【前回のあらすじ】
彼氏と言われてもいまいち実感が無かった優羽は母から司の事を聞き、多少安堵を覚えます。
少しでも色々思い出していこうと、司とのやり取りをスマホから探す優羽。
けれどそこには二人のやり取りの形跡がどこにもなくて…?
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遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 3話ネタバレ
連絡先にもメッセージの履歴にも、司の名前がなく、不安になる優羽。
付き合ってるのにスマホで繋がってない事ってあるの…?と疑念を抱きます。
大きな喧嘩をして衝動的に消したのか、それとも本当に知らないのか。
あるいはスマホ持ってないのか?確かに使っているところを見てない事などをヒントに様々な可能性を考えます。
けれど、記憶のない優羽からは、答えが出ません。
司さんと私の繋がりを実感すればするほど嬉しい気持ちになる、でも疑問が増える程胸が熱くなる…。
様々な思いが綯交ぜになり、苦しい気持ちを覚える優羽。
布団をかぶって悶々と悩んでいると、ノックの音が聞こえます。
足音で司さんの足音だ、と判断するものの、完起き上がるタイミングを逃してしまった優羽は思わず狸寝入り。
どうしよう、と思っていると近づいて来た司が、そっと寝ている優羽の頭を撫でます。
朝は撫でてくれなかったのに、寝てたら撫でてくれるんだ…と少し嬉しくなる優羽。
そのまま優しく撫で続けられ、もう無理恥ずかしい!と目を開けます。
すると、ごめん…!と焦って手を離す司に、やっぱりなんか触らない様にしてる感じがする…と考える優羽。
司さんとの記憶は無くても恋人同士のスキンシップくらいわかる、と悲しくなってしまいます。
恋人ならもっと触ってくれてもいいのに…と優羽の心の中に司との関わりを望む願望が芽生えます。
スマホの事も気になる、と思い、あの…と切り出す優羽。
司はいつものように優しく、ん?どした?と返しますが、聞いたらどうなるのか、優羽は不安を感じます。
何で私事故に遭ったの?なんでスマホに司さんとのやり取りが一つもないの?なんで…触れてくれないの?
そんな考えがグルグルとめぐり、上手く切り出せず、えっと…ジェンガしたいな、と言う優羽。
そうだねちゃんと持って来たよ!と言う司にお礼を言うと、司はさっそくジェンガを準備し始めます。
とても和やかな空気の中で、優羽だけが、聞けなかった…と後悔しています。
聞いたらこの優しい人がどこかへ行ってしまう気がして…と、優羽は司を失うことを恐れ始めています。
よしっやるか!とジェンガの前で楽しそうにして見せる司。
優羽が司さんもジェンガ好きなの?と聞くと会社の仲間とやるジェンガは罰ゲームがあるから地獄だと言う司。
罰ゲーム!面白そう…!と興味を示す優羽に、いいけど優羽負けちゃうよ?と返す司。
優羽は司の挑発に、まだやってもないのに!絶対勝つもん…!と張り切って見せます。
優羽の提案により、勝った人の命令を負けた方が一つ聞く、という罰ゲーム有でジェンガをすることに。
真剣にジェンガを抜く司から漂う香りに、あ、またシャンプーの匂い、と優羽は思わず司に触れそうになります。
すると司が、はい、優羽の番、と振り返り、ごめんなさいっ!と焦る優羽。
その様子に司はニヤリと笑みを浮かべ、…見とれてたでしょ?と言うと、ぎくりとする優羽。
優羽は自分がかっこいいって自覚してるんですね!今までさぞかしおモテになったんでしょうね!と言います。
その様子を、返すようになったねぇ、と微笑ましげに見る司。
司が、モテたよ実際、と返すと、…っ!と焦って司を見ます。
優羽の百面相マジ面白いね、そんなキャラどこに隠してたの?と楽しそうに笑う司。
優羽は付き合ってた頃の私は大人だったって事?と司の言葉に、少し悔しそうな顔を浮かべる優羽。
正直仕事も忙しいし女性に興味なんてなかったよ、優羽と知り合うまでは、と言う司に、優羽もときめきます。
じゃあそんな多忙な司さんはどうやって私と出会ったんですか…?と言うと、黙る司。
それは優羽が思い出してくれるまで教えない、と言われずるい!と優羽が怒るとジェンガが倒れてしまいます。
優羽の負けー、俺が王様だね何してもらおうかな~とニヤつく司。
罰ゲーム有にしたことを後悔する優羽をじっと見つめ、キスできる?と司は問います。
驚きすぎて言葉が出ない優羽を笑いながら、罰とか言うから定番を言ってみただけ、と言う司。
う…そ…?と優羽が確認すると、そ、冗談、じゃあ俺に愛の言葉言ってみて、と司は罰ゲームを要求します。
けれど、つかささん、すき…と全く感情がこもっていない棒読みで罰ゲームを実行する優羽。
優羽…ぜんぜん感情こもってないけど…とりあえずありがと…とこれには司も複雑な表情です。
何か俺の方が罰食らった気がするんだけど気のせい?と落ち込みながらジェンガを片付ける司。
その言葉に優羽は、私…あれ!?ごっごめんなさい、と自分の棒読みの破壊力に気付いて謝ります。
2回戦する?と言われ、焦り気味にはいと答える優羽。
けれど、自分の心の中が、罰ゲームがキスじゃなかった事にショックを受けていた事に気づきます。
司さんに触れてほしいって思った…と、優羽は変わって行く自分の心に気付くのでした。
遠回り~それでも好きになっていいですか?~3話感想
司が優羽の事をとても大事にしているのが伝わりますね!
優羽の方も段々心が揺れているようですが…そろそろ進展に至ったりするのでしょうか?
今の所棒読みの告白も含めて司が可哀想なのでそろそろ司にも幸せなターンが来ると良いですね!
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