- 趙軍三十一万VS秦軍十四万という、かなり不利な状況で開戦してしまった趙北部での戦い・・・。
- 右翼飛信隊でも左翼楽華軍でも開戦直後から、かなり苦戦しています。
- 通常であれば平地戦では、圧倒的兵力差のある戦いは行われません。
- 兵力差も地の利も練り込まれた策も敵側に分がある場合勝ち目がありません・・・。
- 秦軍にとっては、そんな絶体絶命のような戦いが突然はじまってしまった状態なのでした・・・。
- 正面に配置されていた壁軍は、横陣が崩壊してかなり敵に押し込まれてしまっていました。
- 部下たちに逃げるように言われても逃げずにとどまり何とか立て直そうとする壁でしたが、間一髪のところで命を救ってくれたナジャラ族にそのまま連れ去られて無理やり後退させられます。
- 左翼楽華軍でも、蒙恬が次々にくる報告を聞きながらどんどん指示を出して何とかギリギリ戦っていました。
- しかし、何か李牧の想定外のことをしないとこのまま苦しい戦況が打破できない状況ですが、策を考える余裕もない状況です・・・。
- さらに、苦しい状況は右翼飛信隊でも変わりませんでした。
- 李牧は、圧倒的兵数の差でそのまま圧殺する作戦のようです。
- 桓騎本陣に、各隊の厳しい状況の報告は届いていましたが何もしようとしない桓騎・・・摩論が発狂しています。
- かなり苦戦している飛信隊でしたが、信は馬に乗り少し高くなっている場所から戦況を確認していました。
- 飛信隊は、右翼の壁の役目を捨てて移動すると言う信・・・軍師である河了貂を筆頭に、その信の指示を聞いた飛信隊のみんなは驚愕しているのでした・・・!
前回の内容を忘れてしまったという方は、ぜひこちらの記事をお読みください。

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目次
キングダム717話ネタバレ最新話確定!常識破りの動きをする飛信隊!!飛信隊が向かった先とは・・・!?
信の目
右翼に配置されていた飛信隊でしたが、その右翼の壁の役目を捨てて移動するように指示する信。
必死に戦っていた飛信隊のみんなは、信の指示を聞いて驚きます。
飛信隊が担当している右翼の壁がなくなれば、桓騎本軍の右脇が丸裸になります。
河了貂がすぐにそのことを指摘しますが、信は援軍を送らない桓騎を守る必要はないと返します。
桓騎が右翼に援軍を送ってこないのは送っても意味がないと思っているからだろうと言う信の話を聞いてハッとする河了貂。
李牧にはめられた今の形のままでは何をやっても生き残れないと言う信に河了貂も同意しますが・・・まだ煮えきりません。
信は、そんな河了貂に「飛信隊隊長の将軍李信」の目を信じろと言います。
冷静で落ち着いており真剣な様子の信を見て覚悟を決めた河了貂は、信の指示に従うように!と号令をかけます。
信は、沛浪と飛麃・楚水隊に殿を頼むと乱戦を解いて自分についてくるようにと素早く指示を出します。
戸惑いながらも信の指示に従う飛信隊のみんな・・・。
異変を感じとる李牧
丘の上から各戦場の様子を確認していた李牧は飛信隊の気配が変わったことに気づきます。
飛信隊が何か動いてくるだろう・・・と感じ取る李牧。
李牧の周りにいる部下たちは全く異変に気づいていません。
桓騎本陣
桓騎本陣でも飛信隊の妙な動きに気づいていました。
陣形がボロボロになっていく飛信隊を見て困惑する摩論。
混乱している摩論に桓騎が自分達で崩しているんだろうと助言します。
すると、ちょうど飛信隊が乱戦を解いて移動しはじめます。
信が先頭で飛信隊のみんなを先導しています。
摩論は、その様子を見て飛信隊が右翼の戦いを放棄して逃げ出したと勘違いします。
飛信隊の動き
飛信隊の相手をしていた趙左翼の兵たちも飛信隊が逃げ出したと思っているようです。
陣形を崩して移動し出した飛信隊を見て考え込む李牧・・・。
桓騎本軍と中央前衛の壁軍の間に向かって移動する飛信隊に、ナジャラ族に無理やり退がらさせられていた壁が気づきます。
先頭を走る信の姿に気づいた壁は、信が自分の軍を助けに来てくれたと勘違いして名前を呼ぼうとします。
しかし、信は壁のところでは止まらずに中央もそのまま走りぬけていきます。
その信の行動に取り乱す摩論と面白そうに笑う桓騎。
・・・・・・・。
そして、飛信隊の行き先に気づいた李牧は驚いている様子です。
飛信隊の行き先
右翼から中央を走り抜けて飛信隊が向かった先は・・・なんと!右翼とは真逆の左翼楽華軍のところでした・・・!
右翼にいたはずの飛信隊が来たことに気づいた蒙恬は、もちろん驚きます。
左翼に着くと信は、誰もが驚くなか次々指示を出して楽華軍の援護をはじめます。
いきなり現れた飛信隊に驚いて対応しきれていない様子の趙軍。
右翼にいた飛信隊は持ち場である右翼を勝手に放棄して、中央前衛の壁軍の後ろも素通りし・・・対極にいた左翼楽華軍のところまで移動してきました。
この移動は常識破りな大移動であり、さすがに敵も非常識すぎて混乱しています。
李牧の描いた局面の外
蒙恬と合流する信・・・蒙恬は飛信隊の常識破りな動きが河了貂の発想ではないことにすぐに気づきます。
信は、この移動は自分の独断であるが・・・こうするしかなかっただろうと蒙恬に同意を求めます。
火を左翼で起こそうと考えている様子の信は、火から炎と成せるかは自分達次第だと話します。
当たり前のように話す信に蒙恬の部下は戸惑っていますが、蒙恬はすぐに信に同意します。
飛信隊が左翼に来たことにより左翼の戦力は一気に倍化しました。
それは、この全方面劣勢の中に秦軍に優勢な場所が生まれたことになります。
しかも、信の常識破りの行動により生まれたこの状況は・・・李牧の描いた局面にもないもののはずです。
桓騎本軍の右脇腹を無防備にするというありえない発想だからこそ李牧の考えの外をいくと言う蒙恬と河了貂。
驚く李牧・・・
飛信隊の動きを見て驚いた李牧は、まるで麃公と戦っているようだと呟きます。
信の動きに驚かされはしましたが、李牧は飛信隊のいなくなった右翼側から遠慮なく桓騎本軍を攻めるようです。
飛信隊の動きは今の悪い流れを断ち切る糸口になるかもしれませんが、秦軍が厳しい状況なのは未だ変わらないのでした・・・!!
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キングダム717話ネタバレ最新話確定!常識破りの動きをする飛信隊!!飛信隊が向かった先とは・・・!?の感想
信の動きを眺めている時に桓騎だけが面白そうにしていたのが印象に残りました。
信の行動で少し流れが変わる糸口ができそうですが・・・依然、秦軍は苦しい状況ですね・・・。
特に桓騎本軍の右側が気がかりなところです・・・。
続きが気になります!次回も楽しみです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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