- 閼与(あつよ)を攻め落とした王翦軍たち連合軍は、現在二択を迫られている状態であり、信たちも緊急軍議に招集されます。
- 二択のうちの一つは、王翦軍がある程度回復するまで全軍で閼与(あつよ)に待機するという作戦で・・・
- もう一つが王翦軍だけ閼与(あつよ)に待機して、他の軍は予定通り北上し北東部連合軍と合流後宜安(ぎあん)を目指すと言う作戦です。
- 二つの作戦の違いは「時」だと指摘する蒙恬、さらに田里弥が王翦軍が回復するまで全軍で閼与(あつよ)に待機する場合、太原に大軍が駐留することになってしまい、自分達の作戦に趙が気づいてしまうリスクがあると説明します。
- 河了貂は、太原に二十万もいるのなら敵に作戦を気づかれてしまうリスクをとってまで王翦軍の回復を待つより、王翦軍抜きですぐ北上して宜安を攻めたほうがいいと言います。
- 先に出陣するということで意見がまとまり、閼与(あつよ)から出陣した桓騎軍・・・北上を開始します。
- そして、蒙恬の楽華軍、壁軍、飛信隊が参軍しこの三軍も北上します。
- 一方、秦北東部では全城に徴兵令が発令され各城から続々と兵が出陣して太原に集結していました。
- 二十万もの規模の大軍を悠長に太原で作っていては趙に気づかれる恐れがある為、本営の昌平君は事前に対策を考えていました。
- それは、短期間に一気に兵を集めて・・・すぐに太原から東へ出陣させるというもので、秦北東部連合軍二十一万が東へ大移動を始めます。
- 今回の秦北東部連合軍大将は将軍 曹波広(そうはこう)です。
- そして、大軍で進軍している秦北東部連合軍を隠れて狙っている狼孟軍の姿があります。
- 秦北東部連合軍に危機が迫っているのでした・・・!
前回の内容を忘れてしまったという方は、ぜひこちらの記事をお読みください。

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目次
キングダム710話ネタバレ最新話確定!秦北東部連合軍を襲う青歌最強の武将カン・サロ・・・!
兵士たちの危機感・・・
大軍で移動を続ける秦北東部軍。
集められた兵士たちも、北東部軍の人数の多さに驚いています。
噂話をしながら行軍する兵士たちは緊迫感がありません。
おしゃべりをしている兵士たちに隊長の朱角(しゅかく)が、この先で王翦軍と桓騎軍が待っているという作戦を教えます。
六大将軍の二人と一緒に戦えるとわかり、ますます危機感が薄れる兵士たち・・・。
もう勝ったかのような雰囲気になっています。
敵襲
!?
朱角(しゅかく)も一緒になり和やかに話していましが、フッと崖の方を見ると敵兵が一気に崖を駆け降りてきています。
慌てて、左に隊列を組むように指示を出す朱角(しゅかく)。
兵士たちは何が何やら分からない様子で対応できていません。
後方の騒ぎに気づく曹波広(そうはこう)・・・しかし、目視では一体何が起こっているのかいまいちわかりません。
曹波広(そうはこう)があたりを確認していると、すぐ横の崖の上に敵兵のカゲを見つけます。
狼孟軍
崖の上にいたのは、カン・サロ将軍でした。
ジ・アガ将軍が、カン・サロの指示を待ちきれず勝手に攻撃しはじめてしまったと報告を受けています。
カン・サロは、ジ・アガの勝手な行動はあまり気にしていないようです。
狼孟軍の作戦では、大軍の後方はジ・アガで前方がカン・サロの担当のようでした。
後方で暴れるジ・アガに、隊長の朱角が殺されてしまっています・・・。
崖の上の敵影を見てすぐに”狼孟”から来たと気づく曹波広(そうはこう)。
曹波広(そうはこう)は、すぐに味方を鼓舞して指示を出します。
奇襲に動じていない曹波広(そうはこう)の姿に、勇猛な将かただのアホか・・・試してみよう、と余裕な様子で面白がるカン・サロ。
