- トガヒミコを麗日と蛙吹に任せて奥渡島を飛び出す緑谷。
- 緑谷が奥渡島から離れたことを確認した麗日と蛙吹は、トガヒミコと対峙します。
- 麗日は、迷いを消して覚悟を決めてトガヒミコとの戦いに挑みます。
- 一方、神奈川県神野区グランド・ゼロ・・・オールマイトの石像が炎に包まれています。
- その火の海の中に立っているのは、荼毘です。
- 異常な炎の熱さでエンジンがダメになってしまう為に、荼毘に近づけずにいる飯田・・・。
- 荼毘に近づけているのは、轟とエンデヴァーのサイドキックの三人だけの様です。
- エンデヴァーのサイドキックの、「オニマー」、「キドウ」、「バーニン」はエンデヴァーの過去を知ってもそれぞれにエンデヴァーへの変わらない思いがあるようです。
- 「環境を変えたい」や「壊したい」など黙認されてあちこちに蓄積されてきた歪み・・・超人社会の限界が自分達だと話す荼毘。
- そして、自分が荼毘になった経緯を教えてくれると言う荼毘の表情は狂気の笑みを浮かべているのでした・・・!
前回の内容を忘れてしまったという方は、ぜひこちらの記事をお読みください。

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目次
僕のヒーローアカデミア350話ネタバレ最新話確定!荼毘が生まれた日・・・!自分の身体をも焼き尽くす怨嗟の炎・・・!!
警察署
警察署の奥の扉・・・そこに殻木が収容されていました。
明らかに減っている警察署の警備に気づいた殻木は、もうAFOとの戦いがはじまっているのだろうと予想します。
ゴリさんに喋るなと注意されても一人で話し続ける殻木。
殻木は、この日の為に歪みを持って生まれた種を探し求めてきたと呟きます。
死柄木を筆頭とする、器たり得る歪みの種たちです。
11年前
ーー11年前・・・瀬古杜岳(セコトたけ)。
ゴォォォォォ・・・・
ものすごい炎に包まれてあたりの木々を焼き尽くしながら苦しみ回っている人物がいます。
炎を撒き散らして苦しんでいる人物は、荼毘になる前の燈矢のようです。
炎を発している燈矢自身も誰だかわからないほど黒焦げになりながら苦しんでいます。
苦しんで必死に走り回る燈矢は、視界の先に水辺を見つけます・・・。
水辺にたどり着いた様子の燈矢は、丸焦げで辛うじて息をしているようでした。
燈矢を包んでいた炎は消えますが、あたりの森は炎に包まれたままです。
そこにAFOであろう人物がやってきます・・・。
燈矢もまた歪みを持って生まれた子供の一人でした・・・。
目を覚ました荼毘
燈矢は、ベッドの上で目を覚まします。
肌につぎはぎの部分があるように見えますが、黒こげだった状態からしたらかなり回復しているように見えます。
身体を起こしてあたりを見回す燈矢・・・そこは保育園のような施設のような子供用の部屋に見えますが、燈矢には見覚えがない場所のようです。
燈矢が目を覚ました事に気づいた他の子供たちが「先生」を呼びに行きます。
子供たちにここはどこなのかと聞く燈矢・・・自分が出した声に本当に自分の声なのかと違和感を感じます。
色々なことに動揺している燈矢に、ここはみんなの家で燈矢は3年の間眠っていたと他の子供たちが教えてくれました。
瀬古杜岳から記憶がない燈矢は混乱しますが、すぐに自宅に帰らなければ!と思い出します。
しかし、そこにやってきて先生は自宅に帰ってはいけないと言います。
先生は、ここでみんなと新しい家族になって暮らしていかなきゃいけないからだめだと言います・・・。
燈矢は、必死にきっと父親が心配してくれているから・・・と訴えます。
元には戻らない・・・
すると、パソコン画面から声がして帰ることは叶わないと言われます。
パソコン画面は真っ暗ですが、話しているのはAFOだと思われます。
燈矢の焼け落ちた身体の修復はかなり困難で、欠損部分を再生組織で補っており顔は別人になっていました。
