漫画「呪術廻戦」で過去と現在において重要なキーパーソンとなっている夏油傑(げとうすぐる)。
敵方ながらその人気は絶大で、2021年冬には彼との戦いが描かれる「呪術廻戦0」が映画化しますね。
今回は、そんな夏油傑の過去や強さ、術式「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」を徹底解説!
その中で、彼自身の人気の秘密や魅力について語っていきたいと思います。
>>呪術廻戦の漫画全巻無料で読める方法やアプリはある?安い電子書籍の最安値クーポンをまとめて紹介
>>呪術廻戦アニメ無料動画見逃し配信を公式サイトで1話~全話フル視聴する方法まとめ
夏油傑とは?プロフィールを紹介
名前 | 夏油 傑(げとう すぐる) |
誕生日 | 2月3日(享年27歳) |
身長 | 185cm以上 |
等級 | 1級呪術師 → 特級呪術師 → 特級呪詛師 |
好きな食べ物 | ざる蕎麦 |
ストレス | 呪霊を取り込むこと |
CV | 櫻井孝弘 |
夏油傑の初登場は「呪術廻戦」0巻に収録された、本編から1年前の前日譚『東京都立呪術高等専門学校』
最悪の特級呪詛師として主人公・乙骨憂太の前に立ちはだかり大規模テロ・百鬼夜行を起こします。
本編での登場は「呪術廻戦」2巻からであり、8巻・9巻では彼の高専時代の話が描かれました。
夏油傑は元々呪術高専に在籍する1級呪術師であり、同級生は五条悟と家入硝子。
後に五条悟と共に特級呪術師に任命され、『呪術は非術師のためにある』と教えを説くほど呪術師として模範的な生徒でした。
性格はいたって真面目で仲間思い。後輩にも慕われる良き先輩として描かれています。
五条悟の唯一無二の親友であり、時には彼と馬鹿なことをして笑い合う一面も。
五条曰く『目立ちたがり』とのことで、本来の真面目さと真逆なギャップがファンの人気を掴んでいます。
「漫道コバヤシ」による作者の話では、五条が『ナチュラルボーン天才』なら夏油は『努力型の天才』
作中一モテると作者が明言
なにかと五条と比べられる夏油ですが、「呪術廻戦」公式ファンブックにて『五条はモテるようですが夏油は女性にモテますか?』という質問に、作者は「夏油の方がモテます」と回答。
五条の顔の良さと才能は周知の事実ですが、彼よりもモテるという事実が夏油の魅力を表していますね!
ファンブックでは、作中の男性キャラの中で「一番モテる」と明言されています。
闇堕ちして呪詛師に
夏油傑は高専3年生の頃に、とある任務にて非術師112人を呪殺・逃亡し、現在は呪詛師として活動しています。
『呪術は非術師を守るためにある』と考えていた夏油ですが、五条と行った星漿体護衛任務により非術師に対する価値観が揺らぎます。
その後、同じく特級呪術師の九十九由基から「呪霊は呪術師から生まれない」という仕組みを聞いたこと、可愛がっていた後輩・灰原雄の死により夏油は呪術師としての自分に疑念を抱くようになりました。
決定的だったのが、高専三年時の秋。
単独で赴いた任務にて、村人に虐待されている呪力を持った双子の少女を発見します。
その村の怪異は夏油が祓い終了していましたが、村人たちは双子たちが原因だと言い張り暴力を繰り返していたのです。
結果、非術師に価値を見出せなくなった夏油は呪術界を離反。
非術師を皆殺しにして呪術師だけの世界を創る。
呪術師が非術師の為に死ぬことがないように。
夏油はその思想を持って、呪術師から呪詛師へと身を落としたのでした。
彼の詳しい過去については以下の記事に纏めていますので、是非ご覧下さい。
夏油傑のかっこいい5つの魅力
ここからは夏油傑の人気の理由に迫ります!
「かっこいい」「イケメン」とファンからの声が熱い夏油傑ですが、そんな彼の魅力とは?
今回は、よく目にする5つの理由をピックアップしてご紹介します!
特徴的な前髪!ハーフアップスタイルがイケメン
夏油傑と言えば、特徴的な髪型がかっこいいですね!
