コミックシーモアで連載中の【すばらしき新世界】についてネタバレをまとめました。
一人の女性を一途に思った男!しかしそれはある時突然崩れ去る!

主人公の田中一郎は三流大学出身·資格は完無と冴えないスペックの持ち主。
そんな彼は日本の最大手、宇宙グループに見事就職。
だが入社1年経つのに未だに周囲は冷たく接していました。
どうせお前はコネで就職したんだろ?
事実無根の罵声を浴び続けるなかで、出会った清楚な顔立ちに魅惑的な体を持った美女に出会います。
田中の階下の住人で名前は白鳥美紅。
一目惚れというやつでしょうか?
出会った男なら必ず気になるようなとびきりの美女。
彼氏がいるのが少し残念だったが、田中は既に美紅に夢中!
くそっ!俺が彼氏なら毎日だって彼女に乗るのに!
若くて性欲上昇中の田中は、彼女とのセックスを妄想しました。
場面は切り替わり一流企業の社内。
自販機に小銭を入れようとして落としてしまい、なんと無意識に女子トイレに侵入。
そこで出会った女子社員·中村麻衣は、田中が去った直後にトイレの個室で隠しカメラを見つけてしまいます。
麻衣は田中を犯人だと決め付け、次長である女上司に報告。
僕は犯人じゃない!
強く訴えた時、やっと監視カメラの記録を見た警備員が田中の無実を証明。
誤解を招くような行動は慎むように。
次長は自分の勘違いで田中に罪を被せたのにも関わらず、頭も下げませんでした。
因みに田中とは別の部署に所属する男性社員は、麻衣の恋人。
彼の名は桐生。
桐生はトイレで化粧中の麻衣の体に触り、ヌいてもらいました。
中には挿入しないで素股のまま···イキ殺し状態です。
麻衣はこの桐生を少し見下しているようですね。
桐生のほうも麻衣の体が目当てだけの様子。




場面は帰宅途中の田中が、男に絡まれる白鳥美紅を見つけたところに切り替わります。
どうやら男はナンパ目的。
田中は放ってはおけず、スマホのカメラで証拠動画を撮影。
警察を呼びますよ。
助けてくれたお礼を言った美紅を残し、立ち去ろうとした田中。
しかしなんとラッキーなことに、変態男から守ってくれたお礼に”お酒を一緒に飲みませんか?”と誘われました。
勿論迷わずOKで飲みに付き合うことに!
彼女は自分の愚痴をよく聞いてくれて、共感してくれる優しい女性。
自然と仲良くなり気を許したのか、酔い潰れ家へ送ってほしいと頼まれます。
美紅を背中におぶり家の鍵まで開けてやる田中。
これはもうゴーサイン?
布団に寝かしてやった田中は理性が効かなくなり、彼女の乳輪に舌をつける寸前までいきます。
でもグッと堪えて自宅に帰宅。
煮えたぎるようなこの性欲。
田中はそれを解消する為、この日の夜は彼女を強く思いながら自慰行為。
あれから美紅と1週間ほど会わない日々が続きましたが、ある日再会出来て一安心。
彼は他の男に先を越されないよう、積極的に仲を深め少しずつ距離を縮めていきました。
彼氏がいるのは分かっていても、諦めきれない思いがあるようです。
しかし田中を疎ましく思う麻衣は、部長と次長が田中を地方転勤させようと目論んでいるのを聞いてしまいます。
女性次長の体が目当ての本部長は、お気に入りの部下の昇進に影響が出ないよう、田中を盗撮犯に仕立て上げることにしたのです。




本部長と次長は男女の仲?
社内で田中を疎ましく思う人間がいるので、それに乗じて悪事を働こうとしたんですね。
しかもこの会社···トップである会長まで理不尽な人事異動を黙認。
首に出来る社員は追い出し経費削減。
これこそが会長の裏の顔!
田中は次長が会長ら重役の接待を終えて料亭から出てきた際、到底納得出来ない辞令に抗議。
車に乗って話しましょうと言われ、素直に従いました。
あなたが盗撮する度胸のない人間ということぐらい分かっている。
だが女性社員達からあなたは変態だと思われているの。
地方に行ってほとぼりが覚めたら本社に戻って来てもいい。
到底納得出来ない理由に田中は不満。
しかし次長は社員の評判があながちデマではないかもしれないと言いました。
次長は田中がずっといやらしい視線を向けてくると指摘し、触ってみない?と胸を見せて誘惑。
獣のような欲望に支配された田中は、彼女の胸に触ってしまいます。
それは次長の罠!
わざと田中が体を触るよう誘惑し、車内にあるカメラで記録していたのです。
音は記録されないようになっている。
映像が外部に漏れたら解雇では済まない。
完全に追い詰められた田中を山道で降ろし、走り去った次長。
ここは霧の立ち込める人気のない場所。
全ては次長の思い通り···のはずだった。
彼女は前方不注意で自転車の男性を引いてしまいます。
更に助けを求める男性を証拠隠滅の為に引き殺しました。
田中はスマホのカメラを起動させながら、一部始終を見ていましたが···。
次長の犯罪を明かすことはなく。
あんなに酷い事をされたのに庇ってしまいます。
この日の帰り道、街をふらふらとさ迷っていた田中。
たまたま風俗嬢に勧誘されて入った店。
そこで田中の奥底に眠っていた獣が目覚め、欲望の赴くままにセックスをしました。
田中はこの時、次長を辱しめ追い詰めてやると決意。
彼らの立場は逆転したのです。




