- 四宮軍本陣に奇襲がくると伝えに行った逃若党。
- しかし、時行の勘で根拠がなかったため・・・信じてもらえずモタモタしているうちに奇襲されてしまいます。
- 奇襲をしてきたのは瘴奸(しょうかん)で・・・その奇襲によって一気に戦局をひっくり返されてしまいます。
- 窮地の四宮軍のところに、北の戦場にいたはずの三大将望月が助けに現れます。
- 三大将望月の言葉に混乱していた四宮軍も一気に落ち着きを取り戻します。
- それから望月は、今回の戦で諏訪神党のために昼夜を問わず命懸けで伝令に走る時行の姿に深く感じ入ったと話します。
- そして、次の大戦では時行への協力を惜しまないと約束してくれる望月なのでした。
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目次
逃げ上手の若君44話ネタバレ最新話確定!戦には負けたが結束力を強めた諏訪神党!そして、頼重の孫登場!
戦の結果
今回の戦での逃若党の最後の任務は、「中」戦場の敗北を「南」に伝えにいくことでした。
伝令を聞いた「南」の戦場の海野と根津はすぐに「中」へ助けに向かいます。
窮地に陥っていた四宮党は、三大将の助けにより救出されて人的損害も最小限に抑えられました。
それから勝ち目が消えた「北」の常岩と「南」の犬飼は山中に逃走することになりました。
そして・・・国司は戦場の混乱の中取り逃してしまいました・・・。
保科の領地で辛うじて敵を食い止めましたが・・・諏訪神党は今回の戦で領地を大きく奪われることとなってしまいました。
深まる諏訪神党の団結
四宮は逃げ延びて保科領に辿り着きます。
世話になるぜと言う四宮。
保科は、四宮党の生活の世話、戦死者の供養、全て保科党で請け負うと言ってくれます。
四宮殿がいてくれれば百人力だ!!と四宮に詰め寄る顔が濃い保科党の武士たちに、少し引いている四宮。
保科が、なんならこのまま両党合併するかと言います。
それもいいかもな・・・と答える四宮。
四宮は、諏訪明神が立ってくださると確かに聞いた!生きてその日を迎えるためならなんでもするさ!と話しますーー。
今回の戦で、国司側は主な討伐対象を誰も討ち取ることが出来ずに、かえって諏訪神党の団結を深めることになりました。
北条家への忠義が強かったという理由で、二年間いじめられ続けて・・・とうとう朝敵のレッテルを貼られてしまった諏訪神党。
そのことにより諏訪神党では、このままだと土地を全て奪われてしまう・・・一か八かの大乱に賭けるしかない・・・!という意識と覚悟が共有されていくのでした。
逃若党帰還
諏訪大社に帰還した時行たち。
敗け戦を報告するのは心が重い・・・とため息をついている時行。
頼重のところに案内してくれている巫女が、頼重は時行の無事を何より喜ばれるから気にしないでと言って小屋を指差します。
その小屋は、時行が戦場に行く時に頼重がいつも同じ場所につくらせている小屋だと教えてくれます。
頼重はその小屋で誰も入れずに禊を行って、時行の無事を祈っていると言う巫女。
時行は、この季節に冷水を被るなんて・・・そこまで自分のことを思ってくれていたんだと感じます。
今回のことで、自分の目標は頼重と同じ目標なんだとはっきりと実感した時行。
北条の再興は、即ち信濃の民を助けること!だから、自分は頼重と一緒に天下を目指すんだ・・・!
時行は、只今戻りました!と言って、すごくいい笑顔で小屋の中に入ります。
いつもの頼重
小屋の中には、温泉につかりご馳走を並べてお酒を飲んでくつろいでいる頼重がいました。
いきなり現れた時行たちに驚いてポカンとしている頼重。
時行たちは、夢を奪われた子供の顔をしています・・・。
弧次郎は、なに人が命はってる時に遊び散らかしてんだと言って頼重に掴みかかっています。
亜也子もお湯かぶっても気持ちいだけじゃん!と頼重の頭にお湯をぶっかけています。
頼重は、禊は冷水でやれなんて決まりは無いし!いいんですぅと言って子供たちと張り合っています。
やはりこの人と一緒にやれないかもしれないと思い直す時行・・・。
それから、こらしめろーと言っている亜也子たちと一緒に、時行も頼重に飛びついてはしゃいぎます。
その様子を茂みから覗き見している人物がいました・・・。
縁起物
後日。
朝、時行を起こしにきた雫。
雫は、時行の髪をとかします。
時行は、大人の元服名(なまえ)はもらっているのに、髪を切って大人の髪型にはしないんですねと言う雫。
すると、頼重がそれは縁起物だからだと教えてくれます。
昔は、一度も切られていない髪は「穢れなきもの」の象徴だったそうで・・・
さらに、子供自体にも神聖な力が宿ると考えられていたため、髪をきったことが無い子供はまさに縁起物の塊でした。
だから、私も時行の髪を切らずにいたと言う頼重。
頼重はさらに、武士は戦に縁起を重視するので、時行のような見事な長髪の子供が軍を率いれば・・・みんなが心強く戦えるだろうと説明してくれます。
父親
・・・ですが、もしも天下の主人になればいつまでも子供のような長髪のままというわけにもいきません。
もし天下を取り戻せたら、自分が時行の髪を切ってもいいかと聞く頼重。
頼重は、照れた様子です。
時行も、ちょっと照れた様子で・・・あ、ぜひと答えます。
実は、髪を切るということは・・・烏帽子親と言って、親にも等しい間柄になるという意味がありました。
頼重が烏帽子親になることに、なんの異存もない自分がいることに気づいた時行。
時行は、いつの間にか頼重のことを父親のように思っていたのでした。
頼継登場
そんなことを考えながら、参道を歩いていた時行。
時行は、いきなり髪を引っ張られて・・・北条の子とかで、ちやほやされて図にのるなと言われます。
髪を引っ張ったのは、時行よりも小さい子供でした。
その子供は、僕は神になったのだ、僕の方が上ですと敵意剥き出しで言ってきます。
するとそこに、頼重の子である時継が現れます。
時継に見られないように、引っ張っていた髪をぱっと話す子供。
時継はその子供を、息子の頼継だと紹介してくれました。
時継の前では、人が変わったように良い子になる頼継・・・。
頼継は時行の手をとり、頼重のところに行こうと引っ張っていきます・・・とても可愛らしい笑顔で・・・。
しかし、地味に歩きながら蹴りを入れてくる頼継・・・。
それから、時継に気づかれないように・・・神と北条どっちが上か白黒はっきりさせてやると時行に言ってきます。
その頼継の顔は、完全にイキった顔です。
頼継は、どうしようもなくヒネている子供なのでした・・・!
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逃げ上手の若君44話ネタバレ最新話確定!戦には負けたが結束力を強めた諏訪神党!そして、頼重の孫登場!の感想
戦には負けてしまいましたが・・・結果、諏訪神党の結束は固くなって頼重の思惑通りですね・・・!
あんなにふざけた感じなのに頼重すごい・・・。
頼重の孫の頼継が登場しました!これまた、いい感じにヒネてますね・・・!
次回も楽しみです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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