前回は、くるみが白装束に付きまとわれ、栄治に助けてもらった所で終わりましたね。
その際に、くるみは泣きながら栄治に帰らないで欲しいと懇願。
今回は、そんな二人があの後どうなったのかが明かされます!
それでは「君に届け 番外編 ~運命の人~」5話のネタバレと感想を、さっそく見ていきましょう!
目次
君に届け番外編~運命の人~5話ネタバレあらすじ内容を紹介
前回の内容を忘れてしまった方は、下記にて詳細をご覧頂けます。

コンビニに寄るくるみと栄治
そのままくるみの家に行くことになった二人は、栄治の着替えのためにコンビニへ向かいます。
着替えと歯ブラシを購入する栄治に、くるみは自分はとんでもないことを言ってしまったのではないかと焦っていました。
しかしだからと言って、このまま一人になりたくはありません。
加えて栄治ともっと一緒に居たいとも思っていました。
それはそれで怖いと思いつつ、自分の気持ちも相手の気持ちも、現状の行く末も分からないまま本日何度目かのプチパニックを迎えるくるみ(笑)
このままはしたない事態になってしまうのではいかと思い詰めたくるみは、直接栄治にそういうのじゃないよね?とボカした言い方で問い掛けます。
それに対してとぼけて見せる栄治に、察して!と必死に叫ぶくるみ。
栄治はそんな彼女に笑いながら、今日はいっぱい喋ろうと言葉をかけるのでした。
栄治がくるみの自宅にお泊まり
ようやく自宅に辿り着きましたが、玄関を開けた瞬間にくるみは大事なことを思い出します。
そのまま栄治に玄関で待つように告げたくるみでしたが、散らかっているならむしろ見たいと笑う栄治。
くるみはいつも散らかっているわけではないと反論します。
そのままの勢いで今日はたまたま服が――と言い掛けて赤面するくるみ。
追い打ちを掛けるように、デートだったもんね?と栄治に言われてくるみのキャパシティは完全にオーバーしました(笑)
くるみの意志を汲み取り、五分ほど玄関で待機した栄治はようやく彼女の部屋に入ることが許されます。
くるみのパーカーを栄治が着る!
シンプルで物の少ないくるみの部屋に、少し意外感を出す栄治。
しかしすぐ気を取り直して、くるみに勧められるまま部屋の中央へ座ろうとします。
そこでくるみは、栄治が着替えて寒そうな格好をしていることに気付きました。
バスタオルか何かと探すくるみに、栄治は今くるみが来ているパーカーが入るはずだと指摘します。
くるみが部屋着扱いしていた大きめのパーカー。
自分が一度着たものを着るのは気持ち悪くないか、と栄治に問いますが、当の本人は全く気にしません。
梅のことを気持ち悪く思ったこともないと言われて、むしろくるみが唖然顔。
くるみは自分の気持ち悪い所を、今日のデートで栄治に伝えてきたつもりでした。
隠すこともしなかったはずだと思いながら、栄治に気持ち悪くないと言われたことを何度も反芻するのです。
くるみの思い出たち
栄治はくるみの部屋を観察しながら、卒業アルバムとその隣にあった気味の悪い人形に興味を惹かれます。
特に人形があまりに不気味だったため、思わずくるみに尋ねてしまう栄治。
くるみはその人形を見て、爽子が自分に似せて作ってくれたものだと説明しました。
栄治はその手に人形を取りながら、わが従姉妹ながらパンチが効いてるな……と困惑顔。
しかしくるみは笑顔です。超いらないと言いながらも満面の笑みを浮かべるくるみに、栄治も思わず笑みを零すのでした。
栄治との距離感
くるみは自分の家に爽子以外の人間をいれたことはありません。
家に招きたいほどの友達はおらず、そもそも上っ面の友達を部屋に入れることに抵抗があるくるみ。
なるべく本当の内面や趣味、好みなどを悟られたくないと語る彼女に、栄治は警戒し過ぎだろと呆れ半分、納得半分でした。
周りは全て敵だと言うくるみは、そのまま自然に栄治の隣に座ります。
しかしすぐ間違えた!と思ったくるみは栄治の正面へ移動してしまいました。
それに対し、栄治は自分は敵じゃないだろ?とくるみに問い掛けます。
