【前回のあらすじ】
恋人になった楓と塩谷は2人でラブラブの時間を過ごしました。
そんな中、塩谷は溝口から楓の仕事が遅いという話を聞き、引き継ぎが上手くいっていないのではないかと話します。
溝口は仕事一筋な臼田が引継ぎをしているため、それはないと思いつつも、楓の引き継ぎ資料を確認するのでした。
キスでふさいで、バレないで。8巻ネタバレ
溝口は楓の席に座り、資料をチェックし始めました。
楓はまだ仕事が残っているため、溝口に声を掛けようとしますが、彼は静かにしてろと一蹴。
そんな彼の行動におろおろしてしまう楓。
そこへ塩谷がやってきて、溝口の頭を紙ではたきました。
塩谷は怒る溝口を無視して、楓に声をかけます。
すると溝口は塩谷に、楓を連れてご飯でも行ってきてほしいと指示しました。
いつもなら泣いて喜ぶ提案でしたが、楓はまだ仕事があると困惑します。
しかし溝口は今やっているところなら自分でもできるので、やっておくと話し、もう帰れと彼女に命令しました。
塩谷は承諾し、戸惑う楓を引っ張って会社を出ていきました。
楓は自分の仕事なのに溝口に負担をかけてしまったのが申し訳ないと話します。
すると塩谷は実は自分が溝口に、楓のことを頼んだのだと伝えました。
それを聞いた楓は、溝口が最近話しやすくなったのは、塩谷のおかげだったのだと気づきます。
塩谷はごめんねと謝りますが、楓は謝ることなんて何もないと否定し、いつも塩谷や溝口に助けてもらってばかりで、感謝の気持ちをどう伝えればいいか、分からないくらいだと話します。
何もしてないし気にしなくていいと塩谷は言いますが、楓はそういうわけにはいかないと否定し、彼にご飯をご馳走させてほしいと要求。
何か食べたいものはないかと楓が尋ねると、塩谷は「卵焼き」と答えました。
楓は居酒屋を提案しますが、居酒屋の卵焼きは甘くないからダメだと拒否する塩谷。
そこで楓は甘い卵焼きを自分が作ると提案し、塩谷と共に自分の家に向かいました。
そして楓は塩谷に料理を振舞いました。
塩谷は卵焼きを食べ、すごく美味しいと褒めます。
楓はとても照れながら、塩谷と溝口は普段料理しないのかと尋ねます。
2人とも料理はしないらしく、外で食べるか弁当を買うかの2択しかないのだとか。
その後、ご飯を食べ終わった塩谷は美味しかった、ありがとうと言って、楓の頭にぽんと手を置きました。
楓はとてもキュンとして、胸を抑えます。
すると塩谷は使った食器を流し台に持っていきます。
楓は慌ててお皿は自分がやると言いますが、嫌だと拒否し、洗剤を手に取る塩谷。
しかし楓は、お客さんにそんなことをさせるわけにはいかないと言いながら、洗剤を奪いました。
そして楓は塩谷にくつろいでいてほしいと指示し、食器を洗い始めます。
ところが、塩谷は背後から彼女の腰に手を回し、ピタッとくっつきます。
楓は赤面しながら、やりにくいと言いますが、言われた通りくつろいでいるのだという塩谷。
さらに塩谷は楓の耳や首筋にキスをしたり、舐めたりし始め、楓が嫌がってもやめてくれません。
ひょっとして何か怒っているかと楓が尋ねると、塩谷は少しムッとした顔で「うん」と頷きました。
「俺はお客さんじゃなくて彼氏」
そういって、塩谷は楓の唇にキスをしました。
そして塩谷は楓の持っている食器洗いスポンジを没収し、気を遣いすぎているから些細なことでも、もっと甘えていいと告げます。
そんな彼の言葉に感謝する楓。
それから塩谷と楓はそのまま台所でセックスを始めました。
一方、引き継ぎ資料をチェックしていた溝口は、明らかに情報が抜けていることに気づきました。
臼田の手伝いをしていた頃に見た部分がなく、彼が作った資料も抜けているようです。
楓は代わりの資料を一から調べて作り直そうとしていたらしく、ミスを出さないように、彼女が一人でずっと頑張っていたことを察する溝口。
そして溝口は「嘘だろ臼田さん・・・」とつぶやくのでした。
キスでふさいで、バレないで。8巻感想
気を遣いすぎる楓への塩谷の行動が優しくて、少し怒っているのも可愛かったです。
そして溝口が臼田の引継ぎの情報が抜けていることに気づきました。
この後どんな展開になるのか、とても気になりますね。
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