【前回のあらすじ】
溝口から学生時代の塩谷の話を聞いた楓。
塩谷は普段クールですが、気が利いて親切な性格なので学生時代は勘違いする女子が続出し、修羅場になったこともあるようです。
そのため塩谷に優しくされても勘違いするなと溝口に忠告された楓ですが、完全に自分のことだと感じました。
そして慢心せずにもっと努力しなければと考えた楓ですが、気合いが空回りしてしまうのでした。
キスでふさいで、バレないで。10巻ネタバレ
楓は塩谷からの好感度アップを狙うため、甘いもの好きな彼にケーキを作りました。
少しずつでも努力して、いつかは自慢の彼女になると決意する楓。
そして楓は塩谷に「好き」と言ってもらいたいと考えます。
実は付き合ってるのかという質問に「うん」と答えてくれただけで、まだ好きだと言われた記憶がありませんでした。
その時、家のチャイムが鳴ります。
楓が玄関の扉を開けると、そこに眼鏡姿の塩谷が立っていました。
初めて見た眼鏡姿の塩谷のカッコよさに動揺してしまう楓。
佐藤さんのケーキを食べられると聞いたから来たのだという塩谷ですが、楓は半端なものを持ち出したら逆に好感度が下がるかもしれないと不安になります。
しかし塩谷はケーキを美味しいと絶賛し、おかわりを要求しました。
喜んでもらえてよかったと安心する楓。
そして楓は塩谷がケーキを食べている姿をじっと見つめます。
そんな彼女に、どうかした?と尋ねる塩谷。
すると楓は「塩谷さんの写真を撮ってもいいですか?」と頼み、塩谷はそれを承諾しました。
そして楓は塩谷の姿をスマホで撮影して喜び、毎晩眺めようと考えます。
しかしその直後、塩谷は無言で楓を撮り始めました。
今の絶対変顔だから消してほしいと慌てて要求する楓ですが、嫌だと拒否する塩谷。
楓が写真を撮るならもっとちゃんと撮ってほしいというと、塩谷は「分かった」と返しながら、彼女の肩を抱き2人の2ショット写真を撮りました。
塩谷は満足げに「うん、可愛い」とつぶやき、楓は突然の出来事に赤面して言葉を失います。
もっといろいろアピールして塩谷の好感度を上げるつもりでしたが、楓の方がドキドキさせられていました。
塩谷をドキドキさせるのは、ハードルが高いと感じる楓。
その時、ケーキのおかわりを持っていこうとした楓は足を滑らせて、転んでしまいました。
すると塩谷は咄嗟に彼女を抱き止めます。
その際、楓は塩谷を押し倒すような形になりましたが、以前にも彼を押し倒したことがあるのを思い出します。
そして塩谷に「好きだ」と言われたことも思い出し、赤面する楓。
すると塩谷は、前にもこんなことがあったね、あの時好きだと言えてよかったと言いました。
そんな彼の言葉を聞き、今の記憶は本当だったのだと実感した楓は、涙を流し始めます。
楓は塩谷と付き合っているのが夢のようで信じられず、付き合う前に色々あったから責任を感じて付き合ってくれているのではないかと酷いことを考えていたと謝ろうとします。
しかし塩谷は不安にさせていたならごめんと、楓より先に謝りました。
そして塩谷は楓をずっと好きだと改めて告白。
楓は好感度を上げるために頑張ろうと思っていたことを打ち明けますが、塩谷はそんな努力必要ないくらい好きだと言います。
さらに楓は自分ばかりドキドキしていると話しますが、塩谷は「・・・俺もだよ」と言いながら、彼女の顔を自分の胸に引き寄せて心臓の音を聞かせました。
すると塩谷の心臓の音がドクンドクンと聞こえ、ドキドキしているのが分かりました。
そして塩谷は楓にキスをし、身体を触り始めます。
楓のお尻に塩谷の下半身が当たり、彼が興奮しているのが伝わりました。
楓は今日は自分が頑張る日なのだと思い出し、塩谷を気持ちよくしたいと意気込み、彼のベルトを外します。
しかし塩谷は一緒に気持ちよくなろうと提案。
楓は塩谷に馬乗りになり、お互い下着の上から下半身をこすりつけます。
塩谷が感じてくれているのを見て嬉しくなる楓。
そして2人はお互いへの気持ちを再確認しながら抱き合いました。
その後、塩谷が帰宅すると溝口が楓の引き継ぎに不備があったことを伝えます。
しかしそれは不備ではなく、臼田がわざと教えなかったのだと断言する溝口。
明らかにデータは足りておらず、引き継ぎしているところを誰も見ていないという証言もあるのだとか。
溝口はこのことを楓に伝えなければならないのですが、臼田に世話になったので肩入れしてしまうかもしれないと言います。
そのため、塩谷に同席してほしいと溝口は頼むのでした。
キスでふさいで、バレないで。10巻感想
塩谷はクールに見えて意外とドキドキしていたようですね。
好感度を上げるために頑張る楓が健気で微笑ましいです。
そしていよいよ臼田の引き継ぎ問題を楓に伝えるようですが、どんな展開になるのか楽しみです!
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