翌日。
いつものように出社した次長。
交通事故で人の命を奪い田中に現場を目撃されたことで、いつもの自信に満ち溢れた表情ではありません。
それを良いことに田中は、社内にも関わらず彼女の豊満な胸を鷲掴みにするように揉みます。
嫌がる次長ですが時既に遅く、今度は社内の性犯罪に対する研修のプレゼンの準備担当に自分を指名するように要求。
彼の要求は更にエスカレート。
場面は切り替わり誰も居なくなった社内。
田中は次長に対して辞令を取り消すように言い放ち、服従の意思を示すよう迫ります。
相手は力のある男で助けを予防にも周囲には誰も居ない。
服従の意思とは田中と関係を持つことです。
目の前に突如現れた田中の性器から逃れることの出来ない次長。
田中は彼女に強引にフェラを強要。
更にストッキングを破り黒いTバック下着をずらしました。




“これ以上は···田中さん···”
と必死に頼んだ次長ですが、田中は自らの性器を彼女の秘部に押し付けてバックから挿入。
クソ野郎、クソ野郎と抗議しても男の腰の動きは止まらず。
一度性器を抜いたと思えば今度は前。
今までの恨みを晴らす為に、欲望の限りに腰を動かしました。
さてそんな二人のセックスを見てしまった女子社員が一人。
彼女は咄嗟に近くの物陰に身を隠します。
社内に忘れ物を取りに来たようです。
彼女の名前は上野、あまり目立たない女子社員。
行為が終わった次長と鉢合わせてしまいましたが、追及することも出来ずその場を後にします。
一方の田中は目の上のタンコブだった次長を服従させ、有頂天になっていました。
変態野郎と蔑んだ次長の弱味を握り、セックスまでした達成感。
今なら望んでいるものが何でも手に入るぞ!
そんな田中の前に、彼が思いを寄せる美紅が通りかかりました。
これから帰って晩酌する様子。
自分も一緒にと言った田中でしたが、一人で飲みたい気分だと断られてしまいます。
“せっかちすぎたのか···”
と独り言ちる田中。




次長に対しては横暴な態度なのに、彼女には遠慮がちですね。
既に自分が犯罪に手を染めたことなど、田中は思っていないようです。
ここで場面は会社の駐車場に停めてある車の車内で、セックス中の麻衣と桐生に切り替わります。
麻衣は桐生と交わりながらも、次長と田中が一緒に歩いているのを目撃。
彼らは車に乗って何処へ行くようです。
直ぐ様二人の後を追いかけることに!
実は上野から次長と田中が密会していたところを見たと、報告を受けていました。
麻衣からしたら何故次長のような女性が、田中と関係を持つのか分かりません。
ですが桐生によると田中の性器の大きさはなかなかだそうです。
以前会社のトイレで見たことがあります。
とにかく麻衣は田中を今度こそ地方に飛ばしてやると意気込みました。
ところが二人が怪しい動きをしていることは、次長に気付かれてしまいます。
“こんなところで何をしているの?”
“田中さんのお祝いも兼ねた飲み会の下見に来てたんです”
次長の隣には田中の姿も。
弱味でも握られているのか、桐生は次長にペコペコしていました。
海外事業部の担当者との面談があり、田中には補助で来てもらっている。
こうして部下の追求をかわした次長は、田中を伴いホテルの部屋へと移動。
部屋に着いた途端、田中から黒ストッキングで作られた特別なコスプレをプレゼントされます。
履いてみろと言われた次長。
しばらくして出てきた彼女は、性器が丸見えのストッキング衣装を着ていました。
にんやりと笑みを浮かべる田中の欲望は尽きません。




すばらしき新世界1巻【1〜5話】豹変した真面目社員の感想
主人公の田中は努力で大企業社員の地位を手に入れた男性。
しかし同僚らは彼の入社はコネだと決め付け、見下してばかりでした。
そして運悪く盗撮犯に仕立て上げられ、地方に転勤を命じられることに。
次長が前方不注意で人を引いたのはその時です。
大人しく生真面目だった田中の内なる獣が大爆発。
弱味を握られた次長に欲望の限りを尽くします。
今のところ田中の対象は轢き逃げ犯である次長一人。
でも今の調子なら何でも手に入るかもしれないと、思っているところが非常に危うい。
これから関わる女性に欲望の限りを尽くすのか、気になる女性を一途に思うのかは田中次第。
今のところ美紅には振り向いてもらえてないようですが···。
個人的には彼女に相応しい男になれるよう、次長との関係を断ち悪を追放してほしいところ。
しかし解き放たれた欲望の獣は簡単には治まらないでしょう。
どんな展開になるか楽しみです。




コメント