【前回のあらすじ】
走行中の車から飛び出して事故に遭った、と聞かされた優羽。
その状況が信じられず、司に詳細な状況を求めますが、今は答えられない、と言われてしまいます。
記憶が戻っても戻らなくても今の優羽も、前の優羽も好きだと言う司。
けれど優羽が、私が色々思い出すと困るのかと尋ねると、司は黙ったまま苦しそうに微笑むのでした。
遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 5話のネタバレはこちら
遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 6話ネタバレ
ジェンガで遊びながら、今日はお母さん来なかったね、と他愛のない話をする優羽と司。
明日来るかも、と言う優羽に、有給もうすぐ終わるから優羽を独り占めしたいんだけどなと司は言います。
優羽のお母さん、良いお母さんだよね、と言う司に、普通だよ、司さんのお母さんはどんな人なの?と優羽。
…いい母親とは言えなかったけど、俺の事をホントに大事に思ってくれてたかな…と司は語ります。
その言い方に、過去形?と違和感を覚える優羽。
半年前、父さんの後を追うように自殺したんだ、と言う言葉に、思わずジェンガを倒す優羽。
ご、ごめんなさい、思い出させて、と言うと、司はいや、大丈夫と言います。
優羽のおかげで立ち直れたんだよ、と語る司に、え?と驚く優羽。
あの時俺は自分を責めてかなり滅入ってたんだけど、そんなカッコ悪い俺を優羽が癒してくれたんだ、と司。
そして、本当に感謝してる、と優羽に伝えると、優羽はそ…うだったんだ…と言葉に詰まってしまいます。
まるで思い出せない、前の私には今の私とは比べ物にならないほどの絆があるんだろうな…と感じる優羽。
そろそろ寝ようか、今日こそ一緒に寝る?という司の軽口に、うん、寝たいと優羽は返します。
けれど、ごめん優羽からかって、嘘だから、と照れ気味に謝る司、それを見て優羽が笑います。
何か俺逆に遊ばれてない?と言う司に、司さんが悪いんだよーという優羽。
傍目にはすっかり順調で幸せそうなカップルそのものです。
その夜、優羽は夢を見ました、雨の滴る小さな窓、フードを被った男から伸びる手。
怖い、と感じ、これが記憶なのか夢なのか解らずいやっ、と声を上げて目を覚ますと慌てて起きる司。
優羽!?どうしたの!?…怖い夢でも見た?と言って優羽に近づきます。
けれど怯えている優羽は、司の伸ばした手を咄嗟に拒絶してしまい、司にびっくりしただけ、と否定します。
心配そうに見つめ、触れないよ、と告げる司。
でも優羽がまた眠れるまでここにいさせて、とベッドの横の椅子に腰かけます。
ほんとに…司さんが嫌だったわけじゃないのに…、と思った優羽は、司に手を繋いでいてと頼みます。
え、でも…と言う司に、お願い、と頼み込む優羽。
その頼みを聞き入れ、わかったと司が優羽の手を握ると優羽はそのぬくもりに安心を覚えます。
やっぱりこの手は、全然怖くない…司だけが、優羽にとって安心できる男性です。
朝、優羽が目を覚ますと、司は優羽の手を握ったまま傍で眠っています。
ずっと手を握ってくれていた司に、好きだなあ…と感じた優羽は、目を覚ました司に思わずキスをします。
すると背後に母の影…まあ―!!優羽記憶戻ったの丸く収まってお母さん嬉しいわぁ~!とハイテンション。
優羽は焦って、お母さん!いや記憶は戻ってないんだけど…と言いますが、また好きになれたのね!と母。
こんなに素敵で誠実な人だもん、すぐ好きになれると思ってたわ~と大喜びです。
その光景を気まずそうな、恥ずかしそうな表情で見つめる司。
すると、優羽のスマホに瑞希から今日出張から戻るから明日お見舞い行くね、のメッセージが届きます。
出張行ってたんだ、どうりで来なかったんだね、じゃあ明日は親友水入らずで話しなよ、と言う司。
俺は明日帰るから、と言われ、やっぱり瑞希の事も知ってるんだ、と優羽は考えます。
じゃあお母さんも帰るわね、と席を立つ母に、え?今来たばっかじゃあ…と言う優羽。
その言葉に2人は普段お仕事で中々会えないんでしょ?今の内ラブラブしときなさい!邪魔したわね!と去る母。
ちょっと気恥しそうに、病室に残された二人が見つめ合います。
じゃあお言葉に甘えて、今日はずっとこうしてようかな、と優羽の頬に触れる司。
優羽はそんな司に、前の私と今の私どっちが好き?と問いますが、司はどっちもって言ったじゃん、と返します。
こんなこと聞くなんて子供だ、そう思いながらも優羽は、今って言ってほしいの、と伝えます。
ガキだね優羽は、といわれて、涙がにじむ優羽。
その心の中では、前の自分よりも春子さんよりも大きな存在になりたい…なれるのかな?と不安な思いです。
可愛いって意味だよ、とガキと言った言葉を否定し、涙をぬぐう司。
俺を好きになってくれてそれを素直に表現してくれる、今目の前に居る優羽が一番好きだよ、と言う司。
そのまなざしは、まっすぐに優羽を見つめています。
俺こんなこと言うキャラじゃないんだよ?ほんとは、と照れる司をに、笑う優羽。
大好きだよ優羽…司がそう告げ、二人の間には幸せな時が流れています。
ちょっとコーヒー買って来るよ、と病室を後にした司。
一人になった病室で一息つくと、すぐにノック音が聞こえ、あれ?司さん早いな…と思う優羽。
けれどそこには、優羽無事で良かったー!!と、親友・瑞希の姿。
瑞希っ!?明日来るんじゃなかったの!?と言うと、心配でそのまま来た、と言う瑞希。
今は何ともないの?と聞かれ、優羽ももう歩けるし大丈夫だよ、事故と彼に関しての記憶が微妙なだけと返します。
彼…って?と言う瑞希に、あれ?瑞希は知ってるかと思ったんだけどえっと…私の彼氏、と言う優羽。
その言葉に瑞希は、彼氏?何言ってんの優羽、あんた彼氏いない歴23年を更新中じゃん!と笑います。
想定していなかった言葉に、固まる優羽。
聞けば、男性恐怖症で彼氏できないとついこの間まで相談を受けていた、と話す瑞希。
冗談言えるくらい回復したなら良かった、と言われ、優羽の理解は追いつかずに居ます。
それより何で事故…と言って、同時に開いた病室のドアを振り返る瑞希。
そこに立つ人物を見て、いやっと真っ青な顔で声を上げます。
あんた!優羽のストーカーじゃない…!と叫ぶ瑞希。
出てって!と強く言われ、コーヒーを持った司がなにも言えずに硬直しています。
優羽に近づいたら私が許さない!と優羽の前に立ちはだかる瑞希を見て、黙って立ち去る司。
司が去り、瑞希が優羽を心配しますが、優羽は何が起きているのか解りません。
司さんが…私のストーカー…?
驚愕の真実に、優羽は混乱するばかりなのでした。
遠回り~それでも好きになっていいですか?~6話感想
えっ…えっ、あの、ストーカー…!?!?ってなりませんでした?皆さん。
あんなに大事にしていたように見えていたのはストーカーだったからなのでしょうか…。
付きまとっていたから事故現場に遭遇して真実が言えないのでしょうか…?
全く先が解りませんね、続きを読む手が止まりません…!
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