以上、音信不通になっていると発覚。

”無敵のマイキー”こと佐野万次郎は、犯罪組織「梵天」のトップに君臨していました。

タケミチが現代に戻った後、すぐにドラケンと決別することになったマイキー。

最後に会ったマイキーは、すでにドラケンが知っている人物ではなかったようです。

過去でタケミチと別れる前のマイキーは、12年後の再会を胸に、東卍のみんなもヒナも絶対に守ると約束してくれました。

タケミチが現代へ戻ってすぐ、マイキーに何があったのでしょうか?

最新話の展開では、マイキーがタイムリープのトリガーとなってタケミチは10年後の過去へさかのぼり、最終章へ突入しています。

第195話「lingering scent」以降の詳しい内容は、こちらの記事から順に確認してください。

マイキーが現在いない理由を考察

https://twitter.com/Yams_Freckles/status/1412610640762523648

結論からいうとマイキーが現在いない理由は、黒川イザナの意思を継いでいるからではないかと考察します。

これまでの未来と違って、マイキーが新たに身を置くことになった犯罪組織「梵天」の幹部は、イザナが創った旧天竺幹部で構成されていました。

梵天の幹部
  • 佐野万次郎:首領
  • 明司武臣(あかしたけおみ):相談役
  • 三途春千夜(さんずはるちよ):ナンバー2
  • 鶴蝶(カクチョー):ナンバー3
  • 丸井一(ココ):幹部
  • 望月莞爾(モッチー):幹部
  • 灰谷蘭(はいたにらん):幹部
  • 灰谷竜胆(はいたにリンドウ):幹部

旧天竺メンバーとの関係を繋いだのは、鶴蝶の可能性が高いと考えます。

鶴蝶は関東事変の最後に病室で、梵天の夢が終わるのは自分次第だと語りました。

天竺の夢は最強の国を創り、身寄りのない奴らを国民にして居場所を作ってやること。

鶴蝶は黒川イザナと共に抱いた夢をまだ追いかけており、そのためにマイキーを必要としているのではないでしょうか?

オマエの時代を創らなきゃいけないんだと語る鶴蝶に対して、イザナは死に際で”オレらの時代”と訂正しています。

マイキーの夢は、”不良の時代を創る”こと。

共通の目的意識があると、マイキーが認識してもおかしくありません。 

さらに黒川イザナは施設で鶴蝶とともに作ったかまくらの中で、さいきょうの国計画書を作成しています。

そこには「その1 逆らうやつみんな死刑」と記されていました。

梵天の掟では、裏切り者はスクラップです。

黒川イザナの意思が、生きているように感じますね。

黒川イザナとマイキーに血のつながりはありませんが、兄貴と呼んで救おうとした相手です。

その証拠とでもいうかのように10回目の現代でマイキーは、イザナとそっくりの髪型とピアス模様の入れ墨を彫っています。

とはいえ掲げる目標と実際の行動が伴っていないのは、何らかの悪意に侵食されているからでしょう。

梵天には、明司武臣という新キャラが相談役で登場しました。

まだどんなキャラクターなのか詳細は明かされていませんが、相談役というからには知恵を授けているのでしょう。

いわば、ネクスト稀咲のような立ち位置なのかもしれません。

梵天は、これまでタケミチが変えてきた現代で犯罪組織になっていた東京卍會とほぼ同じような組織です。

稀咲は過去でタイムリーパーではないことを明かしましたが、何かを語ろうとしたときに死亡しています。

神童と呼ばれるほど頭がよかった稀咲でも、ち密な計画を練るためには誰かの知恵を借りていたのではないでしょうか?

稀咲の計画を引き継ぐとするなら、新キャラの明司武臣が怪しいですね。

さらに前の東京卍會で金脈となっていたココが、梵天幹部に所属しています。

マイキーを正気に戻すためには、「黒龍(ブラックドラゴン)の金」と「稀咲の暴力」をなんとかしなくてはならないと7回目の現代で明かされましたが、クリアできなかったのだと考えます。

追記(2021.7.13)

漫画「東京卍リベンジャーズ」第211話「The law of the jungle」では、明司武臣の正体が確定しました!

もしかしたらタケミチが過去に干渉したことで、明司武臣が味方になるかもしれません。

考察はこちらの記事で紹介していますので、あわせて一読していただけますと幸いです。

まとめ

今回は、漫画「東京卍リベンジャーズ」のマイキーの未来はどうなっているのか、徹底紹介しました!

タケミチが何度もタイムリープを繰り返しても、決まってマイキーは未来で闇落ちしています。

ドラケンの死・一虎の死・エマの死など、闇落ち経緯でマイキーの大切なものが次々と失われていました。

そのなかでマイキーが死亡する理由は、漫画「東京リベンジャーズ」14巻第119話「Too late to be sorry」で明かされています。

ここまで明らかになった闇落ち理由をすべて排除してきたタケミチですが、それでも現代のマイキーは新たな犯罪組織「梵天」のトップに君臨していました。

一度は死んだマイキーですが、過去改変によって10回目の現代では生きています。

生きているマイキーが、現代で旧東卍メンバーたちといない理由については、死んだ黒川イザナの意思を継いでいるのではないかと考察しました。

方向性を誤っているのは、マイキーを正気に戻すための「稀咲の暴力」と「黒龍の金」を完全に排除できなかったからでしょう。

「黒龍の金」であるココは、梵天幹部として在籍しています。

稀咲は死んだので、「稀咲の暴力」は回避できたように思えますが、新キャラで相談役として梵天に在籍する明司武臣が怪しいです。(追記:現在は、タケミチの味方になるのではないかと考察しています。2021.7.13)

果たしてタケミチは、何度も闇落ちするマイキーを救えるのでしょうか?

今後の展開に注視しながら、情報更新していきたいと思います。

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