【前回のあらすじ】
過去について告白した結果、司の家に連れていかれた優羽。
一晩中かけて司は優羽が汚く等無いと言う事を証明して見せます。
そして遂に結ばれた二人は…?
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遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 32話【最終回】ネタバレ
ちぐはぐだった私たちもやっと一つになれた、と二人で過ごした夜からそんな想いを抱き始めた優羽。
報告を受けた大倉と白川は、改めてPUZZLEで司達カップルと顔を合わせます。
なんか私泣きそうです、と言う白川に礼を言い、何故二人は喧嘩をしたのか尋ねまる司。
大倉いわく白川が心の準備が出来てない事を理由に同棲をしてくれないというのが喧嘩の発端でした。
やっぱそんな事か、と思いつつ、いつか慣れるんだし一緒に住めばいいじゃん、と司も背中を押します。
む、無理ですよ一緒に暮らすなんて…家に行くだけでもいっぱいいっぱいなのに…!と白川は顔を赤らめます。
すかさず、解りますその気持ち!私も司さんといるだけでもいっぱいいっぱいで…!と立ち上がる優羽。
やっぱりそうですよね!と盛り上がる二人を見ながら、そういやこの二人同い年だったなと司は思います。
白川と話す優羽の笑顔は、司から見ても見違えるほど良い表情をするようになっていました。
あれ?瑞希!と東條さん…!2人も来てたんだ!と店を出ようとする二人に気付いた優羽は駆け寄ります。
2人で…?と優羽も不思議に思いますが、あ~優羽、この事に関してはまた今度話させてと焦る瑞希。
その様子を見て優羽は、もしかして…?と二人の関係を察し、司は気まずそうに瑞希の方を見つめます。
瑞希…さん、あの、色々とすみませんでした、白川さんから俺の事探してくれてたって聞いて…と頭を下げる司。
怖い思いをさせて、本当に…と言う司に、瑞希は少し黙った後、頭を下げ返します。
貴方が優羽を支えてくれてたのは知ってるから、私こそごめんなさい、と言う瑞希。
優羽は二人にはこれからも仲良くして欲しい、と思っていたのでこの光景に良かったと安堵します。
もしかして優ちゃんの噂の人!?と言って食いついた東條の、優羽ちゃん呼びにムっとしてしまう司。
うわー。こんなカッコイイのか―!そりゃ俺じゃ駄目かー!と東條は笑います。
邪魔しないの!ほら帰るよ!と瑞希は東條を連れて行き、二人は店を後にしました。
そんな様子を見て、俺達もそろそろ帰るかーと言う大倉に、またぜひ会いましょうね、と微笑む白川。
その夜、再び司の家を訪れた優羽は、やっぱり私も全然慣れない…とドキドキしていました。
優羽の緊張に気付いたのか、じっと見つめた後、抱き締める司。
困惑する優羽に、ねえ、東條の事はどう思ってたの?と恥ずかしそうに司は尋ねます。
何でそんな事聞くの?と不思議に思う優羽でしたが、司の表情を見て私は…と話し出します。
ずっと司さんの事が好きだったので…最初は自分でも気づいてなかったですけど、心の中にはずっと司さんが居ました。
そう話した優羽にキスをして、俺も…いつも春子が支えになってた、と言う司。
優羽はずっと、司が悲しんでいた時に自分が傍で支えられなかった事を悔いていました。
けれど、自分も司の支えになれていたことを知り、優羽の目には涙が滲みます。
優羽、俺達も一緒に住もうか、というか一緒に住んで、と言う誘いにへっ?と動揺する優羽。
無理です、今だってこんな心臓バクバクで、破裂したらどうするんですか!と、思わず司から離れます。
ホント可愛いな、と思いながら大丈夫だよ、ずっとこうしてたい、と抱き締めなおす司。
あーヤバ、大倉のイチャイチャ病が移ったかもな、と思っていると優羽が黙ったままなことに気付きます。
優羽?と尋ねると、やっぱり私も一緒に居たいです、と恥ずかしそうに話す優羽。
司は頭を優しく撫で、ベッド行こうか、と言うと優羽は驚きと恥ずかしさでいっぱいになってしまいます。
あ、今日は一緒にシャワーも浴びて見る?と言う司に、もう!展開早すぎです!と返す優羽。
随分と遠回りをした、長い長い片思いを実らせた二人は、これからの未来を幸せに過ごしていくのでした。
遠回り~それでも好きになっていいですか?~32話【最終回】感想
無料範囲だと完全に司がストーカーに見えてしまう物語で、最初は事件ものかなと(笑)思ったのですが。
話数が進むにつれてどんどん素敵な御話になっていきましたよね!
これにて遠回りは完結です、皆さんも機会があったら是非めちゃコミックさんで読んでみてくださいね!
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