黒髪の長髪、大きめのピアスがなんとも魅力的。
一房垂らされた前髪も特徴的で、高専時代はお団子頭でした。
現在はハーフアップスタイルを主にしており、長い黒髪にそこはかとない色気を感じます。
優しく仲間思いでかっこいい!自分より五条悟を優先する一面も
夏油傑は基本的に仲間思いで優しい性格です。
そのため、高専時代は後輩に慕われる一面が多く描かれていましたね。
灰原にお土産は何がいいかと聞かれたときも、五条が食べるかもしれないという理由で彼が好きなものを挙げています。
これは呪詛師になってからも変わらず、仲間を『家族』と呼び、テロを起こした際も真っ先に気にするのは彼等の安否でした。
自分よりも他者を優先する傾向があり、この優しさが彼を過激な思想に走らせた原因とも言えます。
作中一の常識人である七海建人ですら、夏油が呪詛師になったことを『責める気にはなれない』とその心根や真面目さを認めているのでした。
ヤンキーファッションがかっこいい
夏油傑と言えば時代遅れなボンタン姿!!
一時期かなり話題に昇りましたが、五条と並ぶとその柄の悪さが目立ちます(笑)
しかしそれがかっこいい!と一部ファンの間では人気が急上昇。
ヤンキーファッションとまで呼ばれ、今でもその人気は健在です。
正義感と信念が熱い!双子との絆がかっこいい
夏油傑は非術師を「猿」と呼んで忌み嫌います。
「非術師は嫌い」という本音を、「呪術師だけの世界を創る」という信念に変えて活動する夏油。
そのきっかけとも言える双子の少女を、夏油はその後十年間育てます。
長い間にわたって監禁・虐待されていた双子の少女はそんな夏油に傾倒。
夏油のブレない生き方を心の底から支持し、また夏油傑という男の最大の理解者ともなっていきました。
のちに夏油は五条悟に処刑されますが、それに対し双子は『絶対に許せないけど、これで良かった』と夏油の生き方を納得しているのです。
過去が切ない!五条悟との関係がエモくて泣ける
夏油傑を語る上で外せないのが、親友である五条悟との過去ですね。
自他共に「二人で最強」を自称した彼等ですが、あることをきっかけにその絆は綻びます。
結果として夏油は離反してしまうわけですが、その後も彼等が互いを思い遣っている描写が多く見られます。
特に夏油は、呪詛師として活動しながらも親友の名前が入った『五条袈裟』という衣装を纏い続けています。
二人の関係については以下の記事に纏めていますので、是非ご覧下さい!!!
夏油傑の強さは?日本に4人しかいない特級呪術師
夏油傑は日本に4人しかいない特級呪術師の内の一人です。
高専2年生にして1級呪術師であり、3年時に五条悟と共に特級呪術師に昇任しています。
そんな彼の強さは非常に珍しい術式「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」に加え、夏油自身が持つ身体能力にも影響しています。
体術に自信のある趣味・格闘技
夏油傑の戦闘スタイルは術式で呪霊を式神のように扱うことです。
しかし本人の戦闘力も非常に高く、呪霊と直接近接戦を行うことも珍しくありません。
呪霊を誘い込んでから体術や呪具で仕留めるなど、遠距離戦闘を得意とする術式と違って意外とパワー系。
趣味で格闘技も嗜んでおり、その強さは作中随一です。
特級呪具「游雲(ゆううん)」を使用
夏油傑が使っていた呪具で一番有名なのは特級呪具「游雲(ゆううん)」です。
これは元々伏黒甚爾が所持していた呪具ですが、彼の死後に夏油がちゃっかりくすねたものになります。
いざという時のみ使用していましたが、「呪術廻戦」0巻にてその扱いを披露。
乙骨憂太やリカの両方と互角以上のレベルでやりあっていましたね!
