【前回のあらすじ】
同僚が注文したウーロンハイを間違って渡されたみかん。
酒に弱いみかんはそれだけでもの凄く酔ってしまいます。
‘抱っこしてくださ~い🤍”
というセリフは本当に印象的です。
飲み会が終わった際にみかんを支えていたのは西先輩ですが、途中から部長にバトンタッチ。
亜久津部長がみかんに気があるのを知っていたようです。
みかんが部長に迷惑を掛けたことに気付いたのは、既に自宅に到着した後でした。
嬉しさと申し訳なさが入り交じるみかん。
そしてどこか不機嫌な部長。
送り届けただけで帰ろうとするので、必死に引き止めます。
何か気に触ることをしてしまったなら言ってください。
それは否、部長は飲み会でみかんが酔っている様子を自分以外に見られたことを、嫉妬していたのです。
彼女が酔っているのを見ていいのも、抱っこしてあげるのも自分だけ。
嫉妬心だけでなく独占欲もありますね。
部長の答えにもうみかんは嬉しくて仕方がありません。
素直な気持ちを明かすと、部長も我慢出来なくなってみかんに濃厚キス。
これがみかんのファーストキス。
そして2人の関係は大きく前進します。
実際キスだけじゃなく部長はそれ以上に進展させたいと思っていました。
でもこれ以上は我慢出来なくなるからと言って、ドアを閉めて立ち去ります。
女性の扱い方を知っている部長は本当に紳士。
みかんは心もイケメンな男性を好きになって良かったですね!
さてそれから時が過ぎていきバレンタインデーの前日。
チョコを購入したみかんは、会社帰りに大好きな部長にばったり。
部長は医者の入るビルから出てきたところです。
不眠症のことで診察を受けに来たのでしょうか?
そんな部長に今年こそチョコを渡すぞと意気込むみかん。
さあどうなる?
初めてのみかんの自宅訪問!心踊る時間続くも最後は?
場面は会社帰りのみかんが偶然部長に遭遇したところから始まります。
亜久津部長が手から下げている袋には、内服薬が入っていました。
もしかして部長はまだ眠れないんじゃ?
それにあの幽霊が関与していたらますます一大事。
こうしちゃいられないと部長に一緒に自分の家で寝ようと提案。
もう言っていることは完全に恋人に言うセリフ。
自宅に招いた後、みかんは今更事の重大さに気付いて冷静になりました(笑)。
玄関は部長とキスした場所だし、またすぐに心臓バクバク状態。
お風呂や食事の支度もまだだとみかんは大慌て。
見かねた部長は一度深呼吸をさせていました。
でもみかんのお陰で暗かった部長の表情も明るくなります。
これは久しぶりに手に入れた特別な時間です。
2人で一緒に料理を作り、順番にお風呂に入り居間で寛ぎながらみかんを食べる。
途中でみかんが部長に”みかん”を渡すシーンがありますが、”あったかい子だね”と言われて嬉しそう。
今日はこのまま何もないのだとしたら少し残念···。
でも以前酔ったみかんが通行人に絡まれ転倒した際、怪我した足を心配してくれました。
逆にみかんは悪霊退治の時、やむを得ず蹴飛ばしたことでできた、部長のたんこぶとお腹の痛みを心配します。
心配なら触ってみる?
冗談のつもりで言ったのに、真に受けたみかんは部長の頭を撫でました。
撫でた後に今更慌てるみかんは彼女らしいリアクション。
「そろそろ寝ようか。」
と部長が言うので、部長は一人でベッドを使ってくださいとみかん。
しかし優しい彼は一緒に寝ようと提案。
みかんが自分のことを好きなのを知っているからこその気遣い。
但しベッドの上に移動した後のみかんは緊張しすぎてカチンコチン。
狭いベッドを大好きな人と共有なんて、落ち着けるわけがありません。
心配だったら縛っておく?
冗談とも本気とも受け取れることを言う部長。
とにかくみかんのお陰でぐっすり眠れます。
でも結局みかんはキスの理由を聞けないまま。
またキスしてほしいなというのが本音。
そんな思いを抱きながら目を閉じました。
翌朝
先に会社に出社する部長に、バレンタインチョコを差し出します。
今まで渡そうと思って渡せなかったものです。
しかし···亜久津部長はこれは受け取れないと断りました。
一体何故?
果たして部長は心の奥底にしまった悩みを打ち明けてくれるのか?
ここからはオトナの時間です7巻もう一歩届かない想いの感想
部長の心の支えにみかんがなりつつあるのは事実。
初めてのみかんの自宅訪問での部長は、心から幸せだなと思える時間を過ごしていました。
キスの理由を話してくれなかったとみかんは思っているようですが、あれは部長がみかんを愛しているからに他なりません。
これ以上は我慢出来なくなるからと帰っていったのがその証拠。
しかし今一歩踏み出せない部長は、こんな自分にみかんを愛する資格があるのかとも思っている様子。
バレンタインチョコを受け取ってもらえないのは、なんだか切ないですよね。
まだまだ2人の愛には障害ありです。
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