漫画「王様ランキング」の主人公であるボッジには、母親が二人います。
第一王妃のシーナと、第二王妃のヒリングです。
物語序盤ではヒリングがボッジの母親として登場していますが、実は血の繋がりがない継母継子の関係。
ボッジの本当の母親は、ボッスと同じ巨人族のシーナ王妃です。
といってもシーナ王妃は物語開始時点で死亡しているため、回想でしか登場していません。
そこで今回はシーナ王妃の詳しい情報とともに、死亡理由とミランジョの関係を解説していきたいと思います。
王様ランキングのボッジの母親シーナ王妃とは?
ボッジの母親シーナ王妃とは、世界一強い巨人族の女戦士です。
シーナ王妃の初登場は、1巻2話での回想シーン。
周囲の風当たりが強いボッジに対して嫌なことを乗り越えていける強い子だと話していたシーナ王妃は、一見すると厳しい人物のように思えます。
しかし巨人族の血を引いているはずのボッジが、小さく生まれても姿形に捕らわれることなく愛しており、子供の成長を見守る優しさを持っているシーナ王妃。
ボッジが小さく生まれた理由については、こちらの記事をご覧ください。
生まれたばかりのボッジにキスをプレゼントした母性溢れるシーナ王妃とは、一体どんな人物なのでしょうか?
詳しい人物像について、次で紹介していきます。
シーナ王妃のプロフィールを紹介
名前 | シーナ |
声優(cv) | 本田貴子 |
地位 | ボッス王国の王妃 |
種族 | 巨人族 |
シーナ王妃の性格
シーナ王妃は勇ましく軽快で、身内に対し愛情深い性格をしています。
かつて強さだけを追求してたシーナ王妃は、求婚してきたボッスともまずは手合わせするなど勇ましい人物でした。
しかし相手を強さを認められる軽快さも持ち合わせており、心根の真っ直ぐな女性であることが窺えます。
ボッジが生まれてからは、母性豊かで女性らしい一面をのぞかせたシーナ王妃。
ボッスに求婚された際には、赤面して口を開ける可愛らしい姿も描かれていました。
シーナ王妃の死亡理由を解説
シーナ王妃の死亡理由は、ボッス不在時による敵国からの襲撃です。
漫画「王様ランキング」の物語が始まった時点で、すでに死亡しているシーナ王妃。
幼いボッジを遺して死亡したのは、シーナ王妃が敵国から身を挺して守ったからに他なりません。
シーナ王妃は、全身に矢を受けて死亡しました。
母の死を目の当たりにしたボッジは、第二王妃であり継母でもあるヒリングによって大切に育てられます。
まだ幼かったとはいえボッジにとって、辛い過去となった母親の死。
そんな幼いボッジを囮に利用して、襲撃を手配した黒幕はミランジョです。
ドラゴンに乗ったミランジョは、鏡の反射で位置を敵へ知らせて、巧みにシーナ王妃を暗殺しました。
シーナ王妃とミランジョの関係
暗殺を企てたミランジョですが、じつはシーナ王妃とボッスの仲人を務めるほど親密な関係がありました。
しかしミランジョが仲人を務めた理由は、ボッスと魔人の契約に関係しているからです。
純粋にボッスとシーナの結婚を祝って、仲人を務めたのではありません。
力を追い求めたボッスは、子供の力を吸収する契約を魔人と交わしました。
ボッスが魔人と交わした契約についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
シーナ王妃とボッスの夫婦仲
あくまで力のためにシーナ王妃に求婚したボッスでしたが、二人の仲は決して悪くありませんでした。
むしろ互いの力を認め合い、冗談を言い合えるような気さくな関係です。
ボッスは生まれてきたボッジに不自由な生活をさせたくないと、ボッス王国を建国しました。
シーナ王妃とボッジのために生涯を捧げるほど、家族を大事にしています。
作中ではボッジに「前妻の忘れ形見だ。可愛くて仕方がない」と告げており、ボッスとシーナ王妃の仲の良さが浮き彫りになりました。
シーナ王妃をミランジョが殺害した理由
ミランジョがシーナ王妃を殺害した理由は、ボッスのため。
というのもボッスが魔神との契約で、力を手に入れる代償に寿命を奪われたからです。
ミランジョはボッスに「もう一人子どもを作ってその体を依代にしよう」と提案しましたが、巨人族の女は子どもが一人しか産めないと知ります。
そのためミランジョは、ボッスに別の王妃を与えるべくシーナ王妃を暗殺。
ボッスに生き延びて欲しい一心で、シーナ王妃の命を奪ったのでした。
その後、第二王妃のヒリングを迎え入れたボッスとの間には、ダイダが誕生します。
しかしミランジョは、ヒリングやダイダまでも利用。
ミランジョについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回は、王様ランキングのシーナ王妃の死亡理由とミランジョの関係について解説しました。
シーナ王妃は「王様ランキング」の物語前に、敵国の襲撃を受けて死亡しています。
息子であるボッジを庇う形で、全身に矢を受けるという壮絶な死を遂げたシーナ王妃。
シーナ王妃の死亡理由には、ミランジョの存在が深く関係しています。
ボッジにとって唯一無二の優しい母親でしたが、息子を守る使命を真っ当して死亡したシーナ王妃。
シーナ王妃の死は、後々ボッジの力を強くしていきます。
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