【前回のあらすじ】
みかん万事休す!幽霊にまた迫られる!
このままじゃ犯されると思ったみかんは、幽霊が気にするであろうことを指摘。
“あなたは友達いない悪霊よ”
図星だったようで、悪霊であることを必死に否定。
恨みの対象はいないし生前の記憶もない。
ならばあなたの記憶を探してあげると提案するみかん。
例え悪霊でなくても部長との恋路を邪魔されるわけにはいかないので、探してあげるからもうこんなことしないでと約束させました。
腹黒い性格ですが意外とあっさりしていたりするんですね!
さて部長はまた幽霊に体を乗っ取られ、みかんも抵抗を余儀なくされたわけですが···。
苦難が継続するほど2人の仲は深まっていき、連絡先交換は序の口で最近は社内でもイチャイチャしています(笑)。
2人っきりで倉庫にいた時には、部長からおでこにキスされみかんは舞い上がっていました。
この日は2人とも残業がないということなので、親切にも自宅まで送ってくれた部長。
自宅アパート前で次の日に一緒に過ごす約束をし、キスをして別れようとした時に遭遇した謎のイケメン。
みかんを呼び捨てで呼ぶ彼の正体はこの後すぐに分かります。
幽霊が視える弟 柑太郎!部長「そうだ!山へ行こう!」
場面はみかん達がイケメンに遭遇したところから始まります。
顔を見た途端にみかんは、”柑ちゃん”と表情を明るくさせて呼びました。
誰そいつ?みかんの彼氏と?部長に失礼な態度で接する彼は、みかんの弟の柑太郎。
キスしようとしているところを目撃されていたようです。
まあそんな男のことなんてどうでもいい。
そいつもあいつらと一緒なんだからと柑太郎は意味深発言。
そしてどうやら彼はみかんの背後にいる幽霊が視えるようで、大丈夫なのかと気にしてきました。
ちょっと訳ありだから大丈夫とみかんが言うも、気まずくなった部長はそのまま帰ってしまいます。
場面はみかんが弟を自宅に上げるところに切り替わります。
突然やって来たのは、母親と進路のことで喧嘩したからだそうです。
一応家には家出するの一言メモを残してきました。
さて柑太郎はいくら悪霊じゃなくても、得体の知れない霊がみかんに憑いていることを凄く心配しています。
部長や記憶喪失の霊を助けたい。
可哀想だからと人助けをして昔酷い目に遭ったことがありますが、部長はそんな人じゃないと断言するみかん。
だからといって知らない霊を助ける義理は、ないだろうと柑太郎は言いました。
まったくその通りですが、幽霊が部長から離れないので仕方がありません。
因みに霊が視える柑太郎によると、年齢はみかんと同じぐらいで、チャラそうで女性を誑かしそうな顔なのだとか!
みかんの想像していたタイプとこれは一致。
ともあれ弟としては危ないことをしてほしくないけど、出来るだけ力になると約束してくれました。
そんな柑太郎は日曜日には実家に帰宅。
明日はデートで帰って来られないかもしれないみかんに、気を遣うところが凄く優しい。
大人びた雰囲気の良い弟さんです。
さて翌日、美容学生である柑太郎にヘアーチェンジをしてもらったみかん。
いつもと違う髪型で自宅訪問したみかんに、似合ってるよ可愛いと言ってくれた部長。
2人っきりになるのはバレンタインデー以来です。
ソファーに座り仲良くコーヒーを飲むだけでも、部長がいると分かるとドキドキしてばかり。
一方の部長はみかんのシャツのボタンを外して、首筋についたキスマークを指摘します。
みかんにはお守りの効果があるはずだが、自分がまた何かしたんだろうか。
また弟が言ったことも気になるから説明してほしいと部長。
だからみかんは記憶喪失の幽霊の手伝いをしていると告白。
何故そんな危ないことを···それに自分に相談なく進められたので、部長はそんなに頼りないかと意気消沈。
それは違う、こういう時は相談することなくいつも自分で解決してきたので、頼ることを知らなかったとみかん。
ぐいっ!!
どこまでも優しいみかんを抱っこする部長。
みかんには危ないことしてほしくないし、何かあったら相談してほしい。
何よりも自分の知らないところで勝手にキスマークをつけられて、部長はその霊に怒っています。
いずれにせよ今日は弟さんが自宅にいるから、悪いことは出来ないなとガッカリ。
でも帰って来なくてもいいと言われているのでフリーダム。
だから部長は嬉しそうにみかんに覆い被さりキスをしました。
みかんによると今は幽霊がいない時。
部長は独占欲を抱き、首筋についた他人のキスマークの上に重ねるようにキス。
「私も部長じゃないと嫌···です···っ!」
とみかんも必死に言っていたので、もう2人は相思相愛ですね。
もう一度部長がキスをしようとしたところで柑太郎から着信が。
泊まっていいよのGOサインでした。
ということでお風呂まで入り、部長にドライヤーで髪を乾かしてもらうみかん。
そういえば···。
部長は柑太郎が言っていた”あいつらと同じ”というのが気になりました。
みかんによると昔自分の体質のことで、いろいろ嫌な事があったそうです。
大した事じゃないと言ったみかんを、後ろから優しく抱きしめてやる部長。
人の傷に敏感でいつも懸命で優しいみかん。
側にいる人間はみんな幸せだと言ってくれた部長に、みかんは”大好きです”と抱きつきます。
こんなんじゃ足りない!もっともっとくっつきたい!
無意識に求められた部長は、好きなだけくっついていいと言ってくれました。
本能的にしているもので意味は分かっていないと気付いていても、ここは男としての理性か試されます。
早くみかんがもう一皮剥けて本当に繋がることが出来たらな。
亜久津部長の嬉しくも複雑な心境が伝わってきました。
さてここで部長はみかんが首から掛けたお守りを見て、あることを考えます。
お守りをくれたおばあさんが山にいると知ると、じゃあ一緒にお守りを直してもらいに山へ行こうと提案。
思いがけない提案にみかんは?
ここからはオトナの時間です11巻 柑太郎との再会と部長の提案の感想
みかんの弟さんが霊が視える体質だったとは!
ということは他の家族も、同じような体質の人がいるのではないでしょうか?
部長がお守りを直しに山に行こうと言っていましたが、お守りを作ったおばあさんが住んでいるのは、実家のすぐ近くのようです。
次回以降、みかんの実家訪問があり家族が全員明らかになるでしょう。
霊感体質かどうかも気になりますが、みかんに負けないぐらい個性的でも不思議ではありません。
一応物語冒頭でチラっと登場していたものの、あれだけではよく分からず。
個性的な美男美女を期待します(笑)。
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