- 藝大二年生がはじまり、彫刻科に入学した桑名と再会します
- 猫屋敷先生と槻木先生に変わり、犬飼先生と蝶矢先生が新しく担任に加わります
- 八虎は、自分が藝大に向いてないじゃないかと思いはじめます
- そんな時、桑名のおかげで他学科の人と話す機会があり、大学や先生に疑問を抱き始める八虎
- 二年生最初の課題は「500枚ドローイング」と発表されます
前回の内容を忘れてしまったという方は、ぜひこちらの記事をお読みください。

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目次
ブルーピリオド49話ネタバレ最新話確定!二年生最初の課題「500枚ドローイング」!
500枚ドローイングへのそれぞれの反応
犬飼先生から二年生最初の課題が「500枚ドローイング」だと聞き少しざわつく生徒たち。
世田介はこの課題の期間を1ヶ月くらいだと予想して、1日にかく枚数を計算していると・・・
締め切りは2週間だと言う犬飼先生。
当日講評に1分でも遅れた場合、また枚数が500枚に1枚でも達していない場合も課題未提出扱いとなると説明されます・・・。
きねみは、ロールで紙を買いながら・・・二年生最初の課題、スタミナ課題だ!とニコニコしています。
きねみと一緒に紙を買いに来ていた彩乃は、私は気が重いよーと言っています。
八虎は、コピー用紙が一番安いと思い買いに来ていましたが・・・一足遅く売り切れてしまっていました。
すると、奥の方で騒がしくしている八雲がいます。
近くにいたはっちゃんとモモちゃんに事情を聞くと、紙代を浮かせようとチラシの裏面使う気だったようです・・・。
八虎は、課題として提出されている以上「ただ描く」だけじゃダメなんだろうと思います。
でも、500枚も描ける「コンセプト」ってなんだ・・・?と考えだします。
絵から少し離れようと思っていたのにすげー「描く課題」じゃんとか、でも課題に振り回されるのはダメだとか全然思考がまとまらず険しい顔になっていく八虎。
突然モモちゃんが、てか500枚って多いと言い出して、そもそもドローイングってなんじゃ?と聞きます。
八虎もはっちゃんも、そう言われてみると分からんな・・・となっていると、大漁大漁と騒がしくしながら八雲がやってきます。
モモちゃんは、八雲にドローイングとスケッチとかクロッキーは違うのか?と質問します。
八雲は、目的が全然違うだろと返して、「スケッチ」、「クロッキー」、「デッサン」、「エスキース」、「ドローイング」について簡単に説明してくれました。
そして、「ドローイング」は、この5つの中だと一番「自分主体」なやり方だと思うと教えてくれました。
先生たちのそれぞれの思惑
トレーニングをしている犬飼先生・・・
夢崎さんがノックをして部屋に入ると、犬飼先生が何?と言って振り向きます。
犬飼先生の雰囲気に櫻井さんが少し強張りながら、一年生の資料を渡すと、ありがとうございますと言って受け取る犬飼先生。
それから、犬飼先生は一年生の進級制作、はっきり言ってパワー不足でしたねと話し出します。
犬飼先生は、そうっすか・・・と答える夢崎さんに、しかし彼らだけに原因があるとは思いません
槻木先生、盧生先生、猫屋敷先生の責任でもありますと言います。
でも、一年の作品はコンセプトが弱いっすよと返す夢崎さんに、犬飼先生はそれはその通りだと思います・・・と言います。
しかし、ここは油画科ですよ、肉体も精神も創造力も使いすぎると壊れてしまいますが、使わなければ衰えていくもの
ダイヤモンドを削る原石が脆かったら、一つのダイヤモンドすらできませんからね・・・と犬飼先生が言っていると
助手の柴田さんが、トイレが詰まったと言って慌てた様子でやってきて、話は終わりになりました・・・。
悩み迷う八虎
「500枚ドローイング」のコンセプトに悩んでいる八虎。
八虎は、描くなら「人」とか「花」みたいなバリエーションがあるやつがいいと考えます。
「人」には興味があるけど・・・でも正直に今自分が一番関心があるものは「マゲンダー」・・・
と考えながら、何気なくノートに「マゲンダー」の落書きをする八虎。
八虎は、その絵を見て俺こんなに絵下手だったっけ・・・受験の時より下手になってね?と不安を感じます。
考えてみると受験の時は毎日2枚描いてたのに、去年5枚くらいしか描いてないと気づく八虎。
課題に取り組もうとするけどできずにいた八虎は、ふと桑名のことを思い出し見にいくことにします。
アトリエにつくと桑名が集中して作業していました。
その様子を、固まって見ていた八虎に声をかけるフー。
桑名は、驚いた八虎の声で二人に気づきます。
3人で話していると、予備校の時の八虎の話になります。
大葉先生が、いまだに冬季講習にすごい枚数描いてきた八虎の話をすると言う桑名。
桑名は、やっぱ枚数でしか成長できない部分もあるよなーってと言い、予備校の時うちのクラスで一番描いてたの矢口だもんねと続けます。
八雲と八虎
4限があると言って二人と別れた八虎は、そりゃ下手にもなるよな・・・だって描いてないんだからと思います。
アトリエに戻った八虎は、そこで描いていた八雲を見ながら・・・
でもしょうがないじゃん・・・今は500枚描くために考えないとと思っていると・・・
見過ぎ、何?と言って八雲に背中を叩かれます。
八虎は、苦しそうに何でそんなスラスラ描けるんすか···?と八雲に聞きます。
一瞬驚いた表情になる八雲。
少し考えてから、描いてるから?と言います。
それから、八虎は絵を描き始めた時もそんなに考えてたわけ?と聞く八雲。
八雲は、俺は何も考えずに夢中でやってたけどなーと言います。
八虎は、見切り発車したほうがいいってこと?でももっと考えて描かないと・・・とうまく質問を飲み込めていません。
そんな八虎に、なんで?楽しい方がよくない?と言う八雲。
八雲は、考えながら描くことなんてできねーよ、一筆おいたらあとは走るだけと言いました。
描き始める八虎
八虎は八雲と話した後、そそのかされた気分だけどと思いながら電車に乗っていました。
見切り発車で、電車の中にいる人を描き出す八虎。
八虎は、若い人は視線に敏感ですぐこっちに気づくなとか、逆に年配の人は全然気づかないな···とか色々感じながら描いていきます。
描いている途中で、あれ?これでいいのか?と迷い出す八虎。
でも、ダメなら千枚描けばいいと思い直して、描き進めていきます。
それから、なんか描いてる時の方が頭が働いてる・・・いや、これは脳みそが手についてると感じる八虎。
そして、八虎は集中してどんどん、どんどん、どんどん観察して描いていきます。
500枚って、最初から考えて描ける枚数じゃないわという一つの答えに辿り着く八虎なのでした。
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ブルーピリオド49話ネタバレ最新話確定!二年生最初の課題「500枚ドローイング」!の感想
二年生の最初の課題「500枚ドローイング」で、またまた苦しむ八虎でしたが···
ようやく描きはじめることができて良かったです!
八虎が課題で苦しんでいると、自分も課題で苦しんでいる気分になります···(笑)
「ドローイング」とか「クロッキー」とか美術の知識も面白かったです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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