- 尾形と杉元が対峙していた頃・・・ずっと列車の屋根の上にいた鶴見中尉は、一両目の車両の中に移動していました。
- 鶴見中尉は、アイヌの権利書を交渉材料に場合によっては「文句があるなら北海道の土地を外国に売る」と中央を恫喝して満州で再び力を蓄える気でいるようです。
- 背後から杉元に突き刺された尾形は、銃剣の剣を外してすぐに反撃します。
- 取っ組み合いになり杉元に組み伏せられて刀を振り下ろされた尾形は、銃で刀を受け止めます。
- 拮抗状態のまま上下を入れ替わりながら転がっていた二人でしたが、杉元の背負っていた荷物に噛み付いたヒグマが杉元を引っ張ります。
- ヒグマに引きずり下ろされないように耐えていた杉元を、銃を構えて見下ろす尾形。
- そこに、アシリパが駆けつけ・・・覚悟を決めたアシリパが尾形に毒矢を放ちます。
- 毒で息が荒くなり冷や汗をかく尾形・・・鼻血も垂れ流れています。
- 和泉守兼定で腹を割いて毒のついた矢尻を取り出そうとする尾形。
- そして、光が失われた真っ黒な目のアシリパは毒矢を構えて引くのでした・・・!
前回の内容を忘れてしまったという方は、ぜひこちらの記事をお読みください。

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目次
ゴールデンカムイ310話ネタバレ最新話確定!勇作とアシリパを重ねていた尾形が気付かされたもの・・・!
尾形の罪悪感
体の中に残ってしまった毒のついた矢尻を和泉守兼定で取り出そうとしている尾形。
アシリパは、尾形の方に向けて矢を構えたままです。
矢尻を刀で取り出した尾形は、アシリパの方に向けて銃を構えます。
慌ててアシリパを伏せさせる白石。
しかし、尾形の目の前に勇作の亡霊が現れて尾形の動きが止まります。
杉元は、いきなり誰もいない方に向かって文句を言い出す尾形の姿に戸惑います。
アシリパも矢を構えたまま様子を伺っています。
冷静なもう一人の尾形が現れて、勇作は悪霊なのかな?と尾形に問いかけます。
今までアシリパに銃を向けるたびに勇作の亡霊が出てきて邪魔をしてきました。
冷静な尾形はアシリパと勇作を重ねていると指摘してきます。
混乱する尾形にさらにたたみかけるもう一人の尾形・・・尾形に勇作の亡霊が見えることが意味するものと目を合わせようとせず向き合おうとして来なかったと指摘してきます。
混乱する尾形は勇作の亡霊の方をみます。
すると、はじめて勇作の亡霊の顔が見えます。
尾形が今まで向き合おうとしなかったこと・・・それは罪悪感でした。
錯乱する尾形
自分の罪悪感に気づいた尾形でしたが、すぐに否定します。
毒のせいで幻覚を見ていると自分に言い訳する尾形。
そんな尾形に陸軍に入隊した頃の尾形が、自分を愛してくれたのは勇作だけだからと言います。
殺したことを後悔はしていないと言い返す尾形。
すると、次は父親を殺した時の尾形が出てきて・・・罪悪感があるってことは自分は愛情のある親が交わってできた子供ってことじゃないか?と問いかけてきます。
すぐに否定する尾形・・・今度は子供の尾形が問いかけてきます。
愛があるか知りたくて母親を殺したのに・・・意味がなかったてこと?と問いかける子供尾形。
アシリパは、矢を構えるのをやめています。
錯乱して一人で喋り続ける尾形・・・目を失った尾形が自分は欠けた人間にふさわしい道を選んできただけじゃないか・・・?と問いかけてきます。
現実を突きつけてくる過去の自分達を必死に否定し続ける尾形。
勇作とアシリパ
しかし、過去の尾形は容赦無く現実に向き合わせてきます。
尾形が無意識に勇作と重ねて見ていたアシリパが尾形の中にあった罪悪感に気づかせました。
それでも、罪悪感など存在しない!これ以上考えたら負ける!と必死で抵抗する尾形。
・・・・・・・・。
!!!!
必死で抵抗し続けていた尾形でしたが、静かになります。
静かになった尾形は、銃を自分の左目に向けて構えていました。
それから引き金に和泉守兼定を引っ掛ける尾形。
杉元、アシリパ、白石も驚きます・・・。
祝福されて生まれた子供・・・
尾形の後ろから抱き込むように手を回して尾形の構えている銃に手を添える勇作の亡霊は、尾形は祝福されて生まれた子供だと言います。
ドンッ・・・・!!!
銃の引き金を引いた尾形・・・左目が撃ち抜かれて後頭部から銃弾が抜けていきます。
そのまま左側に倒れた尾形は、最後までしっかりと握っていたのか銃を掴んだまま列車から落ちます。
列車から落ちる尾形には、笑い声をあげているような様子の勇作がしっかりとしがみついています。
尾形は右目は義眼で左目は撃ち抜かれてしまっているので表情が分かりにくいですが、口元は微笑んでいるように見えます。
走り続ける暴走列車・・・。
列車の暴走に気づく3人
アシリパは、尾形が列車から落ちた後すぐにヒグマを毒矢でうちます。
ヒグマは、アシリパの毒矢でトドメを刺されました。
尾形のことを考えているのか苦しそうな表情で堪えるアシリパ・・・杉元と白石が心配して声をかけます。
!!?
いきなりガタガタと列車が揺れて驚く三人・・・不思議に思った三人は機関室の方を確認します。
機関室に誰もいないことに気づく白石・・・三人は列車が暴走していることを知ります。
このまま列車が暴走し続ければ函館駅に突っ込んでしまいます・・・。
鶴見中尉・・・
三人が機関室の方を見ていると突然鶴見中尉が外に出てきます。
鶴見中尉は矢筒を斜めがけにして、手には拳銃を持っています。
すかさず毒矢を構えるアシリパ。
アシリパの目は真っ黒で覚悟を決めているような表情に戻っているのでした・・・。
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ゴールデンカムイ310話ネタバレ最新話確定!勇作とアシリパを重ねていた尾形が気付かされたもの・・・!の感想
尾形の最期・・・ちょっと気持ちがカオスで整理できないですね・・・。中々きつい・・・!!
とうとう一人になってしまった鶴見中尉ですが・・・何とも言えない気持ちになります。
みんな苦しい状況続きで・・・心がざわざわします。
結局、次回も気になりすぎます!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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