【前回のあらすじ】
PUZZLEで瑞希と再会し、優羽に会わせてほしいと頼んだ司。
けれど優羽には近づかないでくれと瑞希に言われ、唯一だった取り付く島を失ってしまいます。
恋の終わりを静かに感じて居た時、白川があの子がいます、と慌ててやって来て…?
遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 23話のネタバレはこちら
遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 24話ネタバレ
一瞬、白川の言葉の意味が解らず、は?と言ってきょとんとする司。
定食屋さんの近くのバス停!春子さんっ!会えるんですよ!と白川は必死に言います。
今すぐ行けばまだ間に合うはずです、そう言われて会社を飛び出し、大慌てでバス停まで息を切らして走る司。
居た…!あの後ろ姿…!
白川の言う通り、優羽はバス停の椅子に腰を掛け、ひとりぽつんとバスを待っていました。
春子だ…と思わず気持ちが高まるものの、落ち着け俺…と司は態勢を整えようとします、けれどその足音に気付く優羽。
二人の目が合い、司はとっさにこんばんは、と声を掛けます。
…こんばんは、あ、バスまだ来てないですよ、と優羽が言うと、いや…バスじゃないんで…と歯切れの悪い司。
優羽は若干不思議に思いますが、司はそんな優羽の隣に失礼しますと言って座ります。
頭の中ではやばい、可愛すぎると久しぶりに会えた優羽に心を奪われてしまっていて、全く冷静ではありません。
どうしよう…何を、何から話せばいいのか…と悩んだ末、いつもバスなんですか?と尋ねてみる司。
いつも帰りに乗せてくれる人が出張中なので、その間だけです、と返され、瑞希…かなと想像してみます。
不意に優羽が俯いて鞄をぎゅっと握るので、司は怖いよな…急に知らない男に声掛けられて…と考える司。
ちゃんと話さないと、と思っているとバスが来てしまい、それじゃと優羽はそそくさとそのバスに乗り込もうとします。
…ごめん、待って!春子…!そう司に叫ばれて、優羽は一瞬驚き、振り返ります。
思わず立ち止まっている間にバスは行ってしまい、司と改めて向き合う優羽。
あの…私春子って名前じゃないです、と言うと、うん知ってると答える司。
じゃあなんでその名前…と優羽は問います。
君が、君が春子だから、はじめまして、春子。
その言葉に、司が誰なのか理解して、顔を覆って優羽は驚きます。
はじめまして…だけど、お久しぶりだよね、春子、と司が言うと、優羽はえ…う…あ…つかさ…さん!?と慌てます。
その様子にふっと表情を緩め、司は笑います。
優羽もまた、う、うそだ、司さんはこんなにかっこよくない…と動揺しています。
何それ、とその言葉を笑いますが、いっぱいいっぱいの優羽が可愛すぎる、と思ってしまう司。
私の誕生日は?と言う優羽に、4月16日、と司は答え、優羽は更に司の誕生日も尋ねます。
優羽の身長も、好きな物も、親友も、趣味も知っている司。
自傷ジェンガ名人…と優羽の事をつらつら司が言うと、優羽はわ!もういいです!と慌てます。
信じる?と言われ、はい、信じました、と答える優羽。
そんな会話を交わしながら、さっき逃したバスの次に来るのは2時間後、思わず優羽は慌てます。
司が送ろうか?と尋ねると、優羽は断り、二時間待つと答えます。
いや、やっぱダメ、呼び止めたの俺だし、と言う司に、いえ本当に…と断ろうとする優羽。
…怖い?と司に尋ねられ、優羽は少し考えた後、司さんは怖くないです、今は緊張してるだけで…と返します。
…よかった、と司が言うと、少し恥ずかしそうに目を逸らす優羽。
そういえば司さん何で私がわかったんですか?顔も知らないはずなのに私が春子だって…。
当然の疑問を投げかける優羽に、司は言葉に詰まってしまいます。
あれ?もしかして誕生日にミルクティーくれた人って…と過去の記憶を思い返す優羽。
ごめん、全部説明するよ、と司は切り出し、送りながら話すから待ってて、と車を取りに行きます。
あ…と言う優羽に、待っててね、絶対!と必死で言葉を掛ける司。
全て話したらこれで終わりになるかもしれない事に気付きながら、優羽には嘘を吐きたくない、その一心でした。
優羽を車に乗せ、宣言通り送って帰る司。
この時、遂に逢えた優羽に司は浮かれていたのです、それも、優羽の苦しみにも気づけないほどに。
そして、助手席に乗る司は優羽を見て声を上げました、春子っ!?と。
遠回り~それでも好きになっていいですか?~24話感想
何か段々優羽が入院する流れに行ってる気がするんですが…。
え?何があったの?と気になってしまいますね…本当に、車から飛び出したのでしょうか。
早く次の更新が読みたいですね!
遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 25話ネタバレはこちら
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