くるみはそれに心の中で返事をしました。
敵なわけがないと……くるみの本心は栄治をもう信頼しているのです。
くるみの本音
くるみは、栄治の本音が何で、本当は何を思っているのか分からないでいました。
そういうのは本来、ずっと分からないものかもしれないけれど知りたいとくるみは言います。
栄治がどんな人間で、好きなものや、嫌いなもの、細かい部分を知っていきたいと言います。
前回言われた『フラれ慣れている』の言葉の意味も、気になったままでした。
しかし聞いたてみたいことを、言いたくないと言われてしまったら怖くて何も聞けなくなる……こんな風にもやもや思っている自分は面倒臭い女なのだと栄治に打ち明けます。
勇気を出して振り絞った言葉に、栄治は顔を赤くて梅やばい!と言うのでした。
くるみにとっては重い話でしたが、栄治はそれをくるみの本音としてきちんと受け取ってくれます。
くるみにとっての大事な話は、自分にとっての大事な話。
くるみが自分に興味を持ってくれたことを嬉しいといい、過去の恋愛話も面白くないよ?と前置きしながらも話してくれそうにしました。
栄治はくるみに対して自然体でいられる
栄治はくるみといると思ったことしか言わないと呟きました。
栄治の普段は逆なのです。
自分でもなんでこんなこと言うのかなっていう意地悪いことを言ったり、大事なのにわざと傷つけたり。
人の気持ちだって簡単に変えられると思っていたけれど、自分の気持ちすらコントロールできないのが赤星栄治という人間。
栄治は自分自身のことをそう評価していました。
だからこそ、くるみといる時はシンプルで、一緒にいると楽しいと告げるのです。
栄治は梅が好き
改めて、栄治はくるみに告白します。
告白されたくるみは口をぽかんと開けて間抜け顔(笑)
ついこの間会ったばかりなのに!と言うくるみに、栄治は長い時間が必要なのかと問いました。
その上で、じゃあいっぱい会おうと提案します。
くるみは栄治に自分は重たい女なのだということを懇々と説明しました。
しかし栄治は、くるみに困らされたいと笑うのでした。
風早が好きだったくるみ
栄治は、くるみの中学の卒業アルバムを見せてもらいます。
そこで栄治は、爽子の彼氏である風早を見つけました。
くるみが毎日見ていた好きな人。
くるみは自分で、あの頃の私は白装束に爽子の家を教えるくらいのことはしたと語ります。
くるみが爽子が大嫌いでした。
風早から遠ざけるために自分から近付いた、最大の敵。
爽子がうらやましかった。
きつくてもう忘れたかった。
すきな気持ちなど全部忘れてしまえば楽になるのにと、でも忘れたくなくて、反芻して、夢に見て、毎日夢を見ることが怖かったくせに、夢で自分の気持ちが形になるのは嬉しかった。
くるみはこんな自分を心底気持ち悪いと言います。
こんな自分は隠しておきたくて、でももう一人で抱えるのも辛い気持ち。
くるみは自分を正しい人間ではないと言います。
しかし栄治は、全てを聞いた上で自分は梅が正しいから好きなわけではないと告げました。
くるみのつらい気持ちも全部、自分が受け止めて許すと言ってくれたのでした。
それを受けて、くるみはまた涙を零すのです。
次回「君に届け 番外編~運命の人~」6話に続きます。




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君に届け番外編~運命の人~5話ネタバレ感想
今回はくるみの本音が聞けた回でしたね。
爽子のライバルであり、風早のことが好きだったくるみの裏側。
くるみが抱えていた苦悩を垣間見て、そしてそれを救ってくれる人がいるという事実に安心しましたね。
栄治はどんどんくるみの心を開いていきます。
このままくるみちゃんが素直になって、栄治と心を通わせられるようになればいいですね!
以上、「君に届け 番外編 ~運命の人~」5話のネタバレと感想をお送りしました!
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