ヴァニタスを「オニイチャン」と呼ぶ謎の少年、No.71(ナナイチ)。
過去にドクター・モローの研究室でヴァニタスと行動を共にしていたことが判明していますが、今回はそんな彼の正体を解説します。
ヴァニタスと同じく蒼月の吸血鬼の眷属とされるNo.71(ナナイチ)ですが、彼等に兄弟関係はあるのでしょうか?
また、No.71(ナナイチ)の本名や強さ、目的なども解説していきたいと思います。
この記事にはネタバレが含まれるため、まだ本編を読んでいない人は、ぜひ下記よりお得に読破してください。
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【ヴァニタスの手記】No71(ナナイチ)の正体はミハイル
漫画「ヴァニタスの手記(カルテ)」9巻にて、No.71(ナナイチ)の正体はミハイルだと判明しました。
ミハイルとヴァニタスが出会ったのは、ドクター・モローの研究所。
実験体として扱われていたミハイルは、ヴァニタスと共に蒼月の吸血鬼に助け出されています。
そんなミハイルは、原作で長らく言及されない存在でした。
初登場は、いつだったのか振り返っていきましょう。
ミハイルの初登場は何巻何話?
No71(ナナイチ)こと、ミハイルの初登場は原作4巻21話です。
ドミニクと街中でぶつかり、義手をしている様子が描かれています。
ミハイルとは一体どんな人物なのか、次で詳しく紹介していきましょう。
【ヴァニタスの手記】ミハイルとは?
ミハイルとは、蒼月の吸血鬼からヴァニタスの書だけを受け継いだただの人間です。
もともとは、ドクター・モロー研究所の実験体(モルモット)だったミハイル。
いまでは、ヴァニタスと同じく蒼月の吸血鬼の眷属として登場しています。
ミハイルについて、以下にプロフィールをまとめてみました。
ミハイルのプロフィールを紹介
名前 | ミハイル |
愛称 | ミーシャ |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
種族 | 人間 |
声優(CV) | 不明 |
ミハイルのプロフィールは、ほとんど明かされていません。
しかし原作では過去が明かされており、娼婦の子供で母親は吸血鬼(ヴァンピール)に殺害されていると分かっています。
整った顔立ちをしているため、髪を伸ばすと女の子同然の外見をしているミハイル。
根が明るく、優しい少年です。
ミハイルの性格
ミハイルは、思い込みが激しい性格をしています。
ゆがんだ性格の原因は、悲惨な生い立ち。
『痛い』ことが大嫌いで、家族の温かさを求めており、寒いのも苦手です。
ただの子供に見えるミハイルですが、どんな能力や強さを秘めているのでしょうか?
ミハイルの能力と強さを解説
ミハイルは、2冊目のヴァニタスの書を使用する能力があります。
能力の詳細は明かされていませんが、ドミニクに暗示をかけれるほどの強さがあります。
”持っている時計のアラームが鳴ったら観覧車から飛び降りる”と、具体的に操ることができるミハイル。
種族としては人間に入りますが、その身体能力は通常の人間よりも高いと考えられますね。
ミハイルの目的は?
ミハイルは現在、蒼月の吸血鬼を蘇らせヴァニタスを含めた3人でまた過ごすことを目的として動いています。
ヴァニタスが蒼月の吸血鬼を殺した理由を記憶ごと失っているミハイルは、それを取り戻すために暗躍中。
ノエを利用して、ヴァニタスの血を暴こうとしています。
ミハイルの過去
ノエが血を吸ったことで、漫画「ヴァニタスの手記」9巻にてミハイルの過去が明かされました。
蒼月の吸血鬼に助け出された後のミハイルは、蒼月の吸血鬼とヴァニタスの3人で仲良く暮らします。
研究所から助け出してくれた蒼月の吸血鬼を『とうさん』と慕い、また研究所でずっと面倒を見てくれていたヴァニタスを『おにいちゃん』と呼んで愛していたミハイル。
モローの実験にって人間の枠から無理矢理引きはがされかけたミハイルの命は短く、蒼月の吸血鬼の眷属になることで永らえます。
喜んで蒼月の吸血鬼になったミハイルですが、最後の記憶は眷属になることを拒んでいたヴァニタスが灰になって消えていく「とうさん」を抱きしめている姿でした。
是非あなたも実際に、ミハイルの壮絶で悲しい過去へ触れてみてください。
ミハイルとヴァニタスは兄弟関係か解説
ミハイルはヴァニタスを『おにいちゃん』と呼んでいますが、血縁的な兄弟関係ではありません。
初登場時に蒼い瞳をしていたことから、かねてよりヴァニタスとの関係が言及されてたミハイル。
しかしヴァニタスは研究所で幼いミハイルを庇うなど、また蒼月の吸血鬼に引き取られてからも気に掛けていた様子が描かれています。
2人は兄弟ではありませんが、決別に至るまではそれに近い関係を築いていたのでしょう。

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まとめ
ドクター・モローの研究所にいたNo.71(ナナイチ)の正体はミハイルだということが原作9巻にて判明しました。
ミハイルは蒼月の吸血鬼の眷属であり、ヴァニタスと同じく「ヴァニタスの書」を扱うことができます。
蒼月の吸血鬼を『とうさん』、ヴァニタスを『おにいちゃん』と慕っており、素直で明るい性格であることが明かされています。
しかし一方で、思い込みの激しい一面やヴァニタスに対する執着などが目立っており、その目的は「とうさん(蒼月の吸血鬼)」を蘇らせヴァニタスを含めた3人でまた過ごすこと。
目的のためなら手段は厭わないところが、ミハイルの怖い部分かもしれませんね。
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