【前回のあらすじ】
少しずつ、愛情を確かめ合い、その関係性を縮めて来た司と優羽。
そこに来訪を1日ずらした瑞希が訪れます。
けれど瑞希は司を見るなり、優羽のストーカーだと言って司を追いかえしてしまい…?
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遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 7話ネタバレ
あの男病院まで来るなんて…!と剣幕の瑞希の横で、司が彼氏ではなくストーカーと言う事実に混乱する優羽。
優羽大丈夫!?私が居ない間何かされた!?と、呆然とする優羽に瑞希が声をかけます。
瑞希…あの人私の彼氏じゃ…ない…の?と言う優羽。
その様子に、もしかして本当に事故で頭打ったの?と瑞希は改めて確認します。
少し記憶があやふやで…と答える優羽に、あの人は他人よ、と言って聞かせる瑞希。
向こうは優羽の事一方的に追いかけてたみたいだけど、私達が良く行ってたPuzzleにも来てたし、と続けます。
あらゆる事実に、頭が付いて行かない優羽は、瑞希は喋った事あるの?と尋ねます。
前に優羽の誕生日に道端で変な人に会ったって言ったじゃない?と言う瑞希。
優羽にミルクティー渡してって言ってきた人、あれあの人よ、と話します。
そういえばそんな事あったな、あの時は全く相手に心当たりが無くて…と思いだす優羽。
どういう事?私…と優羽が言うと、だからあの人はストーカーなの、と瑞希は言い切ります。
前に一度私が優羽に近寄るなって釘刺したのに…まだ諦めてなかったのね、何かされなかった?と言う瑞希。
何か…と、優羽はこのたった5日間、毎日一緒に過ごし、恋をした日々を思い返します。
う、ううん、何も、大丈夫…と、瑞希に言ったら大変な騒ぎになると言う考えから、真実を隠す優羽。
そう…ならよかったけど、と返す瑞希。
司さんはずっと私に嘘をついてたの…?と優羽の中に一つの疑念が生まれます。
けれど、それを聞きたくても聞く方法も、連絡先も、会社も家の住所も優羽は知りません。
ただ漠然と、司はきっともう会いに来ない、という予感だけが心に留まっています。
司の恋人じゃなかった、もう会えないのだろうか、その現実に思わず泣きだす優羽。
心はどうしようもなく司を求めますが、二人が繋がる手段が余りにも無さ過ぎます。
一方司も、終わった、今度こそもう合わせる顔が無い…完全に終わりだ、とあのイチョウ並木を歩いています。
そう、優羽と二人で散歩をし、ミルクティーを渡した、あの院内のイチョウ並木の下を一人で。
…いや始まっても無かったよな、俺が勝手に好きになっただけなんだから、と現実を直視する司。
優羽にとってはただの相談役でしかなかったのに…と、司は空を見上げます。
3年前、10時近くまで働き通していた司は同僚に相談があると声を掛けられます。
司の同僚・大倉は、自分の営業先のサイトに、たすけて、と書かれた投稿を司に見せます。
それは社内掲示板で、社員の交流としている使われている掲示板とのこと。
そんな場所に不釣り合いな、たすけての4文字。
なにこれ?こわっ、外部のイタズラ?と司が言うと、アクセスするにはパスワードとIDが必要なんだよねと大倉。
会社からだと誰が投稿したか解るらしいんだけど自宅のパソコンから投稿したみたいなんだよ、と大倉は続けます。
って事で司にはこれを書き込んだ犯人を見つけてもらえないかな~っと、と軽く頼む大倉。
けれど司は、めんどい、無理、の一言で一刀両断してしまいます。
けれど大蔵は、断るの下手だし営業課で専門知識もない、司はハッカー集団から声かかるほど得意だろ、と必死。
何か奢るから、とまで言われ、じゃあいつものバーで手を打つか、と仕方なく司は引き受けます。
正直頼まれた仕事は余裕だと思いながら、司と大倉がバーで酒を飲んでいると、そこに現れた女性二人。
よかったらご一緒しませんかと言われ、嬉しそうに大倉は席を空けますが、興味のなさそうな司。
飲み終わり、上目遣いでこの後どこいくの?と腕に縋りつく女性に、任せるよ、まだのみたい?と言う司。
目すら合わさず、よくみる手口だな、と辟易気味です。
そんな司に、司さんをもっと知りたい、と言う女性。
知ってどうすんの?と司が言うと、彼氏候補にするかしないか決めるの、と女性は言います。
光栄だね、と口づけを交わす司。
ホテルが近い通りで、女性は酔っちゃったからどこかで休みたいと言います。
ここまでマニュアル通りだと可哀想になって来る、まいいか、最近なかったし、と誘いに応じる司。
女性とベッドに入っても、5時間は寝れるな、と盛り上がる訳でもなく、ドライな心を抱いています。
俺の毎日はこんなもんだ、と思いつつ、携帯に母からかかって来た着信を切るでも取るでもなく無視する司。
そんな自分の現状を充実と言えば充実、何かが足りないような気もするけど、と考えています。
後日大倉は司に、愛だよ愛、司に足りないのは、と言い放ちます。
ちゃんとした彼女作ればいいのに、昨日の子も本気の恋愛出来そうになかったわけ?と怒ります。
後腐れ無さそうだったのに連絡先聞かれたから大倉の教えといた、という司。
これには大倉も何で女の子にそんなひどいことできるかなぁ、と驚きます。
女は信用ならねーもん、と呟く司に、…あぁ、かーちゃんねと理解を示す大倉。
それだけじゃない、と司は言いつつ、何で女って上から目線で品定めしてくるのかな、と言います。
頭の中には昨夜の彼氏候補にするかしないか決めるの、と言う言葉が残っていました。
まぁ俺も純愛出来るような清い心を持ってる訳じゃないけど…と思いつつ、その言葉には違和感があったのです。
司はまだいい女に出会ってないんだよ、もしくは女を下に見てるか、と話す大倉。
…とにかく女は面倒くさい、と言う司に大倉はそんなん言ってたら一生ものたりないままだよ、と嗜めます。
喉が渇いた時だけ潤しとけば応急処置にはなるし、と言う司に出た女の敵!と言う大倉。
モテる男はいうことが違うね~!と棘のある事を言いますが、人の事言えた口かよ、と司は返します。
女性を信用できなかった司の、変化の日々がここから始まるのでした。
遠回り~それでも好きになっていいですか?~7話感想
過去編になりましたね!
瑞希にはストーカーと言われてしまった司ですが、優羽へのやさしさを見ているだけに…。
何か深い理由があると信じたいですよね。
過去編に期待です!
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