【前回のあらすじ】
遂に告白する事を決めた白川が大倉を呼び出すところを見届け、帰路につく司。
今日は誕生日、けれど優羽からのメールが今日に限ってきていません。
誕生日を教えてないから仕方ない、そう思いつつ自分から珍しく連絡を送った司は…?
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遠回り~それでも好きになっていいですか?~ 16話ネタバレ
ところで、俺誕生日、と優羽に自ら伝え、自分から言うとかガキかよ…と思ってしまう司。
けれど優羽は、わあ!そうだったんですねおめでとうございます、28歳の1年も素敵にお過ごしくださいと伝えます。
そのメッセージに、ほんのりと心が温かくなる司は、期待通りの返信なのになんでこんなに嬉しいんだと感じます。
プレゼントで欲しいものって何ですか?あげられないけど聞いて見たくて、と言う優羽。
その質問に司は春子、と書いた後、アホか俺は、と思いながら彼女、と書き換えます。
彼女からだったら何でも嬉しいけどね、身に着けられるもの…無難にネクタイとか?と返す司。
その言葉に、意外と普通の答えでした(笑)、と言う優羽。
けれど司はその解答一つにも、(笑)の文字で春子の笑顔が浮かぶと感じ始めて居ました。
画面の向こうでも笑ってくれてたりするのかな…と想いを馳せる司。
翌日司は、大倉から、白川さんに告白されたと報告を受けます。
ふーん、と言いつつ、おめでとう友よお幸せに、と考える司、けれど社内で大倉と白川は目を合わせません。
司がその素振りに疑問に思っていると、断っちゃった、と言う大倉、思わず司もはぁ!?と驚きます。
お前あんないい子いないぞ!?と司が言うと、いつもなら軽くOKだけどあの子は違う気がして、と答える大倉。
もったいな、と返す司に…だって結局司に惚れてると思ってたから急に告られてもピンとこねーし!と大倉は言います。
よくわかんないけど白川さんといるとなんか苛々するんだよ、そんなんで付き合うとか無理だしと話す大倉。
司はその大倉の変化を、いち早く察知し、なるほど、と言うような目で大倉を見つめます。
その態度に、な…なんだよ、と返す大倉。
こいつ白川さんだけさん呼びしてる事すら気づいてなさそうだな…俺ら二人ともいい年して恋愛一年生って。
そう思った気持ちはそっと隠して、お互い初心者マークでも付けるか、と言う司に、はぁ?!と返す大倉。
後日、突然の大雨で帰宅に難儀する司は雨に変わったか、余計憂鬱だな…と感じています。
でも前は実家が近づくにつれ、気分が悪くなったりしたけど大丈夫そうだ。
前に大倉が言ってた様に自分の尖ってたところが多少丸くなってきたような気がする、と感じる司。
母は正直弱い人間で、不倫して乳大家が変わったと思ったらその男に捨てられた。
そしてその後、依存先は自分と酒になった…と過去を思い返す司。
過度な期待にスキンシップ、そのどれもが、司にとっては吐き気を催すほどのトラウマに変わっています。
それでも自分にとっては親、春子が言う通りもっと大切にしないとかも、と思い始める司。
春子のおかげで変わって来た、精神面ともいえるでしょう。
実家に着き、扉を開くと鍵が開いていて、母さん…?と呼ぶと既に酒を飲む母の姿。
あら清貴、帰ってたの、と言う母に、これ土産、と差し出す司。
すると母はそれを遮るように、お父さん死んじゃった、と伝えます。
一瞬理解が出来ないかのように、は?あの人死んだの?と司が返すと、ううん、お父さん、貴方のお父さんよと言う母。
再婚相手と勘違いした司を、母は否定し、死んだのは実の父であると告げます。
そこまで聞いても、どっちにしろ10年以上会ってないから実感わかない、と思ってしまう司。
母は、今の奥さんがわざわざ電話で知らせてくれたのよ、もう葬式も終わったって、と言います。
…あの人再婚してたのねぇ、私以外の人と幸せに暮らしてたんだわ…と今の奥さんの存在に揺れる母。
司はその言葉に、何被害者ぶってんだ…?と理解が出来ません。
司にとっては、母が父を捨てた、その事実は変わらないからです。
どうやってここの電話番号調べたのかしらねえ…それとも前からここに一人で居る事を知ってて…と恨み節を話す母。
司はその発言に苛立ち、思わず壁を叩いて抗議します。
けれど母には伝わらず、清貴…やっぱり私にはあなたしかいないわ、と微笑む母。
父さん私の事裏切ってたんだもの、あんなに私が大切だって言ってくれてたのに…とふらつきながら司に寄って行きます。
この人は何を言ってるんだ?父さんが死んだことより再婚してたことの方がショックなのか?と理解が追い付かない司。
母は泣きながら、忠貴…とその手を司の顔に伸ばし、司はそれを嫌がります。
それは父さんの名前だろ…!と司が思う通り、司は清貴、父は忠貴、母は司と父を混同していたのです。
悪いけど帰るよ!とその場を後にして、雨の中、行き場のない思いを抱える司。
春子、俺父親が死んだんだって、母親はもっとめんどくさい事になってたよ…。
春子、会いに来てよ、春子に会いたい…行き場のない思いの中で、春子を求める司。
背後から、あれ、清貴?久しぶり、全然地元戻って来ないじゃ~ん!たまには相手してよ!と声をかける女性。
司はその女性に何も思うことは無く、ただ流れに任せて、ベッドを共にします。
最低だ、俺…そんな自己嫌悪にまみれたまま、意を決して向かったはずの司の帰省の時間が過ぎて行きます。
一方、優羽は今から帰省すると言う連絡の後、司の連絡が無いままであることを心配していました。
どうしたんだろう…何があったのかな。
そう思うまま、季節は春を迎えようとしていました。
遠回り~それでも好きになっていいですか?~16話感想
親の件がショック過ぎて、年末からだから…3か月くらいは春子に連絡を出来てなかったんですね…。
こんなにやりとりが止まるのは初めてですよね。
自己嫌悪に染まった司が立ち直れるのかも心配ですね…。
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