カン・サロたちは、一気に崖をおりていきます。
莊関(そうかん)
邯鄲と宜安の中間地点にある莊関(そうかん)にいる李牧たちの元に報告が届きます。
閼与(あつよ)から北に向かって秦軍が出陣したことと、その秦軍の中に王翦軍の姿がなかったという報告を受ける李牧たち。
カイネたちは、李牧の作戦通りだと喜びます。
李牧の作戦では元々、閼与(あつよ)で秦軍は半分にする予定のようでした。
さらに、狼孟から急報が届きます。
急報は、太原に集結している秦北東部軍が約二十万人ということと、すぐに出陣した秦北東部軍を追って狼孟も出陣するという内容でした。
傅抵(ふてい)は思わず二十万という数に驚きます。
しかし、それも李牧は想定ずみだったようで落ち着いており、馬南慈(ばなんじ)と共に話を進めています。
馬南慈(ばなんじ)は、青歌軍の楽彰(がくしょう)に、狼孟軍の作戦はうまくいくかな?と話をふります。
青歌最強の武将
落ち着いた様子で、難しくないでしょうと返す楽彰(がくしょう)。
楽彰(がくしょう)は、狼孟には李牧のおかげで十分に準備する時間があったと話ます。
さらに、狼孟に入ったのはカン・サロとジ・アガです。
将軍ジ・アガは、青歌一の剛将だといい、一人で燕兵を百人以上殺ったことがありました。
そこに、さらに最も安心感のあるカン・サロもいます。
カン・サロこそ司馬尚(しばしょう)側近衆の筆頭であり青歌最強の武将です。
おされる秦軍
襲いかかってきたカン・サロの軍にあっという間に蹴散らされていく兵士たち。
一気に攻め込まれて、総大将の曹波広(そうはこう)の元まで敵が届きそうになります。
あまりの事態が起こり、狼猛の強さと兵の数に混乱する曹波広(そうはこう)。
そんな曹波広(そうはこう)の前に、カン・サロが現れます。
兵の違い
半年も前から準備を始めていた狼猛軍。
寄せ集めの秦軍とは、兵の練度も士気の高さも比べ物になりませんでした。
さらに、秦軍は前線での秦の攻勢と北部軍の規模の大きさではじめから勝った気でいるような・・・そんな雰囲気がありました。
一方、狼猛軍の方は自分達の参加する作戦に国の命運が掛かっていると言い聞かされて、半年間練兵して挑んできています。
始まる前から勝負はついていたようなものだと話すカン・サロ。
半年前から
半年前からと聞いて動揺する曹波広(そうはこう)。
曹波広(そうはこう)は、半年も前から秦北東部軍が起こり、この場所を通ると読んでいた李牧の事を知り開いた口が塞がりません。
半年も前からこの軍を狙っていたという事実をすぐには受け入れられない様子の曹波広(そうはこう)。
曹波広(そうはこう)は、李牧と見ている軍略の世界が違いすぎて固まっています。
固まる曹波広(そうはこう)に、半年の差が致命傷だと分かっただろうと言うカン・サロ。
李牧が用意した闇の穴
カン・サロは、だから秦軍は敗けると言います。
宜安(ぎあん)は、李牧が作った秦軍を葬るための闇の穴だと話すカン・サロ。
カン・サロは、秦軍は侵攻しているつもりだろうが・・・趙北部の戦いで秦の将軍たちは全員死ぬと不敵に笑うのでした・・・!
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キングダム710話ネタバレ最新話確定!秦北東部連合軍を襲う青歌最強の武将カン・サロ・・・!の感想
秦北東部軍は、一気にピンチですね・・・カン・サロとジ・アガ強い・・・!
李牧も先読みがすごいですが、王翦と桓騎も負けてないと思うのでなんとか李牧に勝ってほしい・・・!!
続きが気になります!次回も楽しみです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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