奇跡的に生き延びた燈矢でしたが、以前のような力は出せないし、各器官の損傷、痛覚などの体性感覚の鈍化・・・燈矢の体はもう元には戻らない状態でした。
そこまで説明を聞いた燈矢は、かなりショックを受けて絶望している様子です。
そんな燈矢にAFOは、自分なら燈矢の炎を元通りにできるかもしれないからここでみんなと家族になって教育を受けてみないか?と誘います。
しかし、燈矢は自分は他の人間から教えを乞う気はないと言って跳ね除けます。
魔王の器のスペア
みんなの家に火をつけて逃げ出す燈矢・・・。
導いて育てるには燈矢はすでに育ちすぎており、また・・・爛れすぎていました。
全てを支配する男AFOでさえ、燈矢の父親への執着には付け入ることができませんでした。
死柄木に何かあった時の保険としてつくられていた魔王の器のスペア・・・荼毘は、そんなスペアの一つであり失敗作でした。
怨嗟の炎
施設から逃げ出した燈矢を殻木たちは放っておきました。
なぜなら、燈矢の身体は目が覚めて動き出してしまった以上一月も持たないはずだったからです。
しかし、燈矢は荼毘となって戻ってきました。
殻木は、荼毘がなぜ生きているのか、なぜ戻ってきたのか・・・荼毘の真意知りたくて二人になる機会をつくりました。
荼毘は、殻木が自分を生かしたことや本来自分のことをどうしたかったのかの察しはついているようでした。
荼毘は、戻ってきたのは葬式にちょうどいい場所だったからだと言います。
そう話す荼毘の一瞥は全てを物語っていました。
荼毘の一瞥を見てゾッとする殻木・・・。
荼毘は、その死に征く体をただただ怨嗟の炎だけで踏み止まれせてきたのでしたーー。
荼毘が生まれた日
神野区グランド・ゼロ・・・対峙する轟兄弟。
荼毘は、何か変わっているかもしれないと一縷の望みにかけて家に帰ったと話します。
自分を生んだ意味を見たくて帰った燈矢が見たものは、仏壇に飾られた自分の遺影と3年前と変わらない光景でした。
変わらず轟に無茶な稽古をつけている父親の姿です。
その光景を目にした燈矢は、自分は失敗作で意味なんかなかったと思い知らされたのでした。
色々と限界を超えた燈矢は、自分を形づくっていたものが反転していきます。
それからずっと自分の身が爛れて剥がれ落ちても炎を鍛え続けた荼毘・・・。
一縷の望みにかけて家に戻った日・・・自分の遺影が飾られた仏壇に手を合わせた日・・・その日燈矢は死んで荼毘が生まれたのでした。
死へ向かう熱・・・
熱とは、万物が生じ動くことで生まれるエネルギーです。
悠久の時を生きようとするAFOには持ちえぬ熱・・・只ひたすら死へと向かうための熱・・・そんな魔王すら見放した偏執狂の死炎を纏う荼毘。
荼毘のその熱でオールマイトの銅像が溶け出しています。
そんな高温の炎なのでもちろん荼毘自身も焼け爛れていっています。
自分の命を燃やしてエンデヴァーの大切なもの全てを焼き尽くすことが、自分の生まれた証だと言う荼毘・・・。
そして、そんな兄を止めるために荼毘の前の立ちはだかる轟なのでした・・・!!!
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僕のヒーローアカデミア350話ネタバレ最新話確定!荼毘が生まれた日・・・!自分の身体をも焼き尽くす怨嗟の炎・・・!!の感想
荼毘の執着度がすごいですね・・・。
燈矢が歪んでいった過程が悲しかったです・・・。
荼毘が自分自身を焼き尽くしてしまう前に救ってあげてほしいです・・・。轟頑張れ・・・!!!
続きが気になりますね!
次回もめちゃくちゃ楽しみです!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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