のちにこの呪具は五条悟が回収、その上で禪院真希の手に渡ることとなります。
夏油傑の術式「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」を解説
「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」とは、降伏した呪霊を取り込み自在に操る術式です。
基本的に媒介は不要。取り込み方は口からの摂取で、夏油曰く「吐瀉物を処理した雑巾の味」
使役した呪霊自身の呪力で術式を発動でき、また取り込める呪霊数には制限がないという手数の強みがあります。
夏油傑が保持していた呪霊は公式発表で4000体以上。
対象の呪霊は階級換算され、術師の2級以上格下なら降伏の儀を省き無条件で取り込み可能。
呪霊操術の最大の特徴は、複数の呪霊を操作することで術式を複数使用できるという点です。
術者一名につき一つしか所持できないとされる生得術式の例外であり、これによって領域展開も複数使用可能。
五条悟に並ぶ特級呪術師だけあり、彼とは違った最強の一つです。
呪霊操術 極ノ番『うずまき』
取り込んだ呪霊を一つにまとめ、超高密度の呪力を相手にぶつける技です。
「呪術廻戦」0巻にて、乙骨憂太に対し4461体の呪霊を全てぶつけることで対抗。
メリットは超強力かつ必殺的な攻撃力。
デメリットは術式の強みである呪霊の手数を捨てること。
しかしその真価は、準1級以上の呪霊を『うずまき』に使用した時に起きる「術式の抽出」だと最近新たに発覚しました。
夏油傑が使役している呪霊一覧
夏油傑が4000体以上を保持する呪霊たち。
夏油はその全てを把握しており、用途に応じて使い分けています。
今回は、その中でも作中にて情報が出ている呪霊を紹介します。
虹龍(こうりゅう)
夏油傑が高専2年の時には既に降伏していた呪霊。
手持ちの中で最高硬度を誇ります。
等級は不明。
口裂け女
対伏黒甚爾戦において使用された呪霊。
「わたしきれい?」という質問に対し、それに答えるまでお互いに不可侵を強制する簡易領域を展開。
複数の巨大な鋏を操る仮想怨霊で、ネガティヴな返答をした対象に向けて強力な攻撃を行います。
等級は不明。
武器庫呪霊
元々は伏黒甚爾が所有していた低級呪霊。
体内に様々なものを収納でき、呪具などを収納して使用します。
特級仮想怨霊「化身玉藻前(けしんたまものまえ)」
高専にて登録済みの特級呪霊16体の内の一体。
玉藻前という名前から分かる通り、モデルは平安時代後期に存在したとされる九尾の狐。
「化生の前」「玉藻の前」など様々な呼び名が残っており、それらを合わせて「化身玉藻前(けしんたまものまえ)」ではないかと考えられます。
夏油傑の死亡理由は?百鬼夜行テロの結末
夏油傑は「呪術廻戦」0巻にて、大規模呪霊テロ・百鬼夜行を実行。
乙骨憂太との戦闘の果てに敗れ、五条悟に処刑されています。
五条悟に殺された
夏油傑の百鬼夜行の目的は、乙骨憂太が保持する特級過呪怨霊「折本里香」を取り込むことでした。
しかしそれは乙骨憂太自身に阻まれ、右腕を欠損、逃亡します。
そうして最後に行き着いたのが五条悟の元で、元親友の姿を視認した夏油は諦めたようにそこへ座り込むのでした。
その後、夏油は五条と最期の会話を交わし、五条の手によって処刑。命を落とします。
命日は12月24日
夏油傑の命日は、百鬼夜行が実行された12月24日です。
作中でも日付が明記されていることから、2021年冬に公開される劇場版「呪術廻戦 0」の公開日としても予想されていますね。
そちらの情報は以下の記事に纏めていますので、是非ご覧下さい。
渋谷事変の夏油傑は偽物?メロンパンと呼ばれる理由
「呪術廻戦」0巻にて死亡した夏油傑ですが、彼はその後の本編にも登場しています。
しかし渋谷事変にて、その夏油傑は偽物であることが判明。
五条に殺された夏油はその後遺体を乗っ取られ、脳みそだけを移植されて現存している状態でした。
この脳みその正体が不明であったことから、一部界隈にて「メロンパン」という渾名が付けられていましたね。
しかしその後の展開により、偽夏油(メロンパン)の正体も判明。
夏油傑の身体を乗っ取った者の正体は、加茂憲倫であることが分かったのです。
呪術廻戦を全巻半額で読む方法
まとめ
本編登場時点で既に死亡が確定している夏油傑ですが、その過去と現在の様子から根強い人気を誇ります。
「呪術廻戦」における重要なキャラクターである五条悟の親友。
彼との関係性や過去に加え、現時点で物語のラスボスを予感させる彼です。
死してなお、身体を乗っ取られるという不遇な扱いに、彼を解放して欲しいと嘆くファンは多いですね。
夏油傑に関しては、芥見先生曰くこれからも何かしらのエピソードを披露すると明言されています!
もしかしたら今後、五条との関係を深掘りなんて展開があるかもしれませんね。
以上が、呪術廻戦の夏油傑がかっこいい!高専時代や強さと呪霊操術を解説記事でした!
コメント