断罪エンドを回避した悪役令嬢!しかしその先にあったのは···
異世界転生したことに3歳の頃に気付き大喜びした悪役令嬢ティナ。
前世でやっていたテンプレ乙女ゲームだっただけでなく、剣と魔法の世界で実家は金持ちの侯爵家。
おまけに子供の時から美人で、攻略対象の弟達はどちらも美形。
双子の兄がジークで弟はアドル。
幸せな家庭に生まれたように見えますが、前述したようにティナは悪役令嬢。
絶対死刑になることが確定しているなら、人間関係改善に戦闘訓練などやるべきことをやるのみ。
因みにティナの属する侯爵家は、魔物からリンデル王国を救った英雄と女神の末裔。
にも関わらず王子の愛する人を、毒殺しようとしたぐらいで死刑にするのか?
ティナは不思議で仕方がありません。
話しはティナの家族に戻りますが、それから時が経ち兄弟は無事にシスコンに成長。
家族仲は大変良好。
その後は王子と婚約し魔法学校へと入学したティナですが、そこから何故か王子との関係が悪化。
王子に無視されヒロインに怯えられるばかりが、ジークとアドルにまで距離を置かれる始末。
そして遂に王子から婚約破棄を言い渡され、ヒロイン毒殺未遂の罪で死刑確定の上に地下牢に閉じ込められてしまいます。
何も悪い事をしていないのに無実の罪を着せられたティナは、せめて苦しまずに死にたいと願いました。
と思っていたら目を覚ました時には、何故か侯爵家が所有する別邸に移動。
ドレスはセクシーな下着に変わり、ベッドに寝かされていたのです。
実はこれにはジークとアドルが関与していて、ティナを連行した者とティナの涙を見てしまった牢屋番を殺害。
ティナの代わりに彼女によく似た魔法人形を設置した兄弟は、その方法でティナを救出しました。
しかし死んだことになっているので、もう別荘からは離れられません。
事の顛末を明かした兄弟は、今まで散々我慢してきたんだとティナの唇と秘部にキス。
催淫魔法の効果もあり膣内はしっかりと湿っていて、ジークの指を簡単に受け入れました。
なんとか体を動かし二人から逃げようとするティナ。
最早今の彼女は満足に逃げる力もありません。
ベッドから転げ落ち絶望するティナに、彼女を手に入れる為に世間的に死んでもらうしかなかったと打ち明ける兄弟。
つまりティナが死刑になるように仕組んだのは、双子ということになります。
但し元々これは侯爵家のしきたり。
今から千年前に女神は子供を産み、天に帰ったと信じられてきた。
実際は侯爵家の先祖が女神の力を奪い、別邸に閉じ込めたのが真実。
女神の魔力は衰えやがて消滅し、彼女は最後の力を振り絞り双子の女の子に子供を産めない呪いをかけました。
けれどどういうわけが男の子には効果がありません。
自分の命と引き換えにかけた呪いだった為、女神は死んでしまいました。
愛していた女神を失い深く悲しんでいた先祖は、女神と瓜二つの双子に永遠の美しさを保つ呪いをかけてしまいます。
先祖の深い愛は代々受け継がれており、必ず双子の男女が産まれて男の子は女神に生き写しの妹を愛する。
血縁関係があるのが唯一の障害ですが、だからこそ双子の兄弟はティナを世間的に殺す必要がありました。
因みに彼らの父親である侯爵は既婚者ですが、妻を愛してなどいません。
妻は思考操作のイアリングで侯爵夫人らしい振る舞いをしているだけで、心の器が空っぽの人形と言っていいでしょう。
父親は今でも病死したはずの双子の妹だけを愛しています。
つまり全てゲームシナリオの通りに物事は進んでいて、ティナの今までの努力は全て無意味。
双子の兄弟はやっと待ち望んでいた日が到来したと喜び、早速ジークの巨大な性器がティナの中に侵入。
ジークは何度も腰を動かし、これまで溜まった分を一気に放出!
そしてアドルも負けずにティナとドッキング。
後ろから遠慮なく犯していました。
それからのティナは双子によって日常的に犯され、問答無用で開発されていきます。
特別に作らせた触手魔法生物も必要に応じて加わり、ティナの秘部は洪水状態。
触手でイカされた後にジークとアドルに犯され、ティナは彼らの奴隷。
二人が結婚すれば自分のことを放っておいてくれるのでは?
そう僅かに期待していたものの、数年後に既婚者となり子供が出来た双子は尚もティナを求め続けました。
妻は子供を産む道具、母親と同様に魔法で侯爵夫人らしい振る舞いをするよう操作しているから関係ない。
ジークとアドルが愛しているのはティナだけです。
一応きちんと説明してあげながら、例の触手にサポートさせ双子は激しくティナを犯し狂わせていきます。
ティナの脳裏に浮かんだのは謎の鎖と、自分と同じように屋敷に閉じ込められ天に帰れなかった女神達。
果たして彼女達は幸せだったのだろうか?
いいえそんなはずはない!
でもゲームの世界に転成して死ぬ運命だったのが、今はこうして大好きなキャラに愛され生きています。
ティナはただひたすら自分を愛してくれる双子の兄弟の愛を、受け入れてあげようと思いました。
二人が頭のおかしい存在なら、この異常な状況を楽しもうとしている自分もそう変わらない。
事実今のティナの心は淫魔のように変わり果てています。
どんな形でも二人に愛されているならそれで良い。
三人の果てることなき歪んだ関係は永遠に···。
狂愛の鎖~悪役令嬢に転生したら兄と弟に犯されました~転成ヒロインは歪んだ愛を受け入れた!?の感想。
よくある悪役令嬢ものですが、侯爵家が特殊な家系で代々女神に似た双子の女の子が産まれ、双子の兄は女の子を愛するという設定はなかなか斬新です。
事の発端は侯爵家の先祖が女神を愛してしまったからですが、呪いの効力がずっと子供に受け継がれてきたなんて、余程先祖の呪いは強力なんですね!
永遠の美しさを保つ代わりに、定められた運命からは逃れられない。
なんとも残酷な結末で主人公が少し可哀想に感じました。
しかし双子が歪んだ愛とはいえ、日常的に自分だけに愛を注ぎ込むなかでティナは変わっていきます。
果たしてハッピーエンドと言えるのかは微妙ですが、暗い雰囲気と主人公の心境の変化がよく描かれていました。
またなんと言っても激しいエッチが本作の一番の見所。
妖艶なボディを揺らしながら、双子に体を開発されていく場面からは目が離せなくなるはず。
柔らかそうでエロいティナの体が敏感に反応するところと、双子兄弟の逞しいほどの筋肉質な体。
とにかくエロい作品が見たいという方は、是非御一読を!
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