- 暴走列車の上で鶴見中尉の前の姿を現す尾形。
- 鶴見中尉は、尾形の話を聞いて邪魔ばかりして、引っ掻き回して、私が追い詰められるのを待っていたわけか?と聞きます。
- あなたが満州だの、ウラジオストクだの、アヘンだの、鯉登少尉だの、月島軍曹だの、宇佐美上等兵だの、キョロキョロよそ見ばかりしているからでしょうが!!とめずらしく感情的に言い返す尾形・・・。
- 君を捨てた男も、選ばれたその息子もたいして立派なものではなかった・・・欲しくても手に入らなかったものは、価値など無かったと確かめてやりたいのだと言う鶴見中尉。
- 尾形は、そのとおりです!!やっぱり全部わかってくれてたんですねぇ鶴見中尉殿は!と嬉しそうな顔で言います。
- 一方、暴れ回っている牛山を相手にしていた月島は、牛山から天井にぶち込まれていました。
- 天井を突き破りそうになった月島は、ちょうど尾形が立っている目の前の天井にぶち込まれたようで・・・天井が凹んだ隙間から尾形の姿が見えます。
- 一方、土方と対峙する鯉登は、気合を入れて土方に向かって行きますが・・・逆に反撃されてしまいます。
- ギリギリ土方の攻撃をかわした鯉登は、函館戦争で戦死した最後の侍と・・・剣を交えるなんて妙な気分だと、言います。
- そして、歴史上・・・土方歳三が死んだとされる場所「一本木関門」、現在そこは・・・この列車の終着駅だ!と続ける鯉登。
- 鯉登に歴史のズレを正せるかね?と余裕で返す土方なのでした・・・・!
前回の内容を忘れてしまったという方は、ぜひこちらの記事をお読みください。
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目次
ゴールデンカムイ305話ネタバレ最新話確定!土方対鯉登少尉!そして、暴走列車に新たな乗客が・・・!
土方対鯉登その1
鯉登に突きを繰り出す土方。
鯉登は、持ち前の身体の柔らかさで後ろに反ってギリギリかわします。
土方は間髪入れず攻撃を畳み掛けます。
土方の刀を受けながら、後ろに後退していく鯉登。
土方の攻撃を受け切っていたように見えていた鯉登でしたが、刀の鋒が触れていたようで・・・右肩辺りを負傷します。
今のところ逃げ腰の鯉登・・・。
どこか集中しきれていない様子の鯉登に、迷いがあるのなら今すぐこの列車(戦い)から降りろと言う土方。
鯉登は土方の言葉を聞いて、五稜郭で永倉に未熟だと言われたことを思い出します。
自顕流
ーー鯉登が幼い頃。
鯉登父に自顕流を教わる鯉登。
鯉登父は、全身全霊で一の太刀を打ち込むのが自顕流だと説明します。
それに対し、一の太刀を避けられたらどうするのか?と質問する鼻垂れすぎ小僧の鯉登。
どんだけ鼻水垂らしてるんだ・・・と言うくらい、鼻垂れです。
鯉登父は、避けられた時のことは考えない・・・「受け」は自顕流にはないと答えます。
避けられるかもしれないという迷いを捨てて、死の物狂いで打ち下ろす、と型を見せながら説明する鯉登父。
そして、鯉登父は相手が強い程「迷い」は伝わってしまうと教えてくれたのでしたーー。
覚悟
暴走列車の中・・・、至る所に重傷を負った第七師団の兵士たちが倒れています。
土方歳三という最後の侍を前にして、迷いが消えない鯉登。
鯉登は、薩摩の剣士たちが初太刀に己自身の全生命を賭けたから強かった、ということは理解しています。
しかし、目の前に立ちはだかっている土方歳三という男に対し・・・自分みたいなボンボンの若輩もんが命をかけようが、いくら迷いを捨てようが勝てる相手じゃないと感じてしまう鯉登。
一旦は自分じゃ勝てないと思う鯉登でしたが、・・・皆んなのために、もっと沢山の誰かのために・・・勝たなければ!と奮い立ちます。
覚悟の決まった顔で自顕流の構えをとる鯉登。
・・・・・・・。
土方は、鯉登の中の迷いが消えたのを悟ります。
かかってこいと言って、構える土方。
手榴弾・・・
一方その頃、牛山から天井にぶち込まれていた月島は、さらに列車の壁に投げつけられていました。
列車の壁に投げつけられて、通路に落ちる月島。
全く歯が立たない化け物のような牛山に、全滅させられそうな勢いです。
月島が倒れている向かい側に倒れていた重傷の兵士が、息も絶え絶えになりながら月島にこっそり手榴弾を渡してきます。
日本陸軍開発の手榴弾は、頭部の撃針の部分にショックを与えると爆発する仕組みになっています。
ピィン!ドヒュ!!
ズンズンと進んでいく牛山に、正面から手榴弾を投げつけた月島。
牛山は、真正面からしっかり手榴弾を抱き込みます。
しかし、よく牛山の手元を見ると・・・撃針の部分に当たらないようにしっかり手榴弾を両手でキャッチしていました。
驚く月島・・・すかさず牛山は、手榴弾を投げ返してきます。
月島の頭上の壁にあたり爆発する手榴弾・・・。
ドン!!!
列車内に爆発による大きな衝撃が起こります。
土方対鯉登その2
土方の後方の車両で起きた手榴弾の爆発で、一瞬後方に気をとられる土方。
鯉登が土方に斬りかかってきます。
足下にあった銃剣を器用に足で、動かす土方。
土方が、足で鯉登の方に向けた銃剣の剣は、鯉登の顔に突き刺さります・・・。
それでもそのまま、突き進んできた鯉登は刀を振り下ろします。
ド、ギンっ!!!
鯉登の初太刀を刀で受け止めてしまう土方・・・。
新たな乗客
一方その頃、杉元は2両目に突入しようとしていました。
兵士たちが、2両目の入り口に固まって入れないように入り口を塞いでいます。
杉元は、駅に着くまでに一人でも多く追手を減らそうと考えていました。
1両目では、数名の兵士が車両の後ろの入り口付近に固まっています。
2両目の様子をどうにかやって見ようとしているようですが、中々見えないようです。
そして、兵士全員が2両目の方に気を取られている間に・・・前方の運転室の方の扉から誰か入ってきます。
ガチャとドアの開く音で、一人の兵士が振り返ると・・・そこには大きな熊がいました・・・・!
熊は、興奮しているようですごい声で唸っています・・・!!
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ゴールデンカムイ305話ネタバレ最新話確定!土方対鯉登少尉!そして、暴走列車に新たな乗客が・・・!の感想
土方対鯉登・・・・ついに、鯉登少尉の初太刀を土方が受けてしまいましたね・・・!
どちらにも生き残って欲しいので、複雑な気持ちです!
牛山さんの化け物っぷりが本当にすごいですね!手榴弾をキャッチするなんて・・・無敵すぎです!!
ちびっ子鯉登の鼻垂れ具合と髪型がツボでした!(笑)
次回も気になりすぎます!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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